Campark アクションカメラ V40を購入

釣りでの記念撮影や今後動画を撮影することを考えるとスマートフォンは大きくてかさばります。固定をするのも簡単ではないので撮影用の機器を購入することにしました。
機器は先々を考え無駄にならないと思われるアクションカメラに決めました。初アクションカメラなので高価な製品は避け、安かろう悪かろうではないと思われる価格帯の1万円台を購入することにしました。

目次

Campark アクションカメラ V40を購入

製品情報Campark アクションカメラ V40

特長は以下の通りです。

  • 4Kビデオ(30FPS)/20MP写真
  • デュアルカラースクリーン
  • 電子手振れ補正機能(EIS)
  • IPX7
  • WiFi機能
  • H.265ビデオエンコーダー
  • 音声録音
  • タッチスクリーン操作
  • 2.4GHzワイヤレスリモコン
  • HDMI micro(タイプD)ポート×1/micro USBポート×1
  • 1350mAhバッテリー2個付属
  • User Manual付属
  • U3高速 microSDカード 64GBまで対応(microSDカードは付属していません)
  • 18ヶ月品質保証(12ヶ月+6ヶ月)
  • 中国製
マニュアルはサイトのユーザーマニュアルからもダウンロード可能です。
日本語の説明はPDFの70ページから、付属のUser Manualだと63ページからです。

仕様

User Manual記載と製品ページで異なる箇所は太字赤線にしてあります。
実際の仕様に書き換えています。

型番 V40
チップセット V39A
レンズ 170°広角レンズ
画面表示 リア:2インチ カラー LCD
フロント:1.4インチ カラー LCD
アプリ iSmart DV
写真フォーマット JPEG
ビデオフォーマット MOV
ビデオコーデック H.264
データインターフェース 1 x micro USB 2.0
1 x HDMI micro
ストレージ 最大128GB micro SDHC
書き込み速度は最低10Mbpsが必要
電源入力 5V/2A
マイクロフォン サポート
スピーカー 内蔵
バッテリー 3.7V/1350mAh 取り外し可能 リチウムイオンバッテリー
充電時間 約2時間
WiFi 2.4GHz帯
言語 英語/中国語/日本語/ロシア語/韓国語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語/ポルトガル語
オペレーティングシステム Windows XP/7/8 SP3/VistaおよびMacOS 10.5 またはそれ以降
動作温度 -10℃~+55℃
保存温度 -20℃~+70℃
保存湿度 5%~95%

同梱物一覧

以下はAmazonから購入した場合の付属品がもれなく入っているのか確認作業です。
パーツ名は製品説明にある文言を使用して、それぞれ撮影したパーツの写真と合わせてみました。

  • 1x CamparkV40ネイティブ4Kアクションカメラ(本体)

  • 1xリモコン
    腕時計のバンド型です。

  • 1x防水ケース
    写真はケース下部にヘルメットマウントが装着してあります。
  • 2x1350mAhバッテリー
  • 1x自転車スタンド
  • 2xヘルメットマウント
  • 3xマウント
    異なるタイプが3種類あります。写真は1組だけネジを外してあります。
  • 1xレンズクロス
  • 1xテザー
  • 2x両面テープ
  • 4x結束バンド
  • 2x粘着式固定台座
  • 1xUSBケーブル
  • 1xユーザーマニュアル(多言語)

以上が同梱物一覧で判明したパーツです。
一覧にないよくわからないのが以下になります。

  • 三脚マウントまたは三脚アダプタ
    名称は三脚用になると思いますが、本体または防水ケースに接続するためのパーツだと思います。
  • ベルクロ
    2タイプが2個ずつあります。粘着式固定台座の両端を通せばショルダーベルトなどにも装着できそうです。
  • 1xロングネジ
    防水ケースにヘルメットマウントを装着するために使われていたネジです。
    自転車スタンドに使われているネジ2本と同じサイズです。
    3xマウントに使用されているネジより1cmほど長いです。

更に追加の同梱物が以下になります。

  • 1xデュアルバッテリー充電器(2021年1月25日以降購入分に付属)

