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WHSv1とVistaの地デジ録画&配信サーバの統合についての検討です。

これについては数年前から悩んでいるわけですが、これだ!といえる答えが見つからない状態です。 

WHSの懸念点

(1)ディスクドライブ構成

WHSv1やWHS2011はOSインストール時にシステム領域とデータ領域に自動で分割されてしまいます。
WHSv1はシステムに20GB、WHS2011は60GBです。
それ以外の領域がデータ領域になります。このデータ領域が基本的にはファイル共有フォルダになります。
仮に1TBのHDDを4台でRaid5構成にした場合、実際に使用できるのは4TBの約75%なので約3TBです。
これがシステム領域に20GBもしくは60GB、データ領域に残り全部に分けられるわけです。
WHS2011の場合はバックアップツールの制限によりデータ領域は2TBごとに分割されてしまいます。
さらにバックアップディスクを用意するとなるとそれ専用の空きドライブが必要になります。
インテルチップセットであればマトリックスRaidによって2台のドライブを60GBずつでRaid1を構成しシステム用、残りの940GBを4台でRaid5構成してデータ用することも可能です。この場合、2台分の60Gbが無駄になると思うのですが、その無駄をなくすために60GBx4のRaid10とRaid5の構成やRaid1を2ペア作って残りをRaid5にすることができるのかどうか?です。
恐らくマトリックスRaidはRaid10をサポートしてないようなので無理だと思いますが・・・
インテルチップセットのRaidもWHS2011のRaidも結局ソフトウェアが介入するのでCPU負荷が高くなり純粋なハードウェアRaidほどレスポンスが良くありません。また、Raid5はパリティがディスクに分散するので再構築に異常に時間がかかります。
最初の構築時、ディスクを取り替えたとき、それら以外にもPCの電源を突然切ったあとのOS起動時などにも再構築が実施され、その間はPCのレスポンスが著しく低下してしまいます。メンテナンス性も考慮するとRaid10がよさそうです。

以上が内蔵HDDとチップセットのRaidコントローラを使った場合なのですが、その他の選択肢としてはE-SATA接続の外付けのRaidケースの購入です。
ハードウェアRaidである点、HDDの扱いが容易になる点などがメリットです。
RATOC社の製品はWindows ServerもサポートしているのでWHSでも使えそうで安心だと思います。

仮想マシンを使用した場合にディスクを直接使用できるのかどうか・・・ 

(2)バックアップ構成

2TBを超えるデータのバックアップを取得することを考えた場合に何にとるべきなのか?
Raid1/5/10にすることでディスク1台もしくは2台までなら同時に障害が発生しても復旧はできます。
ただ、このバックアップは障害発生直前の最新の状態にリストアするためではなくてある日の状態に戻したい場合に使うことを想定しています。
そのため操作ミスで消失したデータの復旧は含みません。
定期バックアップというやつである期間以上経過したものは古い順に削除していってもかまわないバックアップです。
そのため何世代まで残すのかも検討しなければなりません。
バックアップ対象はWHSのシステム領域+ユーザ個別の共有フォルダだけで十分なのかと思っています。

仮に統合のために仮想マシンを使った場合はWHSをホストOSにするかゲストOSにするかで 

地デジ録画&配信サーバの懸念点

(1)著作権保護機能の問題

ネットワークを経由する配信は、DTCP-IPによる配信が必然になるわけですが、そもそも著作権保護のためのコピー防止機能にはDTCP-IP以外にも様々な暗号化技術が使われておりそれは家庭内ネットワークに接続した機器間だけでなくローカルバス内のパーツ間の通信経路においても暗号化が行なわれているためです。そうすることにでパケットキャプチャによって不正にコピーされないように配慮されています。
伝送経路の暗号化は手段であって、それぞれのデータの入出力箇所で不正にコピーされないような仕組みにしなければならないわけでこれができていない製品は販売できないことになっています。

録画データ自体も暗号化されて保存されています。
この暗号化の弊害として、同じPCや機器であっても別物であるかのように識別されてしまうと、これまでに蓄積した録画データはすべて再生できなくなってしまうことになります。これが著作権保護機能の問題だと思います。

何事もうまくいっているうちは気がつかないものですが、何かの拍子に整合性があわなくなると「このデバイスでは再生できません」といった内容で再生ができなくなります。
たとえばOSのクリーンインストールをするとデータ領域の録画データには手を加えなくてもデバイスが変わったと判断されて再生できません。また修理のためにパーツを交換したりすると中のデータは消去されるもしくは再生できなくなるということを承諾したうえでないと修理をしてもらえません。これはパーツ交換の影響でもとのデバイスではないと識別してしまう可能性があることを示唆しています。

