DiXiM Digital TV Plus for I-O DATAの音ズレ

地デジ録画環境の構築については、いろいろ回り道しましたが、Windows8+GV-MVP/XSW+DiXiM MediaServer 3 for mAgicTV+DiXiM Digital TV Plus for I-O DATAで落ち着いていました。
Windows8 64bitでは、PCをCorei5-3570Kにしたことにより、快適かつ安定して動作していました。
しかし、メインPCとHTPCとで内部パーツを入れ替える必要性があり、結局、もとのWindows Vista 64bitに戻すことになりました。

そうすると、DiXiM Digital TV Plus for I-O DATAの音ズレが発生するようになりました。
ソフトウェアのバージョンが新しくなっていたので、その点が前回とは異なりますが、Windows8では問題のなかったバージョンなのになんでだろう?と思います。

いくつかのバージョン、さらには、DigiONからもアップデータがリリースされていたものなど試しましたがどれも、同じ症状です。
以前正常だったバージョンに戻すしかなさそうです。

Windows8およびWindows8.1に対応し、音ズレなども修正されているはずである最新版は2.2.4.1です。

このバージョンでは音ズレは改善しませんでしたので、前回正常に動作していたバージョン2.1.1.0に戻してみることにしました。
今回は、アンインストールだけでなく削除ツールも使用してみることにしました。
なお、削除ツールはこちらから入手可能です。
 

バージョン2.2.4.1のアンインストール

コントロールパネルのプログラムのアンインストールからDiXiM Digital TV Plusを削除します。
 

PCの再起動

アンインストールが完了するとPCの再起動をするように促されますので、再起動をします。
 

削除ツールの実行

PCが起動すればDiXiM Digital TV Plusは削除されているのですが、一部データが残ってしまい、それが悪さをしているケースもあるようです。
そのため、完全に削除するために専用のツールを使用します。
実行は、解凍先のフォルダ内にある「clean_cache_db_inf.bat」のファイルの上にマウスカーソルを合わせてマウスの右ボタンをクリックしてメニューを表示し、「管理者として実行」を選択します。
次にコマンドプロンプト画面が表示され、その中で「継続するには何かキーを押してください」といったメッセージが表示されていますので、キーボードのどれかキーを押します。
そうすると削除ツールが実行され、該当するファイルを削除してくれます。
※削除対象がない場合でも正しく処理されます。
削除ツールでは以下が実行されています。※Vista以降の場合

	del "%ProgramData%DigiOnDiXiM Digital TV plusCache*.*" /Q /F /S

	del "%ProgramData%DigiOnDiXiM Digital TV plusDB*.*" /Q /F /S

	del "%USERPROFILE%AppDataLocalDiXiM Digital TV plus*.*"  /Q /F /S

バージョン2.1.1.0のインストール

バージョン2.1.1.0は、I-O DATAのサポートソフトをダウンロードするところから以前入手した「diximdtvp101.exe」です。
「diximdtvp101.exe」は自己解凍形式なのでこれを実行すると「diximdtvp101」フォルダが作成されます。
そのフォルダ内の「DiXiM Digital TV plus」フォルダ配下にある「setup.exe」を実行すれば、インストールが開始されます。
インストールはそこそこ時間がかかりますので、再起動を促すメッセージ画面が表示されるまで待っていてください。
途中、インストールに時間がかかっているようですが~継続しますか?といったメッセージが表示される場合があるようですが、再起動を促すメッセージが表示されるまではインストール作業は完了していないはずですので、継続するようにしてください。
インストールが完了すればPCを再起動します。
起動すると、もう一度再起動するメッセージが表示されるので「OK」を選んでPCを再起動します。
これでOSが起動すれば、ようやく使える状態になっています。
※正確には初回起動時にインターネット接続を使ってアクティベーションが行われるので、この処理が正常に完了しないと使用はできません。
※I-O DATAのサポートソフトダウンロードサイトから入手したインストーラであればインストール時に自動でライセンスキーが入力されますが、アスクからダウンロードしたインストーラの場合は手入力が必要です。
※まれにDiXiM関連のプロセスがセキュリティソフトでブロックされてしまうケースがあるようなので、その場合は許可設定にするか、もしくは、セキュリティチェックの対象から除外してください。
 

動作確認

問題なくバージョン2.1.1.0では音ズレしないことが確認できました。
最新版はバグFixだけでなくいろいろ機能が追加されている可能性があるため、利用できない機能があるかもしれませんが、音ズレは我慢できないので、このバージョンを使っていこうと思います。
ただ、Windows8や8.1の最新版で音ズレする場合は、どうしようもないのかなぁと思うと怖いですね。
とりあえず、以前使っていた時のWindows8ではバージョン2.2.0.3で問題はありませんでしたが、Windows8.1では対応バージョンは2.2.1.4になると思いますが試していません。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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