    型式 SX-50-F01
    入力 5V/2A
    出力 4.2V/0.5A(x2)
  • 無料ギフトを得る方法のカード

    手順については最後に紹介します。

CamParkの製品ページにある、「箱の中はなんですか?」と「Accessories Included」の画像を照らし合わせてみました。
Amazonの製品説明の同梱物一覧と名称がことなるためそれぞれのパーツの数量などから推測してみます。

購入したパッケージ内には無かったものは赤×をしてあります。

画像と比較すると保護バックドアとヘルメットマウント1個がありません。
5xデザーはおそらく4x結束バンドと1xデザーを合わせて5xデザーと表現されていると思われます。
2xステッカーは2x両面テープと解釈しました。
6xマウントのマウントはネジの数と解釈しました。
2x平面マウントと2xヘルメットマウントがどっちがどっちなのか不明ですが、とりあえず両面テープがついている方を平面マウントと解釈しています。
2xストラップマウントはベルクロのことだと解釈していますがしっくりしません。
同梱物一覧のアクセサリー類は名称がわからないのできちんと数が揃っているのかさえ判断できませんでした。
アクセサリー類は何をどうやって使うのかがよくわかりませんが、とりあえず正解はなく、土台となるパーツと角度調整用のパーツでうまく用途に合わせて組み合わせて使えばよいと思います。満足いく取り付けができればそれが正解です。

 

ボタンの機能とインターフェス

①OK/シャッターボタン
②マイクロフォン
③モード
④スピーカー
⑤microUSBポート
⑥HDMI microポート
⑦パワーボタン
⑧フロントスクリーン 
⑨レンズ
⑩リアスクリーン
⑪作業インジケータ
⑫充電インジケータ
⑬バッテリーカバー
⑭メモリーカードスロット
⑮マウントブラケット

ボタンの名称 ボタンの機能
⑦パワーボタン
  • カメラの電源がOFFの状態で押し続けると電源がONに変わります。
  • カメラの電源がONの状態で押し続けると電源がOFFに変わります。
  • 設定メニューで短く押すとメニューを切り替えることができます。
  • スタンバイ時に短く押すとWiFiオープンにすることができます。
  • WiFiオープン時に短く押すとWiFiをオフにすることができます。
①OK/シャッターボタン
  • ビデオ録画モードで短く押すと録画を開始します。
  • ビデオ録画モードで長く押すとショットカットメニューを表示します。
  • 写真モードで短く押すと写真を撮影します。
  • 写真モードで長く押すとショートカットメニューを表示します。
  • 設定メニューで短く押すと選択している項目の値を確認できます。
  • メニュー選択画面で選択している項目を選択できます。
  • プレイリストで長く押すと再生を開始します。
  • ビデオの再生中に短く押すと一時停止/再生がトグルします。
③モード
  • 短く押すと作業モードとメニュー選択画面を切り替えることができます。
  • 長く押すとフロントスクリーンとリアスクリーンの表示を切り替えることができます。

設定メニュー

CamPark V40本体を操作した設定メニューとWiFi接続でアプリから操作できる設定メニューについて記載します。

システム設定メニュー

メニュー 内容 アプリ側
パワー周波数 50Hz
60Hz
50Hz
60Hz
サウンド設定 シャッター 閉じる
開いた
起動音 閉じる
開いた
ビープ 閉じる
開いた
サウンド 0
1
2
3
ホワイトバランス オート
昼光
日陰
タングステン
蛍光灯
特殊効果 ノーマル
ブラック&ホワイト
ナチュラル
ネガティブ
ウォーム
輝度コントラスト
歪み補正 オン
オフ
※手振れ補正と依存関係あり
日時 Date 年月日
Time H:M
スクリーンセーバー 閉じる
1分
3分
5分

OFF
60s
180s
300s

オートパワーオフ 閉じる
1分
3分
5分
OFF
60s
180s
300s
ブートオート録画 閉じる
開いた
USB MSDC
PCカム
言語 English
簡体中文
繁体中文
Deutch
Francais
Italiano
Espanol
Portugues
Polski
Dutch
Pyccknn
日本語
フォーマット はい
いいえ
Yes
No
システム 初期化 はい
いいえ
システム情報 V40
Aug 13 2020
App Version V1.0.1
Product Name V40
FW Version Aug 13 2020
カード情報 容量:60890 MB
残っている:60106 MB

