WoT9.0対応modの導入

World of Tanksが8.11から9.0にアップデートされました。
これに伴い、使用していたmodも再度導入が必要になります。

今回、導入するmodは以下の通りです。

  • XVM(機能追加mod)
  • Simple VM(XVM用Config)
  • J1mb0’s Crosshair Mod(照準mod)
  • ガールズ&パンツァーボイスパック(ボイスパック)

留意点

バージョン9.0からは、「res_mods/9.0」フォルダが存在していないと起動時にエラーが出力されます。
クライアントのアップデートを実行すれば、このフォルダはすでに作成されています。
modを無効にしたくてこれまでのようにフォルダを削除したりリネームする際は注意が必要です。

modファイルの入手

それぞれ公式サイトやプロジェクトサイトからダウンロードします。

※バージョン表記は、2014年04月18日現在のものです。
XVM XVM 5.2.1-test2 http://www.modxvm.com/
Simple VM SimpleVM 1.3.2 http://worldoftanks.curseforge.com/
J1mb0’s Crosshair Mod J1mb0’s Crosshair Mod
1.38 CurseClient
http://worldoftanks.curseforge.com/
ガールズ&パンツァーボイスパック WoTxGuP_VoicePack_Miho
WoTxGuP_VoicePack_Yukari
http://worldoftanks.asia/ (第1弾)
http://worldoftanks.asia/ (第2弾)

modの導入

XVMの導入

1.ダウンロードファイルを解凍

ダウンロードした「xvm-5.2.1-test2.zip」を解凍ソフトで解凍します。
解凍すると、解凍先に「xvm-5.2.1-test2」フォルダが作成されます。

2.res_modsフォルダをコピー&ペースト

WoTクライアントを導入した配下の「World_of_Tanks」に「res_mods」フォルダを上書きで保存する作業になります。
※XVM初回導入時は重複するファイルがないため上書きをするかどうかのメッセージは表示されないと思います。

先ほど解凍したフォルダー「xvm-5.2.1-test2」内にある「res_mods」フォルダをコピーし、「World_of_Tanks」フォルダにペーストします。

SimpleVMの導入

SimpleVMはXVMの機能をシンプルにカスタマイズしたmodファイルです。
そのため、導入にはXVMが必須になります。
同類のものがいくつかありますので、気に入ったものを使ってください。もしくは、近いものを導入後に自分でさらにカスタマイズしてもよいと思います。
※同類のものには、「J1mb0’s Crosshair XVM Config」や「Aslain’s XVM Mod」などがありますが、XVMのバージョン(現在なら5.2.1-test2)に対応している必要があります。

1.ダウンロードファイルを解凍

ダウンロードした「Simple-XVM.zip」を解凍ソフトで解凍します。
解凍すると、解凍先に「Simple-XVM」フォルダが作成されます。

2.res_modsフォルダーをコピー&ペースト

WoTクライアントを導入した配下の「World_of_Tanks」に「res_mods」フォルダを上書きで保存する作業になります。
先ほど解凍したフォルダー「Simple-XVM」内にある「res_mods」フォルダをコピーし、「World_of_Tanks」フォルダにペーストします。
この時、XVMのファイルと重複するため、上書きをするかの確認メッセージが表示されますので、必ず上書きするようにしてください。

3.フォントの追加(一度実行していれば不要?)

SimpleVMで使用するフォントをOSにインストールする作業になります。
「fonts-install_1st_plz」の中の「XVM.ttf」を実行すれば、フォントの追加が完了します。
追加したフォントは「C:WindowsFonts」に「XVM 標準」で追加されています。
※インストール時には「XVM」のあとの文字がロシア文字になっているかと思いますが、気にせずそのまま作業します。

J1mb0’s Crosshair Modの導入

照準modで、さらにartyやaimでのスナイプモード用の照準が何種類かオプションで添付されています。
また、zoom outの無効/有効やgun shakeの無効/有効を選択してファイルを配置するようになっています。

1.ダウンロードファイルを解凍

ダウンロードした「J1mB0_s_Crosshair_Mod_v1.38.zip」を解凍ソフトで解凍します。
解凍すると、解凍先に「J1mB0_s_Crosshair_Mod_v1.38」フォルダが作成されます。

2.res_modsフォルダーをコピー&ペースト

WoTクライアントを導入した配下の「World_of_Tanks」に「res_mods」フォルダを上書きで保存する作業になります。
先ほど解凍したフォルダー「J1mB0_s_Crosshair_Mod_v1.38」内にある「res_mods」フォルダをコピーし、「World_of_Tanks」フォルダにペーストします。

3.optionsフォルダーのファイル選択とコピー&ペースト(Optional)

xmlフォルダ以下がzoom outとgun shakeの設定用ファイルです。
aimフォルダがスナイプモード用の照準設定ファイルです。
artyフォルダが自走砲用の照準設定ファイルです。
ファイルはいくつかのパターンが用意されているので必要であればそのファイルを所定の場所にコピー&ペーストします。
※ペースト時にはすでにファイルが存在しているため、ファイルを上書きしなければ変更されません。

