RECBOX2台目

1台目のRECBOXは、HVL-AVR(1TB)です。

今回、購入した2台目は、HVL-AT2.0(2TB)です。

amazonで購入しました。

ファームウェアが1.20だったので、1.25に更新しましたが、amazonで購入した機器でファームウェアの更新後に不具合が発生するような書き込みをちらほらみたので気になりましたが、最初にやっておけば対応もしやすいのでダメもとで更新しました。

更新後は特に問題はありません。

設置する前に機器のシリアルNOをI-O DATAのサイトに登録しておくと、サポートソフトなどをダウンロードするときに便利です。

HVL-AVRは、ファームウェア更新により後継のHVL-AVS相当にアップグレードしています。

これにより、iVDR-S対応のHDDカートリッジが利用できるようになりました。

HVL-AVSとHVL-AT2.0の比較

HVL-AVシリーズとHVL-ATシリーズで何がどう違うか簡単に列挙しておきます。

  1. DTCP-IP+対応
  2. 自動ダビング対応
  3. トランスコードエンジン搭載
  4. 3台まで同時使用が可能
  5. DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA付属
  6. コンパクトサイズ

同じ「RECBOX」の名称がついていますが、HVL-ATシリーズは、「RECBOX リモート」と呼んでいるようで、上記1番が特徴の機種になります。

従来のDTCP-IP 1.2からDTCP-IP 1.4に対応したことで他の機器との利用において、いろいろ便利になったようです。

所有機器

機器名 ファームウェアバージョン 備考
DIGA DMR-BWT660 1.25 内蔵HDD1TByte、10BaseT/100BaseTX
RECBOX HVL-AVR 1.69 内蔵HDD1TByte、iVDR-S対応RecInストッロ搭載、10BaseT/100BaseTX/1000BaseT、DiXiM Digital TV Plus for I-O DATA付属
RECBOXリモート HVL-AT2.0 1.25 内蔵HDD2TByte、10BaseT/100BaseTX/1000BaseT、DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA付属

HTPCでは、Windowsファイル共有、DLNA(非DRM)、DTCP-IP(DRM)のファイルを管理していました。

HTPCの代わりにこれら機器を使って、もっと便利にしようと考えています。

HTPCのころに特に改善したかったのは、ダビングの安定性です。

今回購入した、DMR-BWT660とHVL-AT2.0で期待通りであればよいのですが・・・

ダビングテスト

まだまだ細かい点はテストできていませんが、簡単にそれぞれの機器間でダビングができるかを試してみました。

ダビングに使用した録画番組は、GV-MVP/XSWで録画し、一旦、HVL-AVRの内蔵HDDもしくはHDDカートリッジにダビングしたものです。

そのため、ダビングはコピー(複製)ではなくムーブ(移動)になります。

録画モードはHR10です。1時間番組で約1Gbyteの容量です。

REBOXからRECBOXリモート

RECBOXもしくはRECBOXリモートのコンテンツ操作から操作します。

RECBOXから操作する場合は「ネットワーク転送」で転送先機器にRECBOXリモートを選択し、ダビングするファイルを選択します。

RECBOXリモートから操作する場合は「他からダウンロード」を選択し、RECBOXのフォルダ階層からダウンロードするファイルを選択します。

転送時間は、1時間番組(約1GByte)で10分ほどかかりました。

RECBOXリモートからRECBOX

RECBOXリモートのコンテンツ操作から操作します。

「ネットワーク転送」で転送先機器にRECBOXを選択し、ダビングするファイルを選択します。

転送時間は、1時間番組(約1GByte)で10分ほどかかりました。

RECBOXからDIGA

RECBOXのコンテンツ操作から「ネットワーク転送」でダビング操作します。

転送先機器にDIGAが表示され、問題なく転送がきました。

転送先の保存場所は「HDD」のみ選択可能でした。

USB接続のHDDが選択できるのかは不明です。

転送時間は、2時間番組(約2GByte)で40分ほどかかりました。

DIGAからRECBOX

DIGAの画面(録画一覧やお部屋ジャンプリンク)やRECBOXのコンテンツ操作からはRECBOXへアップロード(ネットワーク転送)するもしくはDIGAからダウンロードするための操作画面がないため、ダビングはできません。