ビデオモードメニュー

メニュー 内容 アプリ側
解像度 4K/30FPS
2.7K/30FPS
1080P/60FPS
1080P/30FPS
720P/120FPS
720P/60FPS
3840×2160 30fps
2704×1520 30fps
1920×1080 60fps
1920×1080 30fps
1280×720 120fps
1280×720 60fps
0x0 0fps
録音 閉じる
開いた
露出補正 -2.0
-1.0
0.0
+1.0
+2.0
EV -2.0
EV -1.0
EV 0.0
EV 1.0
EV 2.0
防振
※歪み補正オフ時のみ
※720P/120FPSでは無効
閉じる
開いた
スライダーでON/OFF
ビデオファイルの長さ 閉じる
1分
3分
5分
Unlimited
1MIN
3MIN
5MIN
タイムラプス撮影間隔 閉じる
1秒
3秒
5秒
10秒
30秒
1分
OFF
1 Sec
3 Sec
5 Sec
10 Sec
30 Sec
1 Min
タイムラブス撮影時間
※タイムラプスモード時のみ
無制限
5分
10分
15分
20分
30分
60分
Unlimited
5Min
10Min
15Min
20Min
30Min
1HR
遅いビデオ
※1080P/60FPSと720P時のみ
閉じる
開いた
OFF
ON
速いビデオ 閉じる
2回
4回
6回
10回
15回

OFF
2x
4x
6x
10x
15x

風切り音減少 閉じる
開いた
スライダーでON/OFF
低輝度モード 閉じる
2回
4回
6回
10回
15回

日付スタンプ 閉じる
日付
日時
OFF
Date
Date and Time

写真モードメニュー

メニュー 内容 アプリ側
解像度 20MP
16MP
14MP
10MP
8MP
5MP
2MP
20MP(5120×3840)
16M(4640×3480)
14M(4640×3240)
10M(3648×2736)
8M(3264×2448)
5M(2592×1944)
2M(1600×1200)
ISO オート
100
200
400
800
1600
3200
露出補正 -2.0
-1.0
0.0
+1.0
+2.0
EV -2.0
EV -1.0
EV 0.0
EV 1.0
EV 2.0
タイムラプス撮影間隔 閉じる
3秒
5秒
10秒
30秒
1分
OFF
3 Sec
5 Sec
10 Sec
30 Sec
1 Min
タイムラプス撮影時間 無制限
5分
10分
15分
20分
30分
60分

Unlimited
5Min
10Min
15Min
20Min
30Min
1HR

写真連写 閉じる
3連写
7連写
15連写
30連写
OFF
3 photos
7 photos
15 photos
30 photos
遅延写真 閉じる
2秒遅れ
10秒遅れ
OFF
2S
10S
長時間露光 閉じる
1秒
2秒
5秒
8秒
30秒
60秒
測光モード センサー
マルチ
スポット
日付スタンプ 閉じる
日付
日時
OFF
Date
Date and Time
アプリケーション側のタイムラプスの設定は本体の操作とは異なります。
まず、タイムラプスの設定画面に切り替えてからビデオモードと写真モードを切り替えます。

ショートカット

タッチ操作で画面下から上にスライドさせると6つのショートカットメニューが表示されます。
ビデオモードと写真モードそれぞれの画面でショートカットメニューが用意されています。

iSmart DV アプリ

アプリはWiFiで接続してから利用します。

マニュアルで紹介されているアプリは「iSmart DV」です。
Google Playで「iSmart DV」で検索をかけると「iSmart DV2」もヒットします。

Xperia 1とXperia ZL2にそれぞれアプリをインストールしてみました。

Xperia 1 Xperia ZL2
OS Android OS 10
55.1.C.0.490
Android OS 5.0.2
23.1.G.2.151
iSmart DV R1.4.21.62 問題なく動作 設定メニューが処理中のまま表示されない
iSmart DV2 V1.0.1 機器登録されると2回目以降は接続できなくなる 問題なく動作
iSport Cam 1.2.16.7 設定できない解像度がある 未検証

