DLNAおよびDTCP-IPネットワーク構成図 2021Q4
光電話対応ルータ
回線事業者からレンタルしているのはPR-400KIです。
無線機能もありますが、この機器で無線を使用するには料金が発生するため、別途無線対応ルータを購入しています。
どちらもルーターモードでセットアップしていますのでネットワークセグメントが2つになります。
ISP回線に接続するPPP認証はこのPR-400KIに設定しています。
無線対応ルータ
無線ルータはNetgearのR7800です。
WiFiは2.4G/5.0Gを自動切換えできる設定にしています。
DLNAおよびDTCP-IP対応機器は同じネットワークセグメントに接続しています。
ルータのポートはスイッチング機能ありです。最近では当たり前になりました。
Wiiとモバイルデバイス以外は有線接続のためポート数が不足したので16ポートのスイッチングハブを接続しています。
MU-MIHO
Multi User Multi-Input Multi-Output の略です。
R7800はMU-MIHOおよびビームフォーミングに対応した無線ルータです。
MU-MIHOの恩恵を得るには親機と子機の両方が対応している必要があります。
MU-MIHOによって同時にデータ通信が可能です。
さらにビームフォーミングにより最適な通信速度と安定性を高めます。
MU-MIHOはIEEE 802.11nからの仕様です。
HT160
IEEE 802.11acはもともと80MHzの幅広いチャンネルを使って高速通信(最大866MHz)ができる規格ですが、HT160はその2倍です。
最大1733MHzの通信速度になります。
80MHzのチャンネルを2つ利用する技術ですが、連続160MHzと80+80の2つの方式があります。
地デジ視聴・再生・録画
TVはPanasonic ビエラ TH-50PZ700(2007年モデル)でプラズマTVです。
レコーダーは、Panasonic ディーガ DMR-BWT660(2013年モデル 2TB)です。
録画番組数の制限が3000タイトルのため、この制限によって録画ができなくなることがしばしば発生しています。
撮りダメしたい番組は、SeeQVault HDDに保存しています。
ちなみにディーガ DMR-BWT660はSeeQVault未対応です。
WiFi接続と10BaseTの有線接続が可能ですが、安定性を重視して有線で接続しています。
ファイル共有、メディアサーバ
DLNA DMS(Digital Media Server)はCentOS7にServiioを導入して稼働しています。
著作権保護(コピーガード)のないコンテンツを配信するためのサーバです。
Nextcloudも稼働してPCの個人フォルダのファイル同期を行っています。
Sambaを導入してWindowsファイル共有も行っています。
SeeQVault Server
Windows 11にDiXiM SeeQVault Server Proを導入して稼働しています。
このDiXiM SeeQVault Serverは、DTCP-IP配信とDTCP-IPコピー/ムーブの機能があります。
DTCP-IP再生やSeeQVault再生機能はありません。
PCに接続したSeeQVault対応HDDやSDカードに番組をダウンロードします。
また、ネットワーク上のDTCP-IPコピー/ムーブ機能のある機器にダビングできます。
DiXiM SeeQVault Server ProであればSeeQVault機器間の丸ごとダビングも可能です。
年間ライセンスを購入するタイプです。
最近はアップデートがなく、番組数が数千になると使い勝手がよくないので契約は更新しない予定です。
PC1
Windows 10をインストールしているクライアントPCです。
パートナーが普段使用しているPCになります。
DiXiM Play Windowsで録画番組を再生できます。
PC2
こちらもWindows 10をインストールしているクライアントPCです。
Sony PC TV Plusおよびアドバンスドパックのライセンスを購入して使用しています。
このPCでは、DTCP-IP再生、DTCP-IP配信、DTCP-IPコピー/ムーブ、SeeQVault再生が可能です。
サーバーでありクライアントになるPCです。
モバイルデバイス
モバイル端末にはタブレットとAndroid OSのスマートフォン、iPhoneがあります。
Xperia ZL2はタッチセンサーが壊れ反応しなくなったため使用していません。
Xperia Z4 Tabletで録画番組を再生するためにDiXiM Play for Androidを月契約でライセンス購入しています。
月契約にしている理由は使用頻度が低いためです。
iPhone 12 miniでは再生できない
R7800とiPhone12の環境では、WiFi速度は866MHzが最大です。
iPhone情報iPhoneのWiFi仕様の詳細
メインのスマートフォンはiPhone 12 miniに買い替えしました。
iPhone 12 miniの場合、PlayerをどこでもDIGAにすれば番組は再生可能です。
ただしこの場合はDIGAの番組しか再生できない仕様です。
DiXiM Play for iOSではDIGA以外からの再生は失敗します。
PC TV PlusやDiXiM SeeQVault ServerやRECBOXから配信している番組を再生できません。
Serviioで配信しているビデオは再生できます。
おそらく、これらの機器がiPhoneで再生できるビデオデータにトランスコードできていないからだと思います。
DIGAは再生で複数の画質設定を選択できますのでトランスコードされて配信されていると判断します。
家でしか録画番組は再生することはないのでPCから離れた場所ではTabletを使用すれば支障はありません。
R7800とiPhone12の環境では、WiFi速度は866MHzが最大です。
iPhone情報 iPhoneのWiFi仕様の詳細