DiXiM Digital TV plus for I-O DATAの異常終了

DiXiM Digital TV plus for I-O DATAを使っていると、ある日、起動できなくなることがあります。
Windows Vistaのころにもありましたし、Windows 8導入当初およびカスペルスキーを導入後にも発生しました。

Vistaのころは、起動してコンテンツの検索を開始するかしないか位のタイミングで異常終了していました。
Windows 8になってからは、起動直後(DiXiM TVの画面が表示される前)に異常終了していました。

イベントログにエラーがレポートされますが、ヒントとなる情報は見当たりません。
 

対処方法

1.アンインストール

プログラムのアンインストールでは、「完全削除」という表記があったためアプリケーションプログラムおよびそれに関連するデータすべてを削除してくれているものと思っていました。
アンインストール後に再度インストールしても改善しなかったため2番を実施しました。
 

2.リフレッシュ

Windows 8の新しい機能であるリフレッシュを試しました。
Windows 8を導入して間もない頃でしたので、復元ポイントは作成していませんでしたし、バックアップといえるものもありませんでしたのでリフレッシュをすることにしました。
リフレッシュはユーザデータはそのままで追加アプリケーションおよびそれに関連するデータを削除します。
リフレッシュ後はアプリケーションを再インストールし、正常に起動できるようになりました。
しかし、カスペルスキー導入作業後に再発してしまいました。
 

3.復元

リフレッシュはアプリケーション等を削除してくれますが、前回は現状とおなじ状態に戻すために半日くらいを要したため、もう少し手間のかからない方法をと復元を行いました。
運よく3日前の復元ポイントが作成されていたので、今回は復元を試しました。
復元は事前に作成した復元ポイントの状態に戻します。
復元ポイントを作成した時点から追加変更を加えた分が消えてしまいますので、再度その追加変更作業が必要になります。
復元を行う際には、何が削除されてしまうかのリストを表示してくれますので、それを参考に復元後に作業します。
復元に使った復元ポイントは間違いなく正常動作していた時点のものでしたが、改善しませんでした。
この復元はUsersフォルダ以下には影響を与えないようですが、リフレッシュはUsersフォルダ以下にあるAppDataフォルダ内の状態が変わるのでその点が異なります。
 

4.AppData以下の該当ファイルを削除

リフレッシュと復元とで結果が異なったことから、次のフォルダ以下をすべて削除してみました。

「C:¥Users¥ログインユーザ名¥AppData¥Local¥DiXiM Digital TV plus¥」
※このフォルダ内のファイルは、DiXiM Digital TV plus for I-O DATAを次回、起動&終了すれば新規作成されました。

4番を実施後に正常に起動できることが確認できました。

この結果から、異常終了していた原因は起動時に読み込むファイルに何らかの問題が発生していたためと推測します。
1番のアンインストールを実施しても恐らく、このフォルダ以下のファイルは削除されないため、再度インストールしても改善しなかったのだと思います。
 

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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