WiFi接続は、カメラ本体がAPになります。
手順は以下の通りです。

  1. CamPark V40のWiFiをオンにする
    電源ボタンを短く押すとモニターにWiFiオープンと表示されます。
  2. スマートフォンのWiFi接続設定でAPに接続する
    CamPark V40のAPの情報(SSIDとパスワード)がリアモニターに表示されています。
    そのAPを選択してパスワードを入力すれば接続できます。
  3. 接続に成功すればリアモニターにスマートフォンの端末名が表示されます。
    ※Xperia ZL2は表示されますが、Xperia 1は表示されませんでした。
  4. アプリを起動し必要な操作を行います。
CamPark V40のWiFi接続が可能な台数は1デバイスです。
複数台の同時接続はできません。

CamPark V40のWiFi接続はインターネットには接続できません。
以下のメッセージがバックグラウンドに表示されたままの状態でアプリを起動した場合、機器の接続に失敗することがあります

WiFi接続は、アプリを使用してリモート操作する場合に必要であり、主に、防水ケースに入れているときに設定変更をスマートフォンから操作できるので便利です。

SDメモリカードの選択

SDメモリカードの規格などについてはSDアソシエーションのサイトをご覧ください。

今回購入したCamPark V40がSDホスト機器になります。
このSDホスト機器に応じた適切なSDメモリカードがどれになるのか?についてです。

製品購入したAmazonのページから抜粋。

【ご注意】

1.16-64GB、U3タイプ/V30タイプ/V30タイプ以上、Samsung / SanDiskの純正SDカードをご使用ください。

2.使用する前にmicroSDカード(別売り)をフォーマットしてください。

マニュアルの仕様欄から抜粋。

ストレージ MAXから128GB マイクロSDHC

マニュアルの64ページより抜粋。

V40アクションカメラは、高ビットレートの4K超HD解像度でビデオを録画します。カメラは正常に動作できるように、高速メモリカードを使用してください。書き込み速度は少なくとも10MB/秒である必要があります。UHS3カードをお勧めします。

 

SDメモリカードのサイズ

SDメモリカードのサイズはSD(W24×H32×D2.1)、miniSD(W20×H21.5×D1.4)、microSD(W15×H11×D1)の3種類あります。
miniSDカードやmicroSDカードは、それぞれアダプターを使用することでminiSDカードスロットやSDカードスロットに挿入できます。
SDホスト機器が適応する大きさと異なるサイズの場合は、USB端子付きのアダプタを利用しUSB接続できる機器があります。

サイズはmicroSDカードです。
intelのNUC本体であればSDカードスロットまたはmicroSDカードスロットを標準装備しているモデルがあります。
SDカードスロットがない機器は、USB接続のSDカードリーダを利用すればパソコンやスマートフォンなどの機器にSDメモリカードを接続できます。

最大容量

SDホスト機器が認識できる容量の上限です。
SDメモリーカードにはSD、 SDHC、SDXC、SDUCの4種類の容量帯があります。
マニュアルの仕様欄には「micro SDHC」と記載があります。
SDHCだと2GB~32GBです。はて?

製品購入ページからは64GBと読み取れます。64GB推奨という記述もありました。
しかし、マニュアルの仕様欄には最大128GBとあります。
仮に128GBを正しく認識できたとしてもフル機能が動作しなければ意味がないということにもなりかねません。
どの情報が正しいのでしょう。

以下はAmazonのレビューからの抜粋です。
SanDisk 128GBのマイクロデスクでの動画撮影で手振れ補正はフリーズするかもしれません
販社さんの(ご注意)情報を基にSanDisk 128GB U30タイプ/V30タイプ以上を同時購入しましたが
4K/30fps動画撮影時、手振れ機能をONにするとフリーズしてしまいます(バッテリーを一度取り外さないと解除出来ません)。
販社さんに問い合わせしましたが、SanDisk 64GB U30タイプ/V30タイプ以上を再度購入してテストして下さい
との事でしたので、製品仕様通りでは有りませんでしたが、他サイトで購入してテストしました。
SanDisk 64GB U30タイプ/V30タイプでは、4K/30fps動画撮影時、手振れ機能をONで撮影出来ます。
販社さん曰く製品説明内容を変更するとの事です。
手振れ補正は設定メニューの「防振」なら、128GBのmicroSDカードの場合、どの解像度でもグレイ表示で非アクティブになっているため選択できませんでした。
64GBのmicroSDカードの場合は、解像度が「720P/120FPS」の場合のみ「防振」が選択できません。
逆に「防振」がONだと解像度に「720P/120FPS」が選択できなくなります。
アプリの設定メニューでも同じく依存関係があります。「image stabilization」をオンにできません。解像度に「720P/120FPS」を選択できますが、「image stabilization」がOFFに変わります。ただし、128GBのmicroSDカードの場合は、アプリから「image stabilization」をオンにできます。
あと、「防振」は「歪み補正」をONにしていると選択できなくなります。
最大128GBまで使用可だけども、一部フリーズなどの障害があるため64GBを推奨しますということだと解釈することにしました。

