テキストエディタ

UNIXでviエディタを使い慣れていたのでLinuxでもviエディタを使っていましたが、Windowsを使うようになって標準でインストールされているメモ帳やワードパットでは不便です。

そこで、文字コード変換ができるという点と正規表現をつかった検索ができるということでサクラエディタを使用していました。

Webアプリ開発というと大げさですが、複数のファイルを参照しながらつじつまがあうように修正していく作業では、それぞれのファイルをウィンドウではなくタブで開いてくれるほうが作業がはかどります。
また、javascriptやHTMLやCSSなどを手入力するときに自動補完機能があればいちいち全文字を入力する必要はありませんし、スペルミスや構文エラーも削減できます。

そういう観点で2つのエディタを使ってみました。
 

Sublime Text (有償)

Sublime Text の最新版はVersion3になります。
無料で使用することも可能ですが、周期的に課金を促すポップアップメッセージが表示されます。
有償だとUSD$70になりますので、円換算だと7000円以上になります。
為替レートの影響にもよりますが、変換手数料などもかかったりしますので、高額になります。
無料で使い続けている人が多いようです。
 

Atom

Sublime Textと見た目はほとんど同じです。
テーマで自由に変更できるので見た目はどうでもよいですが・・・
パッケージをインストールすることで機能を拡張できます。
この点はSublime Textと同じです。
ただ、後発の分、パッケージの種類は多くありませんが、必要な機能がそろっていれば関係ありません。

どちらのエディターも私が使用するには十分の機能が揃っています。

今回は、Windows10 Pro x64にインストールしました。
インストールはどちらもインストーラ版とポータブル版が用意されています。

フリーソフトを使用する場合はいつもポータブル版をインストールしているので、今回もそうしました。

以下は、Acquia Dev DesktopにDrupal 7.50をインストールし、「sites/modules」フォルダーを開き、「colorbox/js/colorbox.js」を表示した際のそれぞれの画面です。
 

Sublime Text

sublime text
 

Atom

Atom


すでに必要なパッケージをインストールしてあります。
 

Sublime Text でインストールしたPackage

Sublime Text (Installed package)
 

Atomでインストールしたパッケージ(最初からある程度のパッケージが有効になっています)

Atom(インストールしたパッケージ)


使った印象では、どちらも快適に動作してくれますし、機能も私の用途では十分です。
なので、今後はAtomを使っていこうと思います。

AtomをSend toに登録し、タスクバーにピン留めしておきました。

※Atomの場合、追加したパッケージなどは「%userprofile%\.atom」フォルダーに保存されますので、ポータブル版(そのままUSBに入れて持ち出せる)というわけではありません。
 

Atomのポータブル版

Windows10の場合、「%USERPROFILE%\.atom」にキャッシュやダウンロードしたパッケージなどユーザ環境ファイルが保存されるようです。
USBメモリにAtomを解凍しても、ユーザ環境ファイルがシステムドライブに書き込まれてしまうとほかの環境では初回起動時と同じ状態に戻ってしまいます。

そこで、ポータブル版のようにATOM_HOME環境変数を設定してユーザ環境ファイルが作成される場所を変更してatom.exeを起動するバッチ(atom.bat)を作ってみました。
 

準備

atom.exeと同じ場所にatom.batを作成
%USERPROFILE%\.atomをD:/tools/Atom/.atomにコピー

テスト用のatom.batは以下になります。※動作確認ができれば不要な個所はのちほど削除します。

@echo off
set ATOM_PATH=%~dp0
set ATOM_HOME=%ATOM_PATH%.atom
start %ATOM_PATH%atom.exe -safe
pause
 

 

動作テスト

atom.batを起動

エラーなどなく正常に起動することを確認
 

動作の確認

パッケージのインストール先の表示で確認してみる
動作確認
 

仕上げ

%USERPROFILE%\.atomを削除して、もう1度、Atom.batを起動してみて、%USERPROFILE%\.atomが作成されないことを確認します。
これが終わったらatom.batの不要な行は削除します。

atom.batの完成版は以下になります。

@echo off
set ATOM_PATH=%~dp0
set ATOM_HOME=%ATOM_PATH%.atom
start %ATOM_PATH%atom.exe -safe

atom.batはタスクバーへのピン留めはできませんが、デスクトップにショートカットを作成して利用すればよいと思います。

持ち出しなどせず同じPCで使用するのであればこれらの作業は必要ありません。