PC TV Plus

PC TV Plusをパートナーにも使ってもらって高評価だったので購入しました。

バージョン情報

以下のバージョンに関しての記事になります。
将来的に変更になっている可能性があるのでご留意ください。

バージョン情報

インストール情報

項目 フォルダーパス 備考
プログラムインストール先フォルダ %ProgramFiles(x86)%¥Sony¥PC TV Plus PC TV PlusのプログラムファイルはVnt.exeです
アプリケーション用フォルダ %HomeDirve%¥VNTApp  
番組の保存場所フォルダ %HomeDirve%¥VNTApp¥Contents 設定メニューから変更可能
番組データフォルダ %HomeDirve%¥VNTApp¥Data 番組表、注目番組やマイサーチなどの情報保存場所だと思います。
ログフォルダ %HomeDirve%¥VNTApp¥Log アプリケーションログファイル
データベースフォルダ %HomeDirve%¥VNTApp¥PxDMx sqlite3が使われていると思います。
コンテンツリストや検索キーワードなどが保存されると思います。
サービス名 %ProgramFiles(x86)%¥Sony¥PC TV Plus¥DTCPIP_SDK¥PxNSMService.exe 自動実行サービス
バージョン - 3.6.0.05150

※表で使用している「¥」は全角文字になっていますのでコピペでは使用できません。半角文字に変更してください。

%HomeDrive%は通常Cドライブ直下ですので、気になる方は、インストール前にVNTAppという別ドライブのフォルダへのシンボリックリンクを作成(mklinkコマンド)するかVNTAppという名前で別ドライブをマウントしておけばよいと思います。後者の場合はディスクの使用量がわからなくなるので少し不便です。

機器登録

UPnPによりネットワーク上にあるRoot Deviceを発見しています。
発見されたRoot Dvice(以下ホームサーバ)の一覧から登録したい機器を選択します。
一度に登録できるのは1台ですが、あとでアプリ設定から追加登録が可能です。

※機器発見の一連の操作はSSDP Discovery(SSDPSRV)によって行われますのでサービスが起動していないまたはファイヤーウォールによって通信が拒否されていると発見できません。
※ホームサーバで接続の許可/拒否を設定することが可能です。これはMACアドレスで許可/拒否を行っていますが、デフォルトで拒否になっている場合は新しく発見されたControl PointやRoot Deviceとは接続できません。ホームサーバ側の接続の許可/拒否の設定を確認してください。
※機器発見によって条件に一致した機器が表示されているだけであってすべて利用可能なわけではありません。
※コンテンツ数が増えると負荷も増えます。必要最低限の機器だけ登録した方がよいでしょう。
※ライブ視聴したい場合は、TVチューナ搭載のホームサーバ機器を登録してください。
※番組録画やマイサーチなど録画機能またはフル機能を使用したい場合はSONY製の対象機器の登録が必要です。

コンテンツ一覧の表示

PC TV PlusはUPnPにおけるControl Pointになります。
先ほど登録したホームサーバからどういったサービスがあるのかを受信します(Description)。
登録したホームサーバに対して、コンテンツ一覧の送信要求を送りその応答を受信してホームサーバが配信しているコンテンツの一覧を取得します。(Control)
1度に送られるタイトル数はホームサーバから送られたDescriptionの詳細情報で決まると思います。
更新中のアイコンが動作している間、総コンテンツ数がいくつ増加しているかで大体わかります。
Playerから要求⇒受信⇒要求をすべてのリストを受け取るまで繰り返します。
例えば、総コンテンツ数が1000タイトルある場合、20タイトルずつでは50回、200タイトルずつでは5回繰り返すことになります。
オーバヘッドが増えるとそれだけアプリがビジー状態になる可能性が高くなります。
この時にストリーミング配信(再生)要求をすると、ホームサーバはコンテンツ一覧以外にストリーミングデータの送信も必要になります。Playerはリスト一覧以外にもストリーミングデータを受信もしなければならないのでさらに、どちらの機器も過酷な状態になります。
ストリーミングデータの転送に必要な帯域は、そのデータのビットレートの数値や方式(固定ビットレート方式か可変ビットレート方式)でも変わってきます。
ホームサーバに変更があるとその通知を受け取ります。(Eventing)

シリーズ表示

タイトル名を分析してシリーズ名を生成し、シリーズ名でまとめ表示する機能です。
うまくシリーズ表示ができない場合でもタイトル名を編集すればうまくいく場合があります。

番組情報

 

再生

メニューには再生方法は3通りあります。

  • 再生する
  • はじめから再生する
  • レンダラー機器から再生する

「再生する」の場合は、前回再生した続きから開始されます。
「はじめから再生する」の場合は、はじめから開始されます。
「レンダラー機器から再生する」の場合は、通常はそのPCですが、登録機器にレンダラー機能があれば再生することが可能です。SONY製TVなどがあればレンダラー機器として選択できるのだと思います。

アップロードする

「メニューにアップロードする」という項目があります。
これはPCにダウンロードした番組を別の機器にアップロードする機能です。(DTCP-IPムーブ送信)