対応規格

製品購入ページからには、U3タイプ/V30タイプ/V30タイプ以上とありました。
仕様欄にはmicro SDHCとしか記載がありません。

スピードクラス規格は製品購入ページあるU3タイプとV30タイプが該当します。
U3タイプはUHSスピードクラスのクラス3ですので30MB/秒の速度です。
V30タイプはビデオスピードクラスのV30ですので30MB/秒の速度です。
どちらも30MB/秒のスピードを要求しているということになります。
ここでのスピードは書き込み速度です。

マニュアルの64ページでは「最低10MB/秒の書き込み速度」を要求しており、UHSスピードクラスのクラス3の速度を推奨しています。
なお、アプリケーションパフォーマンスクラスやバスインターフェーススピード規格に関しては、CamPark V40は言及していません。

SDカードの規格はスピードクラス  10/U1/V10が最低必要、4K/30FPSでの録画をするのであればU3/V30以上を推奨するということのようです。

CamPark V40が要求するSDメモリカード

    • microSDカードサイズ
    • SDXCメモリカード
    • スピードクラス 10/U1/V10以上、U3/V30以上を推奨
    • Samsung/SanDisk 純正品を推奨
    • ファイルシステムはexFAT

 

Xperia 1で使用しているTranscend製 micro SDXC UHS-I A1 U3/V30 128GB。
CamPark V40用に購入したのは SanDisk製 Extreme Pro micro SDXC UHS-I A2 U3/V30 64GB(並行輸入品)です。
それぞれ、64GBと128GB用のテストに使用しました。
Xperia 1の128GB microSDカードをCamPark V40で使用するならXperia 1用を256GBにしようと追加でSanDisk製 Extreme Pro micro SDXC UHS-I A2 U3/V30 256GB(並行輸入品)を購入しました。

microSDメモリーカード 256GBは使用できるのか

 

そもそもSDHCの容量は超えて使用できています。あとはファイルシステムの限界(exFATなら256GBは全く問題になりません)とドライバーの制限、プラグインの制限くらいしか思いつかないので大丈夫なのではないでしょうか。

まず、128GBのSDメモリカードを挿入してみました。
写真は4K/30FPSで4時間36分5秒分の録画ができることが分かります。

次に256GBのSDメモリカードを挿入してみました。
写真は4K/30FPSで9時間13分42秒分の録画ができることが分かります。

容量が倍で録画可能時間が倍になったので256GBを正しく認識できていると判断しました。
手振れ補正のマークがついていますが、アプリからONにしました。

充電器と充電ケーブル

2021年1月25日以降はAmazonの販売元 Actman JPからの購入であれば充電器が付属するようになりました。
マニュアルによれば同梱のUSBケーブルは通信専用だそうです。
充電器で使用しても充電できているように思いますが、別の充電用ケーブルを使用してくださいと記載があるので、別の充電用ケーブルを用意することにしました。

USBケーブルを本体に接続してPCに接続するとWebカメラになります。
フラッシュメモリとして使用するかWebカメラとして使用するかはシステム設定メニューのUSBから行います。
なおWebカメラとして使用する場合は別途アプリが必要です。

ビデオファイル

CamPark V40で録画したビデオファイルは以下のような結果になりました。

Video: H.264/AVC 1920×1080 30fps [MPEG4 Video (H264) (AVC (H.264), Main Profile, Level 5.1, 1920×1080, 30.000 fps)]
Audio: PCM 48000Hz stereo 1536kbps [PCM (PCM, 48.0 kHz, 2.0 chn, 16 bit, 1536.0 kbit/s)]
Video: H.264/AVC 3840×2160 30fps [MPEG4 Video (H264) (AVC (H.264), Main Profile, Level 5.1, 3840×2160, 30.000 fps)]
音声なし
どちらもビデオコーディックはH.264です。

