HVL-AVRのアップグレード

HVL-AVRのファームウェアを更新して、HVL-AVS相当にアップグレードすることにしました。

アップグレードするメリット

  • カセットHDDにiVDR-Sが使用可能になります。
  • iVDR-S機器間で自由にコンテンツの再生が可能になります。

 

アップグレードに必要な物

  • インターネット接続されたPC(アップグレードプログラム入手に必要)
  • FATフォーマットされたUSBメモリ(約12M使用)
  • HVL-AVRがネットワーク接続できる環境

 

アップグレード手順

※入手したアップグレードプログラムに付属のマニュアル「ファームウェア更新方法」に詳細な手順が記載されています。(PDFリーダが必要です)

まず、インターネットに接続したPCで作業します。
 

1.アップグレードプログラムの入手

I-O DATAのサイトからアップグレードプログラムをダウンロードします。
ダウンロードした「hvlavr_ug165.exe」は自己解凍プログラムですので、そのまま解凍します。
 

2.USBメモリに配置

「HVL-AVR.xml」と「update_hvlavr.tgz.enc」をUSBメモリーにコピーします。

次に、HVL-AVR本体で作業します。
 

3.HVL-AVRを起動

電源を入れ、電源ランプが青色点灯になれば準備OKです。
※カートリッジが挿入されている場合は取り出します。
 

4.HVL-AVRにUSBメモリを接続

本体背面のUSBポートに先ほどのUSBメモリを接続します。
電源ランプが緑色点滅から青色点灯にかわり「ピー」という音がすればUSBメモリが使用可能な状態です。
 

5.HVL-AVRの電源ボタンを長押し

「ドレミ、ピー」と音がするまで電源ボタンを押します。
ファームウェアの更新が開始され、3分くらいでシャットダウンします。
 

6.USBメモリを取り外し

背面に接続したUSBメモリを取り外します。
 

7.HVL-AVRの起動

電源ボタンを押してHVL-AVRを起動します。
電源ランプが青色点灯にかわり「ピー」という音がすれば起動完了です。
 

8.使用中のカートリッジを挿入(ある場合のみ、省略可能)

使用中(未使用でない)のカートリッジを挿入します。
挿入するとしばらくして、HVL-AVRが自動で再起動します。
電源ランプが青色点灯になれば正常に起動できています。
 

9.ファームウェアのバージョン確認

HVL-AVRの設定画面にアクセスして、ファームウェアが1.65以降になっていることを確認します。

以上でアップグレード作業は完了です。

※8番の作業は事後でも可能ですのでカートリッジを使用する際に行えばOKです。
※なお、新しいカートリッジを使用する場合は手順が異なります。

2013.02.11現在、ファームウェアの最新版は1.69でしたので、アップグレード後に更新しました。

更新後には、カセットHDDにバックアップした以前の地デジ番組がDiXiM Digital TV Plus for IO-DATAから再生できました。
ただ、RECBOXがデジタルコンテンツのサーバリストに表示されません。
これは恐らく、RECBOXの「dlna」フォルダ内が空っぽのためだと思われます。
mAgicTVで録画した番組がない状態でもDiXiM Media Server 3 for mAgicTVがリストに表示されませんでしたが、録画番組が存在しているとサーバリストに表示されるようになりました。

 


2013.02.14 追記

とにかくHVL-AVRの動作が遅い。

  • WEB設定ページのアクセスは5分待ってもページが表示されない。
  • カートリッジの取り出しは10分経っても取り出せない。

遅いというよりはなにもできないといってもよい状態。
あきらかにおかしい。
ファームウェアが悪いのか更新でなにか問題があったのか
工場出荷状態に初期化してみようと思っても管理画面にアクセスするまでが長すぎてまだできていません。

 


2013.02.15 追記
カセット取り出しもあきらめ、とりあえず電源OFF/ONを試すことにしました。
電源ボタンを長押しすると、「ドレミ、ピー」と音がして電源ランプが緑点滅になり、まもなくして青色になると同時に「ピー」と音がしました。
あれ?ファームウェア更新時と同じような動作、その後、電源OFFしてON。
その後は問題なく管理画面にもアクセスでき表示もさくさくになりました。
なんだったのだろう

現在は、WHS2011のバックアップを削除するためHDDを初期化、その後にカートリッジのデータの整理をしています。
所定のフォルダに著作権保護されたコンテンツがあればDiXiM Digital TV Plus for IO-DATAにRECBOXが表示されると期待しての作業です。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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