趣味のライトゲームで釣れた魚を静止画で撮影するため、スマートフォンのメインカメラを使うことにしました。使用する機種はXperia1(SOV40)です。
Xperia 1でカメラ撮影
製品情報Xperia 1
まず、Xperia1のカメラ機能です。
- メインカメラ
- トリプルレンズカメラ
- 標準:26mm 1220万(1/2.6インチ)、F1.6
- 超広角:16mm 1220万(1/3.4インチ)、F2.4
- 望遠:52mm 1220万(1/3.4インチ)、F2.4
- オートフォーカス
- 顔追尾(瞳AF)に対応
- トリプルレンズカメラ
- フロントカメラ
- 800万画素、F2.0
- BIONZ X™ for mobile搭載
- 瞳AF
- 10fpsのAF/AE追従高速連写
- 高感度撮影(標準カメラのみ)
- ぼけ
- 光学2倍ズーム
- 光学式+電子式ハイブリッド手ブレ補正
- Cinema Pro
- プレミアムおまかせオート
- 先読み撮影
- スマートカメラ起動
詳細は、Xperia1 カメラをご覧ください。
Cinema Pro
製品情報Cinema Pro
映画品質のカメラということで動画のイメージだと思いますが、このアプリで【Grab】ボタンをタップすれば一応静止画が撮影できます。
LENS設定でトリプルレンズの標準/望遠/超広角が切り換えれるのは便利だと思います。
確認する項目は、【Look】【ISO】と【Shuter】の3箇所です。
- まず、【Look】を念のためN/Aに設定します。
- 次に【ISO】を100に設定します。
- 最後に【Shuter】を1/300(一番遅い速度)に設定します
最初の【Look】はフィルター設定です。その他の設定項目はどちらも結果として明るさに影響します。暗い時や眩しいときにはこの項目を調整すればほとんどの場合は解決するはずです。【ISO】は100が通常の値です。
なぜ暗くなるのか?
理由は、照明器具(LEDや蛍光灯)は人間の目には点灯して見えていますが、実際には点滅しています。速度は西日本で120回/秒、東日本で100回/秒と人間の目では認識できないスピードです。カメラのシャッタースピードで映像の光が取り込まれる時間がきまります。シャッタースピードが速ければ早いほど、光を取り込む時間が短くなります。室内で暗くなるのは点滅している照明器具が消えている状態を取り込んでいるからです。
映像のぼかしを防ぐまたはぼかす方法
車や列車や川の流れのように動いている被写体を撮影するとぼやけます。このぼやけをなくすために、動いている被写体の一瞬のシーンを撮影にするにはシャッタースピードを速くします。逆に動いている感、ぼやけた感を出すためにわざとシャッタースピードを遅くする場合もあります。シャッタースピードが速くなるほど光の量は減りますので、ISO値でちょうど良い光の量を調整します。
カメラは光を長時間にとらえて1つのイメージに結合できる点が人間の目とは全く異なります。天体写真の星景写真が良い例です。
Photography Pro
写真撮影用Photography Proは、Xperia1では使用できません。
無理やり使えるようにはできるようですが、保証外ですし安定動作しないようなのでやる価値はないと思っています。
プレミアムおまかせオート
通常、風景や人物の撮影には、プレミアムおまかせオートで十分だと思います。
なにもしていなければ、プレミアムおまかせオートになっています。
マクロ撮影
釣り用パーツ、例えば、ジグヘッドリグやスナップの写真をとる場合、マクロ撮影を使います。このマクロ撮影の際には、Xperia ZL2では後付けで100円ショップで購入した、広角/マクロレンズを使用していました。
Xperia1では、トリプルレンズになった点とレンズ位置が変更になったことで、後付けで取り付け可能なマクロレンズがお手軽で簡単に入手できませんでした。
そこで、Xperia1のマクロ撮影モードをそのまま使って撮影しています。
富士山が撮りたい
通勤途中に富士山が見えたので撮影してみました。撮影は標準カメラと望遠カメラです。
横浜中区山手本通りから撮影した富士山です。
標準カメラ使用
1280×720サイズにリサイズしていますが、肝心の富士山がちいさい。
望遠カメラ使用その1
望遠カメラ使用その2
その1は、全体を1280×720サイズにリサイズ処理しました。
その2は、富士山の部分を1280×720サイズでクロップしました。