Mobile Toolsの使用を中止

携帯端末からアクセスした場合は、デバイスにあわせてテーマを切り替えるようにと設定していましたがうまくコントロールできていないなどの理由で中止することにしました。

具体的な理由は、

(1)Googleのサイト情報からページの表示時間が平均7秒強かかっています。

これは一般的に言われている3秒の2倍以上であり改善しなければなりません。

遅い理由はいろいろと考えられますが、その1つに1サイトでデスクトップとモバイルを兼用しているためにキャッシュ機能を利用できない事です。

もう1つに拡張モジュールを多数インストールしている点です。これについては、他で代用できるようなモジュールや使用頻度が低いモジュールをアンインストールして対応しました。

実際にはDDblockモジュールやFeedAPI関連のモジュールを廃止しました。

(2)Mobile Toolsモジュールの設定が意図する動作をしない

デバイスごとの切り替えはエミュレータでテストした限りではうまく切り替わっていますが、モバイル用に別ページをトップページに設定するとデスクトップからアクセスしてもモバイル用の設定ページがトップページになってしまいます。そもそも1サイトでデスクトップ用とモバイル用を切り替えるのはお勧めしていないようですので仕方がないことかもしれません。

(3)モバイルテーマに対応していないページが多い

ティザー表示の場合は問題ありませんが、記事中の記述がところどころモバイルテーマに対応できていません。

記事投稿時にはモバイル用に公開することを意識していなかったので当然の結果ですが、表示が崩れるために無駄なパケットを大量に送信する&記事全体を読むためにはスクロール操作を何度もしなければならないなど操作性の問題があります。画像もある程度のサイズになると欠落してしまうため意味がありません。

個別にCSSで対応することも可能でしょうし拡張モジュールで対応できるのかもしれませんが、そのテスト環境と労力が現在はありません。

これらを考慮すると、現状でモバイルサイトとしては中途半端であり見る人に不快感を与えると判断し中止することにしました。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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