Windows10 ソフトウェアチーミング

NIC2枚でなにができるのか?

Windows Vistaのころは、ネットワークポートが2ポートあったマザーボードを使用していたのでチーミングを構成していました。

それぞれのネットワークポートを別々に使用するのではなくて、1つにまとめることができるので理論上は2倍の転送速度になります。

また、設定を変更すれば、通常使用しているポートに障害が発生したら待機している方が自動で稼働してくれたりと、対障害時にも役立ちました。

チーミングをするとネットワークアダプタの負荷分散とかフェイルオーバーの設定ができるわけです。

そのころの認識では、同じチップメーカーでかつチップメーカーが配布するドライバーソフトウェアを利用して構成しなければならないということでした。

Windows8のことにHyper-Vを利用するためにNIC2枚構成にしました。

ゲストOS上でもゲームを起動して露店放置など2PCができるようにと思いましたが、別に購入したLIVA Xにゲームクライアントをインストールしてリモートデスクトップで操作したほうが快適であったためHyper-Vはやめました。

Windows10になってHyper-Vをやめたのはkaspersky2015で問題があったのも理由の1つです。

そうなるとあまったネットワークアダプタを何に使用するのか?

このまま2ポート同時利用しているといろいろ面倒なことになります。

同じネットワークであれ別のネットワークであれ通信経路がアプリによって変わってしまう可能性があり混乱の元になるため片方は無効にするしかありませんでした。

Windows10では…

OSでソフトウェアチーミングが可能なはずでした。

実際にはWindows8のことから可能なはずです。

しかし、ネットワークアダプタのデバイス設定では「Microsoft Network Adapter Multiplexor Protocol」を有効にできません。

仕方がないのでPowershellコマンドで設定してみました。

Windows10 LBFO

Windows10初期の頃はできていたけどアップデート後にできなくなったといった記事も見かけます。

これについては、まだ未解決のようです。

結局、Windows10でチーミングはどうすれば?

IntelであればProsetで可能なようですが、Windows10は制限があります。

また、私が使用しているネットワークアダプタは対象外のようでProsetがインストールできません。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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