ガールズ&パンツァーボイスパックの導入

ボイスを「ガールズ&パンツァー」のキャラクタの声に変更するmodパックです。
手順は、第2弾に詳しく記載されていますのでそちらをご覧ください。
どんなものかと入れてみましたが、入れない方がよかったかなぁー

damage panelの導入

「J1mb0’s Crosshair XVM Config」にはあって、「SimpleVM」にないのがこのdamage panelです。
以下の画像のように、被ダメ情報の表示です。

被ダメログ表示

「J1mb0’s Crosshair XVM Config」から必要なファイルをコピー&ペーストしてできました。

  • res_mods/0.9.0/gui/scaleform/DamagePanel.swf
  • res_mods/0.9.0/gui/scaleform/DamagePanel.xml
  • res_mods/0.9.0/scripts/client/mods/DamagePanel.pyc

補足

今回、「J1mb0’s Crosshair XVM Config」ではなく、「SimpleVM」を使った理由は、以下の通りです。

  • ミニマップの表示で敵や味方車両、さらに陣地のアイコン色が滲んだ色に見えて重苦しかったため
  • ミニマップの表示で視認範囲などのcircle表示がSimpleVMのほうが好みであったため
  • スタティック表示が細かく色分けされすぎていたため

以上、細かいカスタマイズは今後発生する可能性があると思いますが、まず、被ダメログ表示を追加するだけならSimpleVMの方が手間が少ないと判断したためです。
XVMを自分好みにカスタマイズする際は、まず、いろいろなXVM Configを見てみると参考になると思います。
xvm.xcにそれぞれの機能を宣言するファイル名を定義しています。そのファイルにそれぞれの機能のON/OFFや表示/非表示、さらには色、レイアウトなどを定義しているようです。
どういう内容を記述すればどうなるのかが分かりやすいと思います。

XVM player Statisticsの使用

player Statisticsに値を正しく表示するには、XVMのサイトにログインして、アクティベーションする必要があります。
なお、XVMのサイトのログインは、wargaming.netのIDでログインも可能です。
その場合は、まず、wargaming.netのアジアサーバのサイトにログインしてから、XVMのサイトでサインインをすればOKです。
XVMのサイトはデフォルトではロシア文字になっているので、英語などわかりやすい言語を選択すれば、アクティベーションボタンがわかりやすいと思います。

既知の問題点

戦闘中にクライアントが一旦落ちると、その戦闘が終了するまでログインできなくなります。
撃破された後であれば支障はそれほどありませんが、生存しているときにクライアントが落ちると自分にもチームにも最悪です。
原因は正確ではありませんが、グラフィック負荷によるもの、mod負荷によるものなどが考えられます。
グラフィック負荷は、グラフィック設定で軽くするようにすれば何とかなると思います。
mod負荷は、XVMを使わないで同等の機能追加が個別でできるmodをさがしてみるのもありだと思います。
たとえば、ミニマップの機能追加であれば、minimap modを探してみるとかしてみてください。

2014.04.20追記

私の場合は、自走砲でのクライアント落ちが尋常ではありません。
再接続時にプレイヤーパネルが表示された際に、前回のサウンドが流れるとうまくログインできますが、それでもShiftキーを押すだけやレティクルを移動させようとするだけでまた落ちます。
「report afk」とか言われてたりするのかなぁ
勝てる戦闘も敗戦になってしまい、勝率も0.1%くらいダウンしてしまいました。

数時間くらい間を開けたり、modを削除してまた入れなおすとしばらく安定してプレイできるようになったりしますが、落ちだすともうどうしようもありません。
ちなみに、modなしの状態ではまだ落ちたことはなく(といっても数時間程度しかプレイしていません。)、modありで落ちるとmodを削除しても落ちるといった感じで、落ちるきっかけがよくわからず、一旦、落ちだすと別の戦闘でも頻繁に発生します。
マップが影響しているのか?1000×1000など大きめのマップで落ちてるように感じます。
9.0アップデートで既存マップにも修正がくわえられているのでその影響もあるのでしょうか・・・

2014.06.05追記

XVMの最新版が5.3.0になりましたが、これにしてしまうとminimapが5.2.1のときのように表示できなくなりました。
5.3.0に対応するConfigに入れ替えてもminimapの部分のカスタマイズが反映されているものを見つけることができませんでした。
SimpleVMの場合は、minimapCircles.xcが全く効果ないように見えます。
恐らく5.3.0用に書き換えないと反映されないようです。
XVMの旧版の入手方法がわからないので、XVM 5.2.1を使っている方はバックアップをとってから5.3.0を試してください。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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