パンドラサーガをお勧めしない理由

パンドラサーガは以下、ウィキペディアより抜粋

パンドラサーガは、ヘッドロックが開発し、ウィローエンターテイメントが運営するオンラインゲームで、MMORPGに分類される。現在日本を始め、台湾香港アメリカ中国大陸でサービスを提供している。

現在、運営しているウィローエンターテイメントになってからは、課金キャンペーンはほぼ毎週の様に実施されています。

一方、アップデートに関しては、2013年アナウンスされたアップデート予定はほぼ実施されず、予定日を過ぎても何らその事には触れられませんでした。

2013年10月実装を予定していた「アールザール要撃戦」に関して、公開テストを10月に実施するという状態。

アンケート調査などありましたが、その後、何事もなかったかのように時間だけが過ぎていきました。

2014年がはじまると、2013年のアップデート予定が実施できなかったことに関して、確か「アールザール要塞戦」については今の開発のスキルではギブアップといった内容だったと思います。

それをみて、今後、新マップ実装を断念したんだと判断しました。

2014年のアップデート予定には職業バランス調整があります。

この職業バランス調整に関しては、毎月6~8職業を対象として、順次実施してまいります。と言っていましたが、アップデート情報の最新は4月24日です。

それ以降、なにもないようです。

私が思うには、調整する内容がないのであればないということもアナウンスすべきだと思います。

何も記載されない=何もしていないととれるからです。

手口としてはアップデート情報でこれまでと何かが変わる「兆し」をユーザに感じさせるのが狙いです。

ユーザのその思いを利用して課金キャンペーンだけを実施し、集金しようとする。

これはどの企業でもやっている手法でしょうが、異なるのは、予定日を過ぎても何のアナウンスもないことです。

遅れるとわかった段階で、何らかのアナウンスが必要だと思います。

これがないので、故意に騙していると思われてしまいます。

2015年になれば、2014年のアップデートが実施できなかったことを謝罪して、また、2015年のアップデート予定を公開するだけですませ、課金キャンペーンでどんどん集金できると考えているんだろうなぁとさえ思えます。

公式サイトを見れば、「ニュース」「イベント」「アップデート」「キャンペーン」などのカテゴリに分類されています。

ウィローエンターテイメントが運営になってからとその前をそれぞれのカテゴリの記事数を見てもわかる通り、圧倒的に「キャンペーン」(課金キャンペーン)の数の多さに気が付きます。

また、「ニュース」や「アップデート」にも課金アイテム関連の記事を掲載するようになっています。

この公式サイトの過去記事を見るだけでもウィローエンターテイメントが一番力を注いでいるものが何かというのがわかると思います。

高性能装備をゲットできる方法はガチャで500円/回、1000円/回、5000円/回などの種類があります。

レア品は1等と2等で3等~6等は今は需要のない装備や消耗品だったりします。

1等にも5種類ほどアイテムがありますので、欲しい装備を狙って必ずもらえるわけではありません。

500円ガチャを20万円分プレイしても1等すらでなかったという話も聞きます。

武器はそれ1種類を強化すればよいが、防具の場合は頭、胴上、胴下、手、足、(さらには、ネックレスや盾などとセットにした場合もあり)の5部位の交換チケットが必要で、部位によってはチケット2枚~3枚必要なものもあります。

装備を手に入れただけではその性能効果はほとんど使えません。

それを使えるようにするには一般的には+5~+8まで鍛錬して強化しなければなりません。

鍛錬は100%成功ではありません。

確率を上げるために強化用補助アイテムが必要になります。

+3まで100%成功する匠の金槌が1500円/本

+5まで100%成功する祝福の金槌が非売品でマイレージ10000ポイントもしくはキャンペーンや課金ガチャ(匠ガチャ1500円/回)の景品で入手可能です。

+6まで100%成功する純油はキャンペーンで期間中に20000円分以上使ったらプレゼント(現在実施のキャンペーンの場合、条件は変動)

+7まで100%成功する墨油はキャンペーンで期間中に40000円分以上使ったらプレゼント(現在実施のキャンペーンの場合、条件は変動)

+8まで100%成功する天油はキャンペーンで期間中に80000円分以上使ったらプレゼント(現在実施のキャンペーンの場合、条件は変動)