DIGAの操作でダビングできるのはDVDやBDのみのようです。

なお、DVDにダビングする場合はVR方式になるので、VR対応かつCPRM対応DVDプレイヤーおよびCPRM対応メディアが必要です。

RECBOXリモートからDIGA

RECBOXリモートのコンテンツ操作から「ネットワーク転送」でダビング操作します。

転送先の機器であるDIGAが予約

転送時間は、2時間番組(約2GByte)で40分ほどかかりました。

DIGAからRECBOXリモート

RECBOXリモートのコンテンツ操作から「他からダウンロード」を選択し、DIGAのフォルダ階層からダウンロードするファイルを選択してダビングします。

転送時間は、1時間番組(約1GByte)で10分ほどかかりました。

参考程度にRECBOXリモートのコンテンツ操作から「他からのダウンロード」を選択後の画面を張り付けておきます。

自動ダウンロード機能もあるので、予約登録すると「転送予約確認」ボタンも現れます。

他からのダウンロード

赤く囲んだ箇所は自分で作成したフォルダです。それ以外はデフォルトです。

ダウンロード時に表示されるフォルダはDLNA機器のフォルダ表示と同じもののようです。

RECBOXシリーズであれば、「contents」と「dlna」フォルダにあるものが表示されます。

「disk」はDLNAで共有したくないWindowsファイル共有のファイルなどを配置しますので、この画面には「disk」は表示されません。

DIGAの場合は「HDD」、「USB HDD」、「チューナ」が表示されます。

「チューナ」は何ができるのかは試していません。

RECBOX(HVL-AVR)とDIGAのみの組み合わせでは、DIGAへのダビングはできるもののDIGAからダビングできないので一方通行になります。

これは、GV-MVP/XSWに付属のDiXiM MediaServer 3 for mAgicTVとRECBOXの組み合わせと同じであり、どの機器にコンテンツを貯めていくか?を決めないと良し悪しも決めれません。

今回、RECBOXリモートの購入によって、RECBOX間、DIGA間の双方向のダビングができるようになったので期待通りです。

DIGAのネットワークインターフェースがボトルネック?

DIGAへダビングもしくはDIGAからダビングの場合は、RECBOX間より時間がかかるようです。

過去にWHSを使ったネットワーク経由のファイルコピーでネットワークインターフェースが100BaseTXだとHDD速度より遅いという結果になったので、遅くなる理由かもしれません。

ただ、2時間番組で40分で転送が終わるのであれば、ストリーミング再生には支障はないでしょうから問題ないかと思います。

ダビング・録画・再生時の制約

ダビング中は録画できないなどの制限があったりするので、大量にファイルをダビングしたいときなどには、少しでも早い方がいいわけですが・・・

そういうときに2ストリームとか3ストリームとか影響してくるわけですけど、機器によっては細かな制約があったりするので注意が必要です。

たとえばBDにダビングしている場合など

利用シーン

新たに録画する番組はDIGAに保存したままで・・・

既存の録画番組はRECBOXリモートに・・・

既存の録画番組をブルーレイディスクに書き出すならDIGAへダビングして・・・でもHDDから消えちゃうのでまずやらない。

それならHDDカードリッジに保管したほうがいいので、その時はRECBOXリモートを介してRECBOXのHDDカートリッジへダビングして・・・

といった使い方になりそうですが、RECBOXリモートが内蔵HDDが2TByteあるので、HDDカートリッジの出番はなさそうに感じます。

万が一、メーカー修理になったときの退避場所としては使えそうです。

バックアップのバックアップ的なRECBOX(HVL-AVR)が無駄に思えますが、いままで便利に使わせてもらったので、万が一に備えて待機してもらおうかなぁ。

HTPCで利用していたWindowsファイル共有の部分については、RECBOXやRECBOXリモートで「disk」フォルダを使って実現できるのですが、機器ごとのアクセス制限しかできないので、メインPCを利用しようかと思っています。

今回の変更により、HTPCで使用していたHDD4TByteとメインPCをSSDにした分の余りの2TBbyteを加えると内蔵HDDは計6台で総容量約6TByteあります。

RECBOX以上にPC用内蔵HDDが無駄になってしまうので、メインPCに接続してWindows8の記憶域にて利用しようと思います。

すべてのHDDを接続するには、物理的な制限と電源容量から外付けのHDDケースが必要になりますが、それはまた時期をみて購入するつもりです。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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