2014.01.17 F攻撃や自動攻撃を通常攻撃に、C攻撃をその場攻撃に修正
新属性マントが12月13日以降、順次ガチャで登場しています。
- 新属性マント登場!マーイボゥがちゃラッキータイムスタート! [13-12-13]
- 期間限定「 クリスマスがちゃ 」開始! [13-12-13]
- マーイボゥ先生…劫炎のマントが欲しいです!! [13-12-19]
- 蛇装備再登場!「 冬の宝匣2013 」販売開始!【12/31追記】 [13-12-28]
新属性マントはバグだらけ
12月26日に再登場した凍潔のマントの説明様式は他のマントのものと異なります。
同じ様式でよいものをわざわざ変えていることに違和感がありました。
異なるというよりは情報が欠落した不完全な状態のままです。
- 年末豪華版!?「 マーイボゥがちゃ 」更新のお知らせ [13-12-26]
回答メールはテンプレなのに、こういうところはテンプレ使わないんだ・・・
すぐ下に同じく新属性マントがあってそれと比べてもおかしいのは一目瞭然。
なぜ、作業者は間違いに気づかないのか、どうして周囲の人も気づかないのか
この運営は、本番環境に何らかの操作をするときに誰もチェックをしていないということなのだろう。
狂焉のマント
「これすげー」という話を聞いて、ちょうど数が出回りだし価格が下がりはじめたころにゲットしておきました。
しかし、詳細説明をみても克己の発動条件がかなり絞られると判断して、実際には使っていませんでした。
彩軌のマントの検証時に克己が実際に発動するのかを比較するために使ってみました。
このときは条件に合うように闇属性魔法で攻撃してもらい正しく発動することを確認しただけです。
凍潔のマント
彩軌のマントとどちらを使うかで迷ったのがこの凍潔のマントです。
性能が説明通りであれば、ITで「克己」が発動するわけなのでかなり使えそうです。
ガチャのラインナップに再登場した瞬間にコメボで買い募集を出して、運よくその日に買えました。
廃都で拠点防衛したときに中でITをがんがん回されましたが、「克己」の恩恵とパラディンということもありLPは減りませんでした。
戦争中何度もITを受け、そのたびに数回「克己」が発動していたので、検証するまでもなく克己の発動を確認できました。
彩軌のマント
一番ほしかったマントです。
彩軌マントの性能については当初公式ページには何も説明がない状態でした。
他のマントと比較すると克己の発動条件が3%と低いのですが、魔法の属性に無関係なので、その差以上の効果が期待できそうでした。
「克己」の発動疑惑
しかし、戦争では全く発動せず、その後、簡易検証ということでドレッチ8匹くらいで試しても発動せず・・・
知り合いに頼んで闘技場で検証に付き合ってもらっても全く発動せず・・・
そもそも発動しないのでは?となってサポートに問い合わせをしました。
回答は業務開始の6日以降となるわけで・・・
修正後の彩軌のマント
そして8日「発動しないことを確認しました。次のメンテで修正します。」と回答が届き、9日のメンテで修正したとアナウンスがあり、修正されたことを自分でも確認しました。
ただ、確認したのは「克己」だけですの、「彩軌」はわかりません。
所持しているのは以上3種類の新属性マントです。
この3種類の「克己」発動条件の違いは、以下の通りです。
1.凍潔は氷属性魔法でダメージを受けた場合、狂焉は闇属性魔法でダメージを受けた場合、彩軌は属性無関係で魔法でダメージを受けた場合
2.発動率が凍潔と狂焉は15%、彩軌は3%
簡易検証実施
彩軌のマントが正常に克己が発動するようになったので、凍潔のマントと彩軌のマントとでどちらにしようかと考えました。
克己の発動率は数値だけだと15%と3%の差で凍潔のマントの方が数値は上ですが、それ以外にその属性魔法でダメージを受けた場合というAND条件があります。
その点、彩軌のマントは属性の条件はなく魔法ダメージを受けた場合のみであるため、大規模戦のような多種の魔法が飛び交う状況では使い勝手がよいかもしれません。
そもそも発動条件の魔法ダメージとは?オーラダメージは発動条件に入るのかどうか?という疑問が湧いたので、検証してみることにしました。
簡易検証の目的
この検証は「克己」の発動条件の範囲がどこまでかを知ることを目的に行いました。
簡易検証条件
簡単に検証できそうなのがスナイパーかなぁということで、すぐに作って闘技場で検証しました。
検証は、攻撃する側のスナイパーに弓を持たせ通常攻撃+アロストで攻撃し、攻撃を受ける側のパラディンにそれぞれ新属性マントを装備して行いました。
使用した弓は闇弓と焔弓と氷弓とで、新属性マントには彩軌のマントと狂焉のマントを使用しました。
簡易検証1.フォックスグローブのオーラダメージで発動するか
彩軌のマントで試しましたが全く発動しませんでした。
狂焉のマントは闇属性なので試しませんでした。
簡易検証2.グルーミーエフェクトのオーラダメージで発動するか
彩軌のマントでは全く発動せず、狂焉のマントでは何度か発動しました。
新たな疑惑
簡易検証結果から新たな疑惑が湧きます。
グルーミーエフェクトのオーラダメージが闇属性魔法として判断されるのであれば、彩軌のマントでも発動しなくてはなりません。
この差は単純に確率15%と3%の差だろうか?
