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作成フロー概略

「ゲームのプレイ映像を動画ファイルにして公開したい。」といった例で解説します。

最初は「動画を公開したい」という漠然としたものしかないと思います。
それを1つの大きな箱と考え、次にどのような機能があればよいのかを考えてさらに機能ブロック(機能ごとの箱)に細分化していきます。
それぞれの機能ブロックはまだ抽象的なものですので、さらにどんな機能が必要であるのかを掘り下げていきます。
それを繰り返していくことで、最終的にはこのメーカのこの製品で・・・といったところまで落とし込めます。
各ブロック間を繋げるインターフェース(入力と出力)についても同時に検討します。
そうする事によって、具体的にどういったものが必要で、どのようなファイルフォーマットで出力すればよいのかが明確になります。
そのインターフェースの条件もソフトウェア選びの条件になります。

下図のBlack Boxの部分は、「動画を公開したい」とした場合、「動画の作成」と「動画の公開」という2つの機能で実現できると考え「作成」の部分にフォーカスした図になります。

図1.動画作成イメージ
動画作成イメージ

完成形の動画ファイルをどのようなものにしたいかで、BlackBoxの中身の構成が異なります。
また、その人の価値観や周りの環境の違いなどで何を優先するのかが異なりますので、当然中身の構成が異なります。

手間と時間を惜しんでお金を使うか、お金を惜しんで手間と時間をかけるのか
画質・音質(エンコード)を優先するのか内容・構成(編集)を優先するのか

人それぞれなので、本人が納得できる方法で作成すれば、ベストだと思います。
ただし、作成する動画を、誰が観るのか・いつ観るのか・何を観るのか・どこで観るのか・どうして観るのか・どのように観るのかを明確にしておくべきです。

インターネット上に公開するのであれば、アップロードするサイトの制限により、どのような動画を作成すればよいのか決まります。(詳細は、動画アップロードサイトを参照ください)

携帯電話やその他携帯端末で再生するのであれば、それら機器の仕様から決まります。


動画を作成する際に重要な項目を以下にあげます。

・ファイルフォーマット
・映像/音声コーデック
・映像/音声ビットレート
・映像サイズ
・フレームレート
・アスペクト比
・ファイルサイズ
・再生時間

また、画質・音質とファイルサイズは、トレードオフの関係にあるといわれており、ビットレートや映像サイズ、フレームレートがそれに影響してきます。

やりなおしなど無駄なことをしなくて済む様に、アップロード先の制限や再生機器の仕様については事前調査が重要になります。

最近では、ネットワークで家電機器との共有も可能です。その場合は、再生機器だけでなく、使用するMedia ConnectやDLNAサーバソフトの制限も調査が必要になります。

家庭内PC上で利用するだけであっても、保存場所、再生環境について考慮することを忘れないでください。

HDDが安くなったといっても、スペースは無限ではありません。
動画ファイルを作成していくと、いつかアップロード先や保存場所の容量不足という事態が発生します。
 


動画作成フロー

下図が、動画作成フローになります。
上図(図1.動画作成イメージ)のBlackBoxの部分を機能で分けた結果が録画から検査までの赤色と黄色の部分になります。
「動画を公開する」の部分はアップロード以降の水色箇所が該当します。

動画作成フロー

※録画で作成されるファイルも動画ファイルです。編集もしないしファイルサイズも気にしなくてよければそれ以降の作業は不要ですが、ファイルが複数に分割されていたりサイズが大きすぎて扱うには不便です。

上図作成フローのそれぞれのフェーズで利用する道具(ソフトウェア)について記載します。

 

録画 ビデオキャプチャソフト(ソフトウェア)
ビデオキャプチャ機器(ハードウェア)
動画編集 ビデオ(動画)編集ソフト
※ここでしようするオーサリングソフトに分類されるものです。
※ビデオ(動画)編集ソフトでは対応していない出力フォーマットで作成する場合は、次のエンコードを実施します。
エンコード ※先の動画編集で希望の出力フォーマットで作成できる場合は不要です。
ビデオ(動画)編集ソフト
エンコード専用ソフト
動画変換ソフト
検査 コーデックチェッカ(数値的な検査)
マルチメディアファイル再生ソフト(視覚、聴覚での検査)
アップロード ※ファイル転送機能のあるソフトウェアを利用します。
サイト独自アップロードソフト
FTPクライアントソフト
Webブラウザ(ファイル転送機能、ActiveXコントロール※IEのみ、またはブラウザPlug-IN※IE以外)
記事投稿 Webブラウザ
※NCブログではIEを推奨
確認 サイト独自ダウンロードソフト
FTPクライアントソフト
Webブラウザ(ファイル転送機能、ActiveXコントロール※IEのみ、またはブラウザPlug-IN※IE以外)

上表はそれぞれの機能に対応したソフトウェアの分類にすぎません。
実際にどこのメーカのどの製品を使うかまで落とし込む必要があります。
また、前作業で作成したファイルが後作業で読み込めるように配慮しなければなりません。
たとえば、録画で使用するソフトウェアで作成したファイルが動画編集で使用するソフトウェアで読み込めなければなりません。

いろいろな組み合わせが考えられますので、自分にあった道具を見つけてください。

※この中で自分都合だけでは決めれないものがあります。それは録画対象の仕様(たとえばリネージュ2クライアントプログラム)とアップロードサイト(たとえばZOOME)の仕様です。できるだけ早い段階でそれぞれの仕様(要件)を把握しておけば困ることも少なくなると思います。
※仮に、「PSPで再生できる動画を作成したい」であれば、アップロードサイトの仕様でなくPSPの仕様にあった動画を作るように考えればよいだけです。

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