PC TV Plusを操作してアップロード可能な機器はDTCP-IPムーブ受信の機能が必要です。
※アップロード先の機器は機器登録がされていない機器のみのようです。

ダウンロード

ホームサーバから番組をPCのフォルダーにダウンロードします。(DTCP-IPムーブ受信)

PC TV Plusを操作してダウンロード可能な機器はDTCP-IPムーブ送信の機能が必要です。
※ダウロード対象機器は事前に機器登録が必要です。

書き出し

以下のメディアへ書き出しが可能です

  • DVD
  • ブルーレイディスク
  • SeeQVault対応機器

ライブ視聴

TVチューナー内蔵機器を登録した場合、ライブ視聴が可能になります。
初回起動時は、コンテンツリストを受信後に受信可能なチャンネル情報の収集を行うようですので、この機能が使用可能になるまでにはそれなりの時間が必要になります。

アプリの設定

アプリの設定メニューで変更できる項目について抜粋して記載しています。

全般

標準で使用する機器

複数の機器を登録した場合は、標準で使用する機器を選択します。
多くの機能に対応している機器を標準に設定していると便利です。

アプリの自動起動

Windows起動時に自動的にアプリを起動するかどうかの設定です。

視聴画面の表示(ミニプレイヤーモード)

プレイヤーサイズはウィンドウの最大化/最小化以外にミニプレイヤー表示アイコンで切り替えできます。このミニプレイヤー表示切替時のプレイヤーサイズを設定します。

履歴

検索の履歴を保存するかどうかの設定です。
保存しておくと前回検索したキーワードがプルダウンリストで表示されますので便利です。

番組の再生

視聴時の画質

ライブ視聴と番組再生時の画質を設定します。
選択できるのは以下の3通りです。

  • 画質優先
  • 速度優先

ネットワークのバッファ処理

ライブ視聴時のバッファサイスをプルダウンリストから選択します。
選択できるのは以下6通りです。

  • 無し
  • 1MB
  • 2MB
  • 3MB
  • 4MB
  • 5MB

※バッファサイズを大きくすると表示までに時間がかかります。

早見再生の速度

プレイヤーの早見再生ボタンの設定値を決定します。
0.1倍~3.5倍まで0.1刻みで設定が可能です。
再生速度は早見再生中でも↑↓ボタンで速度を変更できます。

フラッシュの間隔

プレイヤーのフラッシュボタンを押したときに進む/戻る秒数です。
進む秒数は「15,30,60,90」秒から、戻る秒数は「5,10,15」秒から選択します。

番組の受信

アップロード受信

 

番組の保存場所

保存先の変更と番組の移動(バックアップ)

 

番組の取り込み(復元)

 

初期化

登録機器データの削除

現在登録されている機器すべての登録が削除されます。
アプリを使用するには再度、機器の登録が必要です。

 

 

考察

DTCP-IPムーブテスト

DTCP-IPムーブの動作確認テストを行いました。

テストの方法

DIGA2013年モデル(DMR-BWT660DIGA)にある番組をPC TV Plusを操作してPCへ移動
テスト1:PC TV Plusを操作してPCへ移動した番組をRECBOXへ移動
テスト2:RECBOXを操作してPCからRECBOXへ移動

※ムーブする番組はダビング10、15倍録画、約600MB

書き出しテスト

PC TV Plusの番組の保存場所のフォルダーにダウンロードされた番組をメディアに書き出す機能をテストしてみます。
書き出すメディアはDVD/BD/SeeQVault対応機器があります。

テストの方法

DIGA2013年モデル(DMR-BWT660DIGA)にある番組をPC TV Plusを操作してPCへダウンロードする

テスト1:PC TV Plusを操作してSeeQVault対応機器へ書き出し

DiXiM SeeQVault Serverに以下のSeeQVault対応機器を接続してテストを実施しました。

  1. IO-DATA AVHD-URSQ4(NTFSフォーマット)
  2. 東芝 MSV-RW32GA(exFATフォーマット)

テストの結果

NTFSファイルシステムのSeeQVault対応機器には書き出しできませんでした。
exFATファイルシステムのSeeQVault対応機器には書き出しできました。
書き出し後、DiXiM SeeQVault ServerからDTCP-IP配信し、PC TV Plusで正常に再生できました。
キャプション情報も問題なく保存されています。

留意点

PCは汎用デバイスであり、アプリを追加することで機能を拡張することが可能です。
PC上では様々なアプリが起動していて場合によってはそれが他のアプリの動作に影響を及ぼす可能性があります。
PC上でSeeQVaultアプリが起動していると以下の操作に影響します。

  1. 書き出し
  2. アップロード

例えばDiXiM SeeQVault ServerをインストールしたPCでPC TV Plusを起動している場合、DiXiM SeeQVault Serverのアプリを起動しなければ問題ありません。
※DiXiM SeeQVault Serverサービスが起動していれば機能しています。

 

SeeQVault Serverと同じPCにPC TV Plusをインストールして使用しましたが、やはりPC TV Plusは重いようで、度々再生に失敗します。
サーバとは別のPCにインストールすることをお勧めします。