無料ギフトを得る方法

無料ギフトでもらえる商品
  1. Amazon ギフトカード 2,000円
  2. 32GB 高速 microSDカード + 4 in 1 OTGカードリーダー
  3. アクセサリー類(自撮り棒、タコ足三脚、浮力棒、防水ケース、バッテリーx2)
  4. マイクロフォン

案内のカードにはA~Cの3種類でしたが、QRコードを読み込みサイトにアクセスするとDがラインナップに追加されていました。

私は3脚がほしかったのとバッテリーと防水ケースは予備があっても困らないだろうと思い、Cにしました。
ほしい商品はメッセージに記入します。
2021年3月2日に確認メールが来ましたが、メッセージに「C」だけ記入するのはよくないですね。
フォーム入力だと省略しすぎてしまいました。
「欲しいものはギフトCの~です。」と丁寧に記入するべきでした。

申し込み手順
  1. 注文履歴から商品レビューを書き投稿する
    そのスクリーンショットを保存する
  2. QRコードを読み取りサイトにアクセスする
  3. 欲しいものを決める
  4. BUY IT NOWをクリックする
  5. 表示された入力フォームを完成させSubmitをクリックする
  6. 配送手続きなどで終了です。
郵送品だと送り先の情報入力があるので手続きが面倒です。
支払いにPay Palが使用できたので、金額は¥0ですが、あて先の入力にPay Palからの情報を自動入力させて省略させました。

ギフトCに含まれるバッテリーは国際物流限定輸送商品のため、現在発送できないそうですのでバッテリーなしでもよいならギフトCをお選びください。
と連絡がありました。

現在はコロナ禍の影響で到着まで20~40日かかるそうです。

 

気になった点

ボタンが固い

すべてのボタンが固く、押せているのかどうかがわかりません。

カバーが外しにくい

microUSBとHDMI microポートがあるカバーを外すボタンがただ固いだけなのか機能していないのか、カバーの隙間に爪を立てて力を入れないと外れません。
バッテリーやmicroSDカードのところのカバーと同じ機構ですが、小さすぎるためにやりにくいです。
先ほどと重複しますが全体的にボタンが固く反応が悪いので手の感触ではボタンを押せているかどうかがわかりません。

充電中バッテリー残量がわからない

本体にUSBケーブルを接続すると無条件で充電中のアイコンに変わってしまうため、どれくらい充電できているのかさっぱりわかりません。
このアイコンは他のデバイスでいう満充電のアイコンであるため実際に充電できているのかあとどれくらいなのかが全くわかりません。
充電ができている云々ではなくて、USBケーブルが接続されるとこのアイコンになるのだと思います。
たとえば、ASUS 液晶モニタ(MHL対応)にMHLケーブルでCamPark V40のUSBポートに接続すると充電中のアイコンに変わります。

広角170°は本当なのか

先にアップしていた画像の比較はわかりにくかったので、 Xperia1とCampark V40で比較してみました。
今どきのスマートフォンのハイエンドモデルの方が優れているのは当然ですので、Xperia1と比較するのはアクションカメラには酷かもしれませんが、決定的な差を見るには良い方法です。
さいわい、Xperia 1は標準レンズ(26mm、F値1.6)、望遠レンズ(52mm、F値2.4)、超広角レンズ(16mm、F値2.4)のトリプルレンズを装備しています。
今回は、アプリ「Cinema Pro」を使用して標準レンズと超広角レンズの2パターンの動画を撮影しました。
以下はその動画から抜き取ったImageファイルを並べたものです。

結果はXperia 1の標準レンズ 26mm f1.6とほぼ同じです。
本当に170°広角レンズなら魚眼といえるでしょうし、Xperia 1の超広角と同等かそれ以上になると思います。