著作権保護機能を生かしたままで長期間保存しておきたい地デジ録画データをどうするべきなのか、再生ができなくなることが多々あった影響で悩みが絶えません。

DTCP-IPでのムーブ/コピーについてもずっとうまくできていたのがある日から録画するたびにできるものとできないものがあってシリーズ番組などがPC上とRECBOX上とで散乱している状態です。
ダビング10についても親コピー(録画データ)をメディアサーバへムーブ/コピーしたのちに親を消去してしまったら意味がないわけですが、消去しなければDLNAプレイヤーからは重複してみえてしまいます。
一度RECBOXへ移動してしまった録画データは一時的に退避させる目的でありましたがHDDからHDDへのムーブ対応でなければ、RECBOXからどうすることもできなくなってしまいます。
著作権保護機能の落とし穴によって、大切に保管していたデータが取り返しがつかない状態になってしまう可能性が十分にあるのが問題です。
またその機能を使うためには送信元と送信先の両方のデバイスが対応していないとダメなわけで、機能の追加がファームウェアの更新やソフトウェアの更新で対応できるならまだしもデバイス本体を買い替えないといけないとかならこれほどユーザ泣かせなことはありません。
今ならBlueRayなどに保管することを推奨しているようですが、一旦、メディアに保管したのをHD画質のままHDDへ戻すこと(巻き戻し)はきるのでしょうか?
一部製品は対応していると聞きますが・・・
あれはできることもできると製品説明にはありますができないことも明確にすることがフェアーじゃないでしょうか 

(2)DTCP-IPの問題

DTCP-IPも著作権保護に関する機能になります。
DTCP-IPだと思うのですがDiXiM Digital TVを起動するとインターネットに接続するようです。
これはおそらく不正機器のブラックリストを受信したり鍵のバージョン更新をしたりしているのだと思います。
ある日、回線工事でインターネットが利用できなくなったのですが、DiXiM Digital TVを起動すると正常に起動できませんでした。
何度も繰り返し起動をしているうちにインデックスファイルかなにかにダメージを与えたようで回線がつながってからも起動できなくなってしまいました。
とりあえず起動時に作成されそうなファイルだけ削除して復旧しました。

WHS2011RC版ではDTCP-IP対応のDLNA MediaServerの導入がうまくできませんでした。
うまく導入できなかったのはDTCP-IPのDRMに関する暗号化の部分だと思います。
原因のモジュールは定期的にネットワークへ接続しにいくようです。
恐らく機器間でのコンテンツ配信の際に利用する機器認証やそのための鍵情報の受け渡しや更新、さらには不正機器の検出排除などに使われるものだと思われます。
ようするにDTCPのコアの部分と推測されます。 

(3)バックアップの問題

地デジ録画データは著作権保護によりコピーワンスやダビング10の制限を受けます。
このコピーワンスやダビング10が何らかの影響でうまく機能しなくなるとデータは使えなくなります。
たとえばコピー制限があるのに残りカウントが∞と表示される状態になると復旧はできません。
これを仮に復旧できてしまうとコピーワンスやダビング10のカウント値を操作できてしまうことになってしまいます。
また、録画した機器以外では再生はできないことになっていますので機器の故障以外にもデータの消失が発生するということです。
あれこれ考えると通常のファイルやデータのバックアップ以上にバックアップの必要性を感じてしまいます。

しかし、製品説明をみてもイメージバックアップからのリストアは保証外とありますし、そもそもバックアップデータをリストアして再生できてしまったらなんのためのコピーワンスやダビング10なのかが意味不明になります。
そう考えると著作権保護されたデータのバックアップはコピーワンスやダビング10のもとで行なうのが正当な方法だと思えます。
そこで思いつくのがBule-Rayメディアへのコピーまたはムーブです。
メディアの管理がしたくなかったので大容量HDDを搭載することにした私には受け入れがたいものです。
またトータルで数TBあるデータを一括にバックアップする場合にはどうするのか?

そんなケースはないよ!といわれるかもしれませんがある日、調子が悪くなってサポートへ配送することになった場合は本体にあるデータが消失してもいいようにしてから送らなければなりません。
Raidにしてもペアで複製をする構成ではイメージのバックアップと同じことをしているに過ぎません。
それともイメージのバックアップはグレーゾーンということなのでしょうか?

仮想マシンの問題
WHS2011に地デジ録画&配信サーバが構築できない場合は仮想マシンを使ってPC1台に統合することになります。
その場合はWHSをホストOSにするのかゲストOSにするのかで悩みます。
仮想マシンのゲストOSは所詮エミュレーションです。
ビデオメモリの最大設定値は128MBだったと思いますので、録画&配信サーバをゲストOSにするとIOデータ製チューナの要件を満たしません。
かといって逆にするとサーバOSがクライアントOSの後に起動するというのはなんだか変に思います。
DHCPサーバ、WINSサーバ機能をWHSで廃止すればとりあえずは運用上は問題はなさそうですが・・・
ゲストOSをWHSにした場合、WHSのバックアップ機能は意味があるのかどうかも不明です。
さらには仮想マシンのスナップショットとかゲストOSにWHSを導入する際のディスク構成とかもいろいろ試さしてからでないとわからない部分が満載です。

以上のような問題を解決してくれる方法が未だ見つかりません。

いまさらですが地デジ録画&配信サーバは家電製品でそろえるのがジタバタしなくてベストチョイスに思えます。 

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