京急本線の改札に入ってすぐにApple Watchの充電残量が10%未満を知らせる通知が表示されました。ここから改札を出るまで最短でも40分かかります。すぐに省電力モードに設定します。
はたして今回は無事に改札を出ることができるのでしょうか?
改札を出る前にApple Watchの電源が切れた
改札に入るとバッテリー残量が10%未満になった
なんとか改札をでるまで電源が切れないようにバッテリー消費を抑えるために省電力モードにしました。
Apple Watchでは、バッテリー残量が10%未満になると「省電力モード」へ切り替える通知が表示されるようになっています。そのほか、電源管理メニューからも「省電力モード」へ切り替えることができます。
改札を出るときに文字盤が真っ暗
40分ほど経過して駅に到着しました。
改札を出ようとApple Watchを確認すると文字盤の表示は真っ暗です。
「バッテリー残量がなくなり電源が切れたのだろうか?」
電源オフの状態だと思ったので電源オンになるかを試してみました。
サイドボタンを長押しすると、右上に小さく時計が表示されました。
しかし、5・6秒すると時計表示が消えてしまいます。
バッテリー残量がゼロでもう電源オンにならないと勘違いしてしまいました。
あとから調べて分かりましたがこの動作こそが省電力モードです。
駅の改札係員に相談
降車駅の改札の係員に「Apple Watchの電源が入らない」旨を伝えました。
その場合は、現金での精算になります。
改札にいる係員に対応してもらいます。
処理連絡票と内部のデータとで事実確認ができるのですぐに対応してもらえます。
Apple Watchの電源が入らない状態では、入場記録を消去できないため、充電して電源が入るようになったら、精算時に受け取った2番の処理連絡票をもって、入場記録の消去をしてもらいます。この消去作業が終われば通常通り使用できます。
今回はバッテリー残量がゼロでなく電源もきれていないのに、電源オフの状態だと勘違いしてしまいました。
そもそも、省電力モードがどういった動作をするのかを理解していなかったのが原因です。また、省電力モードの解除方法はサイドボタンの長押し程度しか知りませんでした。
省電力モードとは
省電力モードとは、バッテリーの消費を抑えるモードです。
スマートフォンと違うのはApple Watchは時計なので、バッテリー消費を抑えるために起動するのは時計機能のみであるということです。
サイドボタンを長押すと6秒間時刻を表示します。
最小限の機能でバッテリーを長持ちさせようとします。
省電力モードにした場合、時計機能しか使えません。
改札から出る前に、省電力モードの解除操作が必要です。
省電力モードの解除方法は、以下の2通りの方法があります。
- サイドボタンを、長押しして再起動
(アップルマークが表示されるまで長押しを継続します) - 充電器で充電する
私の場合、Apple WatchはApple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)ですのでペアリングしたiPhoneがなくてもApple Watch単独でモバイル通信が可能です。
そのために、仕事中はiPhoneは常に携帯しておかなくてもよいのでiPhoneは保管してApple Watchだけで移動することが常でした。しかし、この様な使用環境では、iPhone本体とApple Watchのバッテリー消費量は非常に増加するようです。それとは逆に、常に一緒に持ち歩いていればバッテリー消費を抑えることができました。
実際に別々の場所で使用した場合はApple Watchのバッテリー残量は20%以下になりますが、常に近くであれば残量は50%以上でした。
ゆえに、iPhone本体とApple Watchは近くで使用するのが一番の対策だと思います。