動画は、Campark V40が解像度4K/30FPS(3840×2160)で撮影しました。Xperia 1は4K(3840×1644)で撮影しました。設定の組み合わせで画角が狭くなったりするのかもしれませんが、仮にそうだとした場合、Xperia 1の標準レンズとほぼ同じまでの画角になるのであればそれはきちんと明記が必要です。
原因は手振れ補正でした
ちょっと気になったので手振れ補正をONとOFFで比べてみました。
さっきよりは画角が広くなりました。少しXperia 1の超広角に近づきました。
それでも170°は言い過ぎだと思います。あっても110°くらいでしょうか?
ポイント手振れ補正のON/OFF切り替えはWiFi接続してアプリから行っています。
手振れ補正をOFFにすれば広角っぽい映像は撮れますが、この程度の画角で手振れ補正がOFFだとドライブレコーダー用途には不向きだと思います。

写真はノイズが目立つ

Campark V40とXperia 1で写真を撮影し比較してみました。

[col2_sp]

Campark V40 歪み補正あり

[/col2_sp]

[col2_sp]Xperia 1で撮影

[/col2_sp]

それぞれのファイルのプロパティ(Windows 10)の内容です。
カメラ側の設定はAutoにできる設定はすべてAutoにしてあります。

【参考】Camperk V40 歪み補正なし

Campark V40は、歪み補正をONにしてやっと見れるか?というレベルでまだまだノイズが多いです。お世辞にも綺麗とは言えないレベルです。後から画像編集ソフトでノイズカットをしても輪郭が滲んだ感じで綺麗な画像には仕上がりません。歪み補正は、ビデオで手振れ補正をONにしていると強制OFFになります。また、128GB以上のmicroSDメモリカードを挿入していると本体の設定画面では手振れ補正の設定値を変更できません。設定変更はWiFi接続をしてアプリから変更することになります。どういう使い方をするかで設定変更が非常に面倒になるケースがあります。諸々を考えると、写真撮影はできますがビデオと写真の併用では設定変更が面倒なので、ビデオ撮影だけしてその後にビデオから特定のシーンを画像保存した方がおススメだと思いました。
広角170°は非常にインパクトがありますが、実際には手振れ補正ONだと90°あるの?といった感じです。
これだけインパクトがある事柄を製品パッケージに印刷していないのは、今思うとかなり怪しく、中国製によくある売れれば何でもありなのかと思ってしまいます。

一般的に、詳細スペックの記述の有無とその項目やその内容である程度は判断できると思います。
仕様やデータシートやスペック表は重要なのです。
それらで、その企業体質などまで見抜ける人は見抜きます。
当サイトではできるかぎり公式サイトの製品ページのリンクを付けるようにしていますので、ご自身で仕様やデータシートやスペックをご覧になり判断してください。

ちょっと調べてみると手振れ補正のON/OFFにより画角が変化するのは、この価格帯のカメラだとあるあるのようです。

CamPark V40やAKASO Brave 7はフロントスクリーン付きですので自撮りが可能です。
自撮りをしないのであればフロントスクリーンなしの製品にすればもっと安い価格帯になります。
もしくは同価格でワンランク上の機種を狙えます。
アクションカメラといっても用途によっても優劣が出ることもあり、YouTubeなどで様々な製品が比較されていますので自分にあった機器を見つけてください。
おススメプロが検証-れいちゃんTV-

今回、1万円台のアクションカメラを購入しました。外観は同じもしくは似ていても中身は全く違います。主観ですが、3万~5万円台の機種の廉価版というよりは劣化版のような印象でお買い得感はありませんでした。

GoProが以前よりは低価格で利用できる入手方法があるようですので、いろいろ悩みたくないのであればそういったサービスを利用してGoProを入手してください。

購入はこちらから

広角170°はおいといて・・・
Campark V40

価格.com
by カエレバ

Campark V40よりは画角が広い
AKASO Brave 7

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ドライブレコーダーにおススメ
XTU MAX

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フロントスクリーンはないが画質でおススメ
YI 4K Plus

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DJI OSMO Action

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GoPro HERO 9

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GoProを購入する場合は公式サイトからがおススメです。

仮に、私が予算気にせず、YouTubeなどで綺麗な魅力的な動画をアップすることに時間を費やすことを優先したいなら、迷わずGoPro HERO9をサブスクリプション付きで購入することでしょう。
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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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