Anker Nano II 30Wで充電環境はバッチリ

Anker NanoII 30W

iPhone 12 miniでの充電をいろいろ考えていました。
外出先での充電を考慮してアイテムを追加しました。

目次

Anker Nano II 30Wで充電環境はバッチリ

購入前の環境は関連記事をご覧ください。今回、新たにAnker Nano II 30Wを購入しました。
Nano IIシリーズには2021年12月現在 30W/45W/65Wの3種類がラインナップされています。

製品情報Anker Nano II 30W

特長は以下の通りです。

  • USB Power Delivery 30W出力
  • 約4cm四方に収まる超コンパクト設計
  • GaN (窒化ガリウム) 搭載USB充電器
  • IEC 62368-1の基準に準拠
  • PowerIQ 3.0 (Gen2)
  • Qualcomm Quick Charge
  • サイズ:約38 × 32 × 30mm (プラグ部を含まない)
  • 重量:約47g
  • 型番:A2665N11 (ブラック) / A2665N21 (ホワイト)
  • 入力:100-240V~ 1A 50-60Hz
  • 出力: 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (最大 30W) PPS出力: 3.3-11.0V=3.0A / 3.3-16.0V=2.0A (最大30W)

RAVPower RP-PC144との比較

今回購入したAnker Nano II 30Wと既存のRAVPower RP-PC144を比較してみます。

性能の比較

ANKER Nano II 30W

  • 入力:100-240V~ 1A 50-60Hz
  • 出力: 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (最大 30W)
    • PPS出力: 3.3-11.0V=3.0A / 3.3-16.0V=2.0A (最大30W)

RAVPower RP-PC144

  • 入力 : AC 100~240V 1A 50-60Hz
  • 合計出力 : PD20W+10W
  • PD出力 USB-C : PD3.0 5V/3A,9V/2A,9V/2.22A,9V/2.77A,15V/2A 30W Max.
  • USB-A出力 USB-A : QC18W 5V/3A,9V/2A,12V/1.5A 18WMax

どちらも独自技術以外ではPD対応、PPS対応、QC対応で同じですが、PDOの値が若干異なります。
30W MaxのPD対応機器であれば、20V/1.5Aは任意、9V/3A出力の標準電圧はないといけないはずです。
この点でRAVPower RP-PC144はネゴシエーションが適切にできるのか不安があります。
USB規格ではPD以外の方法で電圧を変更するのはNGだったように思います。
Anker Nano IIの懸念点はその点だけです。

1ポートしかないAnker Nano IIでQC対応の意味がいまいち理解できていません。
RAVPowerのようにTypeC(PD対応)とUSB-A(QC対応)で別であれば納得です。
QC4.0なら最大27Wになるはずですので、QC4+ということでしょうか?
QC4+だとQC2.0/3.0互換になりPD対応と同時にQC対応を謳っていいのやら?
ユーザが混乱するだけなのでPD3.0対応のみでいいように思いますがどうなんでしょう。

外観の比較

ANKER Nano II 30W

  • サイズ:約38 × 32 × 30mm (プラグ部を含まない)
  • 重量:約47g
  • USB-C 1ポート

RAVPower RP-PC144

  • サイズ : 49 x 49 x 29 mm
  • 重量:80g
  • USB-C 1ポート + USB-A 1ポート
  • 折りたたみプラグ

1ポートのAnker Nano IIの方が圧倒的に小さいですが、プラグが折りたためない分プラグ部が邪魔になったり傷めたりしてしまいます。
プラグが出たままでも十分小さく軽いので持ち運び方法をうまく考えればどちらも何とかなるレベルの違いだと思いました。充電には充電用ケーブルが必要になります。

現在は、自宅で固定して充電するためようにRAVPower RP-PC144を使用し、外出用にAnker Nano II 30WとOISLE MagSafeワイヤレスiPhone充電器とRAVPower RP-CB059(USB-C to ライトニング 15cm)とUSB-Cケーブル(1m)を持ち歩いています。ベロア 巾着袋(12cm x 10cm)にAnker Nano II 30W以外を収納しています。これでACコンセントがあれば外出時でもモバイルバッテリーとiPhone 12 mini本体を充電できますので緊急時に対応可能です。

Anker NanoII 30W
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カラーは5色あります。折畳みプラグ搭載。こちらはNano3でNano Pro(最大出力20W)とは別製品です。
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30W/45W/65W版で迷っているならこちらの動画を参考にしてください。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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