NUC7i3BNKが熱暴走
第7世代 Intel Coreプロセッサー搭載のNUCキットですが、もともと冷却性能が良くありませんでした。2019年の夏ごろから冷却FANが常時動作しており騒音がひどいものでした。
秋ごろにはFANの音が異音に変わり、ケースを開けて確認しますが特に問題はありませんでした。
アイドル状態やネットサーフィン程度なら本体ケースは人肌程度の温度でしたが、何かをきっかけに急にFANがフル回転しケース温度は触ると熱いと感じる程度まで上昇していました。
こうなると電源OFFで冷ましていましたが、なぜか、本体ケースが火傷しそうなほどに熱くなっているではないですか。これは大変だと思いACアダプターを外し、使用をやめました。
NUC8i5BEHを購入
代替機として第8世代 Intel Coreプロセッサー搭載のNUCキットにしました。すでにパートナー用で購入した機種と同じです。
第7世代 Intel Coreプロセッサー搭載のNUCキットでは熱のためサーマルスロットリングの発生が頻繁でCPU本来の性能が発揮できていませんでした。
第8世代 Intel Coreプロセッサー搭載のNUCキットでは排熱問題が改良されておりサーマルスロットリングの発生頻度も抑えられていると思います。
第8世代 Intel Coreプロセッサー搭載のNUCキットの場合、ACアダプターから先の電源コードを購入する必要がありますので注意が必要です。
今回は以下の構成にしました。
NUCキット | NUC8i5BEH |
メモリ | Crucial スタンダードモデル DDR4-2400 ノート用メモリ 260pin SO-DIMM 8GB 2枚組 W4N2400CM-8G |
ストレージ | Intel SSD 760p M.2 PCIEx4 512GBモデル SSDPEKKW512G8XT |
OS | Windows 10 Pro x64 |
電源コード | BUFFALO 電源ケーブルDELL/HP用3ピンソケット(メス)⇔2ピンプラグ(オス)20cm BSACC0802BKA |
黒い砂漠でbad_module_infoが発生
Windows 10 Pro x64をインストール
ライセンスは余っていたのを使用し、Windows 10のインストール用ツールをダウンロードサイトからダウンロードして 最新版をUSBメモリからインストールしました。
セキュリティソフトもインストールして黒い砂漠やArcheageなどもインストールしました。
黒い砂漠を放置させながら他の細かな設定をしようと思ったところ、ログイン後にすぐに強制的に落とされます。落ちるのはサーバ上にキャラクタが完全に表示されログイン状態になったあと数秒から数分の間です。操作していないときにおこりやすいです。落ちる前にフリーズのような状態が一瞬発生します。
Applicationエラー bad_module_info発生
Windowsのバージョン情報
今回はクリーンインストールです。
※Windowsの場合、アップデートしたものとクリーンインストールとは別物と思ってください。
32bitバイナリと互換性で対応
いろいろなことを試しました。
- メモリーチェック
- Cortanaの無効化
- Archeageでの動作確認
- ゲームオプションの変更
- .NET Framework 3.5の有効化
チェックでは問題なし、他のゲームタイトルでは動作確認正常、設定変更も症状の改善なしで結局、Windows 10の1909アップデートの影響が大きいと判断し、黒い砂漠のバイナリを32bitバイナリーを選択し、これをWindows7互換モードで起動することでなんとかなりました。
Windows7 互換モード
バイナリは64bit版と32bit版が存在しています。今回は32bit版を使用しますので32bit版のバイナリをWindows7互換モードで実行するように変更しました。
32bitバイナリを選択
起動時には「32bitで起動」を選択します。
これで今のところは問題なしです。
2020.1.5追記
半日以上問題なく動作していましたが、キャラチェンジしたらまた元に戻りました。今では何をしてもダメです。
お手上げです。
2020.1.6追記 Intelのドライバーをアップデートすると同じ症状になる
パートナーは問題なく黒い砂漠をプレイしていましたが、1月6日にIntel Driver & Support Assistantからドライバーの更新があるというメッセージによっていくつかのデバイスの更新を行いました。(BIOSやネットワークドライバやBluetoothドライバーなど5種類ほど)
その結果、私のPCと同じ結果になりました。
BIOS0077でintel MEのバージョンが更新されているんだけどもこれが影響しているのかどうかすらわかりません。とにかく、黒い砂漠の中のログは文字化けばかりで変換もできないしで使えない。
2人そろって黒い砂漠がプレイできなくなりました。
ArcheageやLineage2などは問題なくプレイできるというのに・・・
落ちるタイミングを見ていると、まちまちなので、 ゲームセキュリティソフトが反応するプロセスが起動なり活動したタイミングで落とされているのではないかと思います。
ゲーム上のマップなどグラフィックデータにバグがあれば他の人にも影響する話だし、ゲームサーバにログインしてから数秒から数分以内に落とされるので限りなくゲームセキュリティソフトの影響を考えます。
黒い砂漠のゲームセキュリティソフトは「XIGNCODE3」であることも他のタイトルと異なりますので可能性は高いのだけども、このアプリのログが文字化けしてちゃなんもわかりません。
2020.1.8 定期メンテナンス後
Razer関連の不具合修正がありましたが、パートナーの方は今回のアップデートにより、症状が改善したようです。(アップデート後1回目は即落ちその後問題なし)
一方、私の方は全く変わりません。毎日ログインアイテムをもらうだけのために、ログインして落とされてを繰り返す日々です。
2020.3.4 定期メンテナンス後
非常にアバウトな表現でこの対応で改善するのやら・・・
期待せずに試してみることにしました。
もし改善すれば超課金 (3万円/月以上の課金) ゲームであるNCSOFT運営のゲームタイトルをプレイしなくてよくなります。
何の改善もなくいつものように強制終了です。
フォルトトレントヒープを無効にする
OSをクリーンインストールしたら改善したというお話もありますが、私の場合、新PCで一度も起動していませんのでこれを行っても無駄なように思っています。
いきなりですがbad_module_infoで起動しなくなった対処として紹介されていました。
フォルトトレラントヒープ(FTH)は自動修復機能とか牢獄性に分類されるWindows7のころからある機能だと思います。レジストリを見ると黒い砂漠の32bitおよび64bit版のバイナリがエントリーされていたので削除しました。
参考までに bad_module_infoエラーが記録されているにもかかわらず、パートナーのPCのレジストリにはこのエントリがありませんでした。
パートナーのPCでは、Windows Updateやドライバー更新のたびに不安定になっているようですが、最近、また安定しているようです。
問題が発生しているPCのメモリはいつものメーカの製品が売り切れだったので、ずっと避けていたMicron製です。注文時から気がかりでした。無関係なはずだけども、2台の差はこれだけ。
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