XPERIA acro HD IS12SでDMSのビデオを観る

XPERIA acro HD IS12Sの機能にDLNA対応がありますが、それがどの程度使えるかを試してみました。

Sony Mobile Cominucationsのサイト情報にはDLNA認定ロゴがありましたので、DLNAサイトで検索してみました。
 

XPERIA acro HD IS12SのDLNA認定証

IS12S認定書


これを見てわかるように、デバイスクラスはDMSとDMPでメディアクラスは画像のみです。
しかし、メーカサイトには「写真や動画、音楽などを送って」・・・とあります。

送って・・・なのでDMSの場合はできるということなのでしょう。
しかしDLNA認定証に記載のメディアクラスは画像のみなのでその他メーカのDLNA機器では画像しかダメな可能性があります。
もしかするとSony製のデジタルデバイスでかつ専用のアプリがあればできるのかもしれません。
 

IS12SをDMPとして使用

私の環境ではIS12SをDMSとして使用することはなく、すでにあるDMS(WHS2011のMedia ConnectまたはRECBOX)から動画がストリーミング再生できればOKですのでDMPまたはDMRとして動作してくれれば十分です。

早速試してみました。
 

Wi-Fi接続設定

まずは、DMSと同じネットワークにIS12Sを接続するためにWiFi接続の設定をします。

IS12Sの本体WiFi設定は「au Wi-Fi接続ツール」の「本体のWi-Fi設定」から行ないます。
無線ルータが必要になりますが、NTT-MEのMN8300Wをすでに稼動させてあったのでこれに接続させました。
IS12Sから無線ルータの検索は自動で行なうので、「Wi-Fiネットワークを追加」から無線ルータに接続できるように設定しました。

MN8300WはWPS(自動設定)機能がない古いルータなので手動で設定しました。
※設定には無線ルータの設定値(「SSID」「認証方式」「パスワード」など)が必要です。


手動の場合の設定手順(MACアドレスフィルターが有効の場合)
①IS12Sで「設定」→「端末情報」→「端末の状態」で「Wi-Fi MACアドレス」をメモ
②メモした「Wi-Fi MACアドレス」を無線ルータの「MACアドレス制限」の許可リストに追加
※無線ルータによっては区切り文字(通常は「:」半角コロン)が異なる場合があります。
③IS12Sで「Wi-Fiネットワークを追加」を選択し、SSIDや認証方式などを入力して保存
④無線ルータに接続されたのを確認

これでWiFi接続は無事できました。
※Wi-Fi接続している場合はアンテナマークの左にWi-Fi接続マークが表示されます。
※IS12SはWPSに対応しているようです。AOSSを使う場合には別途アプリが必要です。
 

DMSに接続

次にIS12Sの「Connected devices」からDMSの検索をします。
検索は自動で行なわれます。

問題なくWHS2011とRECBOXの2台を発見しました。

RECBOXにはDRM付きの録画番組しかないのでWHS2011に接続しました。
WHS2011で公開している動画がすべて一覧表示されました。
一覧にはサムネイル画像も表示されました。
しかし、動画は「メディア表示エラー メディアを表示できません。非対応のファイル形式です。」のため再生できませんでした。
唯一再生ができたのは、このサイトでも公開しているMP4(映像H264/AVC,音声AAC)のファイルのみでした。

これはトランスコードしないとダメなのかも・・・といことでWHS2011標準のMediaServerを停止してServiioを導入しました。

しかし、Serviioでも結果は同じでした。

再生しようとしていた動画は以前、ビデオコンテンツのほとんどすべてをMPEG2-TS(映像H264/AVC,音声AAC)に変換してしまっていたためMPEG2-TSです。

IS12Sが対応している動画ファイル形式を調査してみると・・・
3GPP、MP4、MKV、MKA、AVI、XviD、MOVのみのようです。

MPEG2-TSが再生できないということはDLNA1.5準拠のServiioのトランスコード機能ではどうしようもありません。
こういう場合はTVersityのほうがあっているのかもしれません。
とりあえずMP4(映像H264/AVC,音声AAC)は再生できそうなので、MPEG2-TSからMP4にREMUXして試してみました。

テストに使用したのはアナログ放送の録画番組です。

結果、無事に再生できました。
 

MPEG2-TSからMP4へのREMUXの方法

tsMuxeRで音声と映像を分離して、MP4BOXで映像と音声を合成するだけです。
変換の時間はコンテナ(入れ物)を入れ替えるだけなので数分もかからない程度です。
複数のファイルを一括で処理するのであればバッチを作成すればいいでしょうし、GUI操作で1ずつ確認しながら行なうのであればtsMuxeR GUIとYAMBを使用すればよいと思います。


以上により、ビデオコンテンツはMP4(映像H264/AVC、音声AAC)であればIS12Sで再生できるようです。
 

その他のDLNA対応アプリ

「Connected devices」以外のDLNA対応アプリをいくつか試してみましたが、どれもぱっとするものはありませんでした。

「Skifta」は余分な機能があって、それが何をしているのかさっぱりだったので使用をやめました。使い方もよくわかりませんでした。
「NetFront Life Connect」は自動でDLNAデバイスを発見して、発見されたデバイスが公開している内容を一覧表示します。画像、音楽、ビデオの3つのアイコンがあってそれぞれインデックスを作成するのに時間がかかるようです。私の環境ではDRM付きのコンテンツをRECBOXで公開してあるため、これらが再生できないにもかかわらず表示されるため操作が面倒でした。
Serviioは発見できていないようでしたがRECBOX分の処理が完了したあとに行なわれるのかもしれませんがDMSを選択する画面表示がなかったので使用はやめました。

IS12Sで再生したくなったらMP4に変換してみようと思います。
 

IS12SのDTCP-IP対応

IS12SをAndroidOS4.Xに更新すると、「Connected devices」は一応、DTCP-IP対応にはなります。
ソニーお部屋でリンク対応製品とはうまくいくとは思いますが、DiXiM Media Serverでは再生できませんでした。
 

追記 2013.03.03

Connected Devicesを使用せず、Serviio+ServiiGo+MXプレイヤーの組み合わせではMPEG-2TSなどdvr-ms以外はスムーズに再生できました。
さらにはAnDLNAではすべて再生できることが確認できました。
dvr-msの再生にはMediaServerにWHS2011を使用していたためかAnDLNAのほうが向いているようでした。