となっています。

仮に鍛錬で失敗した場合は、復旧に必要なリペアチケットが販売されています。

※ゲーム内で入手できるリペアチケットライトは復旧が100%成功するものではありません。せいぜい10%くらいの確率です。

常時販売されているリペアチケットZERO(3500円)は装備を復旧するだけのもので強化値は0になってしまいます。

期間限定で販売されるものでは、リペアチケットST(+5まで復旧可能5000円)、リペアチケットEX(+7まで復旧可能15000円)です。

キャンペーンのみで入手できるリペアチケットZ(+8まで復旧可能)は、前回は25000円分以上期間中に使用して抽選で5名にプレゼントでした。

最近の装備にはランダムオプションを付与できるものがほとんどです。

装備自体はほとんどの場合が課金ガチャで入手し、これが格納されるのがサーバ共通で使用できるアイテムボックスです。

アイテムボックスは取り出すだけしかできません。

この取り出す際にまずランダムオプションの付与がされます。なかには何もつかないケースもあります。

再度ランダムオプションを付与しなおす場合は、再構築を行います。

再構築にも成功と失敗があります。

この再構築に必要な触媒は、ゲーム内で入手可能な触媒は成功率が何段階かあり100%成功ではありません。

覚醒の触媒は100%成功しますが、成功したにもかかわらず何もオプションがつかないこともあります。

自分が希望するランダムオプションを狙って付与する場合は、これだけで数万円分課金することにもなりかねません。

どこにも保証はありませんので、それだけ使っても最終的に効果が悪くなった状態になることもあります。

絶対に~しないといったオプションを付与するのに平均で100回くらい再構築しないといけないといった話を聞きます。

覚醒の触媒を課金ショップで購入したとすると単純計算で95000円です。(※実際にはセット販売があるのでもう少し安い)

といったように強い装備を手に入れ、それを強くするには相当な金額が必要になります。

しかし、それを手に入れたころには・・・

課金アイテムや課金装備は、どんどん新しいものが実装され、その都度、それを入手するための高額ガチャが実施されています。

これは、過去の「キャンペーン」、「ニュース」、「アップデート」などの記事を見てみるとわかります。

一点だけよくなったなぁと思えたのは、新スキルなどの説明にスキル詳細のテーブルを添付してあることです。

しかし、これまでの経験上、これはあくまで開発時の目標のようなものであって、その数値通りの効果性能になっているかは、検証をしていないと思われます。

パンドラサーガはその装備の基本機能の検証などをユーザ自ら行わないといけません。

その検証のために実際に装備を手に入れ強化しないといけないわけですから、検証結果で効果性能がでていないときのユーザのストレス怒りは半端なものではありません。

既知不具合にこれまでの不具合などが一覧でまとめられていますが、ユーザが報告した内容が日々更新されているわけでもなく、ここに記載されているのはごく一部でしかありません。

また、ユーザからの報告のほとんどは「調査中です」、「検討中です」のテンプレートで返信され、バグなのか仕様なのかさえもわからいまま時間だけが過ぎて、1年くらい経過しても明確な回答はありません。

もちろん、既知不具合にも掲載されることはありません。

ゆえに、ここに掲載されているのはごく一部と表現しました。

わかってるけどやりたくないなぁという事項が「検討中」、なんとなく簡単そうだしできそうかなぁそのうちやってみようかなぁという事項が「対応予定」と思えば気が楽になると思います。

「検討中」、「対応予定」だからといって、決して、期待してはいけません。

現在の運営であるウィローエンターテイメントの私のイメージは、一言でいえば、「悪徳商法を行う企業」です。

過去にあったテレビドラマ「三匹のおっさん」の「第2話 悪徳商法を退治!!」にでてくる「パレット・ピース」のような企業イメージです。

1キャンペーンに数十万使うこと、欲しい装備を使える状態にするのに数十万以上つかうこと、その装備が本来の性能効果がでていなくても諦められること、そしてすぐに需要がなくなり劣化版などになってしまうことを苦にしないのであれば新規で始めてもよいと思います。

2013年の年末くらいに発生した(実際は10月ころには把握していたはず)不正行為によって、ユーザ離れが加速しゲーム内通貨がゴミ状態になっています。

経済が破たんし住人がいなくなった状態ですので、無課金で始めるのはお勧めしません。

ユーザが利口になれば、このままでは集金できないと判断し、運営はPandorasagaを手放すかそれともこれまで手をつけていなかったバグや調整に注力すると思います。

2014年は2013年の事件の影響によるユーザ離れを意識して少し、調整に手を付けようとしているようですが、まだFakeにしか思えません。

パンドラサーガだけに限ったことではありませんが、できることはなんでもやってしまう。

自己の地益のためならなんでもできてしまう。そんなユーザ。

傍から見れば、ユーザ自らゲームコンテンツを壊してしまう行為をするユーザ。

運営の立場になると、こういうユーザへの対処が課題だと思います。

2013年に発生した事件もこういうユーザの行為によって被害が拡大したともいえます。

パンドラサーガの本来の対人戦は非常によく考えられみんなで一緒に楽しめるものだっただけに、現状が残念すぎて、ついつい愚痴ってしまいます。
 

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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