Windows 8で画面のキャプチャ

2014.1.20追記
この記事は「mAgicTV マネージャ起動環境」で著作権保護のない画像や映像のキャプチャー方法について記載しています。
そもそも著作権保護のあるデジタル放送などの映像や音声などはキャプチャーできないように設計されていますので、できてしまうと日本国内では製品として成立しません。
※ワンセグ放送はこの限りではありません。

Windows 8搭載PCにmAgicTV Digitalを導入したため、OS標準のスクリーンキャプチャ(Print Screenボタン)が無効になっています。
そのため、Windows OSではPrint Screenを使った画面のキャプチャはできませんでした。

ただし、Print Screenボタンが無効になるのはmAgicTV マネージャの仕様(制限)によるものですので、このmAgicTV マネージャが起動しなければPrint Screenは機能します。
これまで、リモートデスクトップ接続で一部を除き対処できていました。
リモートデスクトップ接続であってもキャプチャできなかったのはWinDVD、一部機能がキャプチャできなかったのがDiXiM Digital TV plus for I-O DATAです。
どちらもデジタル著作権保護コンテンツを扱うアプリケーションであるため、仕方のないと思える状況でした。

しかし、Windows8にしてからはほぼすべてのシチュエーションで画面のキャプチャが可能になりました。

Windows 8で利用可能な画面キャプチャの方法です。

1.Print Screen

Windows OS従来からの画面キャプチャ方法です。
Print Screenキーを押すことで画面全体をキャプチャしますので、そのキャプチャした画像を画像が扱えるアプリ(たとえばペイント)にペーストして、ファイル保存すればOKでした。
mAgicTVマネージャ起動時には無効化されてしまう機能です。
 

2.ALT + Print Screen

ALTキーと同時に押すことで画面全体ではなくアクティブなウィンドウ単位でキャプチャできます。
これも従来と同じ機能で、PrintScreenと同様に画像が扱えるアプリへペース&ファイル保存が必要です。
mAgicTVマネージャ起動時には無効化されてしまう機能です。
 

3.Windowsキー+PrintScreen

Windows 8からの機能だと思います。
デスクトップ全体をキャプチャし、同時に、所定の場所へファイル保存してくれます。
また、このWindowsキー+PrintScreenは、mAgicTVマネージャによる規制がされていないため、いつでも使用可能です。
リモートデスクトップ接続でフル画面表示していても使用可能です。(リモート接続クライアントPC側のアプリにペースト可能)
 

4.Snipping Tool

画面の切り取りツールです。Windows XPのころからありますが、Vista以降で標準搭載になっています。
Print Screenとことなり、デスクトップ画面の指定範囲を切り取りします。
切り取り範囲は「自由形式の領域」「四角形の領域」「ウィンドウの領域」「全画面領域」から選択可能です。
切り取り後は、ペイントツールの画面と同じようなウィンドウに変わりますので、画像が扱えるアプリの起動とペースト(貼り付け)の操作が不要です。
この画面で簡単な編集加工が可能です。
切り取った画像は「HTML」「GIF」「JPEG」「PNG」で保存可能です。

このツールはmAgicTV マネージャによる無効化がされていませんので、いつでも利用可能です。

3番と4番で動画をキャプチャするとキャプチャした画像内も動画で表示されていますが、ファイルに保存すれば静止画になります。
デジタル著作権保護付の映像の場合は映像部分は真っ黒な画像になります。
 

例1)WinDVDのポップアップ画面をキャプチャした場合

Snipping Toolを使用しています。

 

例2)mAgicTV Digitalをキャプチャした場合

Snipping Tool(四角形の領域切り取り)を使用しています。
※デジタル著作権保護付の映像の場合は映像部分は真っ黒な画像になります。

 

例3)mAgicTV Digitalをキャプチャした場合

Windowsキー+PrintScreenを使用しています。
※デジタル著作権保護付の映像の場合は映像部分は真っ黒な画像になります。

この先、Snipping Toolを使う機会が増えると考え、ModernUIのスタート画面にボタンを追加しておきました。
 

スタート画面の編集

Snipping Tool追加前のスタート画面です。

以下は、Snipping Toolボタンを追加する方法です。(マウス操作の場合)
 

1.画面上でマウスの右ボタンをクリックします。

画面一番下の右端に「すべてのアプリ」ボタンが表示されます。

 

2.「すべてのアプリ」ボタンをクリックします。

Windows 8で使用可能なアプリケーションの一覧が表示されます。

 

3.各アプリケーション名のボタン上でマウスの右ボタンをクリックします。

画面の一番下にメニューボタンが表示されます。

 

4.「スタート画面にピン留めする」をクリックします。

 

5.画面上でマウスの右ボタンをクリックします。

画面一番下の右端に「すべてのアプリ」ボタンが表示されます。
 

6.「すべてのアプリ」ボタンをクリックします。

さきほどとは逆に、アプリ一覧からスタート画面に戻ります。
 

7.マウスでドラッグ&ドロップして好きな場所に移動します。

以上でスタート画面への追加(ピン留め)が完了です。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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