検証時に装備していた奏武器のスキル発動率が5%、スナイパーが装備していたスポイルリングやブリザードリングのスキル発動率が3%。
これらは何度も発動していました。
そうすると確率の差ではない可能性が高くなります。
克己が発動しないことを検証
念のため、絶対に克己が発動しないはずの組み合わせにて検証してみました。
使用した新属性マントは凍潔のマントです。
グルーミーエフェクトを入れて弓は闇弓と焔弓と氷弓とで行いました。
結果、なぜか凍潔のマントでも狂焉マントと同じ頻度で克己が発動します。
明らかに何らかのバグが存在しています。
検証では、効率よくできるであろうと通常攻撃とアロストを使っていました。
オーラダメージで克己が発動するかどうかの検証だったわけですが、バフを入れない状態でかつFキーによる通常攻撃のみで再度検証しました。
使用した弓は、氷弓のみで鍛錬したルナティックボウS2で茨の魂2個入れています。
検証前の確認
まず、絶対発動しない条件でそれぞれ「克己」が発動しないことを確認しておきます。
その条件は、魔法ダメージでなければよいわけなので弓で自動攻撃するだけでよいはずです。
※この検証には攻撃する側とされる側の2キャラが必要で、多重起動であるため自動攻撃が楽だったのもあります。
結果は彩軌のマント、狂焉のマントは発動せず、凍潔のマントは発動
あれ?発動してしまった。
どのマントでも克己が発動してはいけないはずなのに、氷弓で通常攻撃をすると凍潔マントを装備したときだけ発動してしまいます。
この原因が何かを確実にしないと、検証をすすめても意味がありません。
推測1.武器の鍛錬属性と同じ新属性マントで克己は発動する
これまでの結果から、武器の鍛錬属性と同じ属性マントであれば克己が発動するのではないか?という推測です。
試しに闇ジェムで鍛錬した弓を使って、狂焉のマントで通常攻撃を試すと発動しました。
彩軌のマント、凍潔のマントは発動しませんでした。
それでは虹ジェムで鍛錬した武器ならどうなのか?
たまたまレンタルの弓(虹武器)があったので、それを使って検証しました。
結果は、彩軌のマントを除く凍潔のマント、狂焉のマントで発動しました。
ここまで、アイテムの表記通り正しいのは、修正後の彩軌のマントのみです。
では、発動するのはF攻撃だけなのか?
ということで、アロストを試しますが、どのマントも発動はしません。
その他、スキルのみで攻撃しても発動は確認できませんでした。
これは正しい結果だと思います。
ではその場攻撃はどうなのだろうか?
ということで、弓だとその場攻撃は面倒なので氷槍や闇斧を所持しているジェネを使ってみました。
結果、通常攻撃と同じでした。彩軌のマントだけ発動しません。
推測1では不十分であり、次のように表現できます。
鍛錬した武器で通常攻撃またはその場攻撃にてダメージを受けた場合、武器の属性と同じ新属性マントを装着していれば克己は発動する
なお、虹ジェムで鍛錬された武器の場合は、すべての新属性マントで克己が発動する
※ただし、彩軌のマントのみ説明文通りであり、上記新属性マントに含まれない。
まとめ
以上、だらだらと書きましたが、まとめると以下の動画を見れば一目瞭然であり、おかしいことがわかります。
動画に関して
動画ではジェネ(フォルニッドセット装備)とグランドクロス(メイトキングセット装備)を使用しています。
「克己」の発動は、左下チャットウィンドウ内の「コンプリートセラピーの効果が掛かりました。」で確認できます。
なお、青文字がジェネ側で赤文字がグランドクロス側です。
※「克己」発動時は、詠唱動作があるのでキャラクターの動作を見ていてもわかります。
動画1.マントと同じ属性の武器で通常攻撃をすると「克己」が発動してしまう例
ジェネは狂焉のマント+奏斧、グランドクロスは凍潔のマント+獣両手剣でそれぞれ通常攻撃をしています。
動画2.同じ条件でも彩軌のマントは「克己」が発動しない例
ジェネは狂焉のマント+奏斧、グランドクロスは彩軌のマント+獣両手剣でそれぞれ通常攻撃をしています。
この動画から、動画1の状態がバグであり動画2の彩軌のマントだけが正常であると判断しますが、万が一、運営が動画1の状態が正常であるという判断であれば、動画2の彩軌のマントが正常でないということになってしまいます。
どっちにしてもバグが存在しており、先日、彩軌のマントについてはバグ報告をしてその修正をしてもらったばかりです。
以上から新属性マントすべてにバグがあったという事実が判明しました。
これにより、本番環境を操作する場合の手順どうこうの前に、開発後に単体テスト(機能テスト)も統合テストもせず、ましてや本番前のレビュー(最終チェックなどをする会議)などもせずに、本番環境にアップデートを加えるというとんでもないことをやってると推測できます。
これは、一般的にはとんでもない話なわけですが、パンドラサーガでは日常的な事らしいです。
なので、年末から発生している「グロッシュ増殖」のようなことがサービス開始して何年も経過しているゲームタイトルで発生するという恥ずかしい事件が起こってしまうわけですね。
最後に
動画を観て気づいておられるかもしれませんが、いろいろと思うことや知ってしまったことがありうんざりして、年末くらいに連合から王国に移住しました。
連合キャラはアイテムを所持した状態なのでそれらが必要なときに一時的に使用することはあるかと思いますが、アイテムの移動が完了すればキャラを削除しますので、二度と連合キャラでは戦争に参加する予定はありません。