無料試用版が利用できそうだったので試してみました。前回、お試ししたのが5年以上前のことですので内容を更新できればと思います。
sMedio TV Suite for Windows
製品情報sMedio TV Suite for Windows
主な機能
- テレビ録画番組の再生とダビング
- 放送中番組のライブ視聴
- タッチインターフェース対応
- 7日間お試し
アプリの入手方法
このアプリはWindowsストアアプリです。アプリの入手は、Microsoftストアから行います。
リンク先のページにある無料試用版をクリックするとMicrosoftストアアプリの起動確認用メッセージBOXが開きますのでよろしければそのままMicrosoftストアアプリを起動します。
自分のデバイスにインストールするをクリックし、インストールするデバイスを選択します。
インストールが自動で開始され起動が可能になります。
ダビング設定ユーティリティが必要
sMedio TV Suiteを起動すると「sMedio TV Suite ダビング設定ユーティリティ」のダウンロードが必要である旨のメッセージが表示されます。
ダウンロードはsMedio TV Suite for Windowsのページにある、ダビングユーティリティのダウンロードから行います。
ダウンロードしたインストーラは、ご使用のブラウザー設定のダウンロードフォルダーに保存されます。
今回ダウンロードしたのは、ファイルバージョン1.0.0.2、製品バージョン1.0.0.2です。
ダウンロードしたインストーラ「TVCSUTSetup_V1.0.0.2.exe」を実行します。
ようこそ画面
使用許諾契約の確認
インストール先フォルダの選択
インストールの開始
インストールの完了
無料試用版
ライセンス購入前に、7日間の期間限定ですべての機能が利用可能のようです。
ライセンスの購入
ピックアップ
特徴や気になる点などをピックアップしてご紹介します。
設定項目
どの設定項目もいたってシンプルです。
シンプルイズベストなのかは不明。
番組の画質配信設定
レグザリンクシェア設定
再生
システム
バージョン情報
録画番組を見る
サーバ一覧が表示されます。
サーバを選択し、番組タイトルを選択して再生するといった手順です。
プレイヤー画面です。
コントロール部も特に変わった項目はなくシンプルすぎる印象です。
サーバ切り替えアイコン
毎回、サーバを選択するTOP階層からの操作になると面倒ですが、右上にあるアイコンからサーバ切り替えが可能です。
サーバを切り替えるタイプではこの機能で操作性はかなりアップします。
DIGAの録画番組表示
DMR-BWT660(DIGA 2013年モデル)のラベル表示のまま一覧表示されました。
著作権保護のないコンテンツ
デジタルメディアコンテンツといえばビデオ以外にも写真や音楽や文書ファイルなどが配信できますが、SMedio TV Suiteが再生できるのはDTCP-IP配信された録画番組のみです。
我が家のServiioで配信しているような著作権保護のないホームビデオや音楽や写真などはサーバ一覧は表示されますが、配信しているコンテンツが表示されず再生ができません。
放送中の番組を見る
サーバ一覧が表示されます。
チューナーが内蔵されていない機器も一覧に表示されます。
サーバ一覧は録画番組を見るの時と全く同じです。
発見および認証できたデバイスすべてを表示しているだけのようです。
内部処理のため処理が追い付いていないのか?
その調査のため直後にDiXiM PlayやPC TV Plusでライブ視聴を試しましたが普段通り視聴が可能でした。
sMedio TV Suiteのみの症状に思えます。評価版の制限なのか?
動作確認済みレコーダは動作環境のページをご覧ください。
ダビングした番組を見る
PC上にダビングした番組タイトルの一覧が表示されます。
何もないので再生はできません。これは正常な動作です。
アプリをアンインストールしたのち再インストールした場合に再生ができるのかは不明です。
ダビングの方法
ダビングの方法は2通りあります。
- DTCP-IP送信ダウンロードムーブ
- DTCP-IP送信アップロードムーブ
DTCP-IP送信ダウンロードムーブ
番組タイトル一覧からダウンロードしたい番組を選択し、右クリックするとダウンロードボタンが表示されます。ダウンロード可能な番組タイトルにはダウンロードバッジが表示されています。
DTCP-IPムーブ受信アップロードムーブ対応機器で可能です。
この方法では、sMedio TV Suiteの番組タイトル一覧から操作ができます。
DMR-BW660、DiXiM SeeQVault Server、PC TV Plus アドバンスドパックでダビングの動作を確認できました。
DTCP-IP送信アップロードムーブ
この方法でダビングを行うにはダビングユーティリティツールの設定が必要です。
インストールしたダビングユーティリティを起動します。
デフォルトの設定内容は表の通りです。
ダビング待ち受け機能 | OFF |
---|---|
ダビング先フォルダー | C:\Users\Public\Videos\TVConnectSuite |
ダビング待ち受け機能をONにすれば、DTCP-IP受信ダウンロードムーブ機能のある機器からPC上に番組タイトルのムーブができるようになります。
我が家のサーバの場合、HVL-AVR(RECBOX)が該当します。
ダウンロード操作はRECBOXから行います。
ダウンロードは正常に完了しました。
ダウンロードが完了すると通知が表示されます。
動作確認済みレコーダは動作環境のページをご覧ください。
万が一、ムーブで削除された場合、sMedio TV Suiteでダウンロードした番組タイトルは他のデバイスへダビングできないためダビング10のカウントが1以下の場合、深刻な状態に陥ります。
我が家ではRECBOXやDiXiM SeeQVault ServerやPC TV Plusが配信している番組タイトルはダビング10の子世代にあたるため、必ずムーブで機器から削除になります。
元の機器へ戻す方法がありません。
番組タイトルがダビング10で保存されている録画機からダウンロードすることを想定していますが、DTCP-IPムーブには受信のみ、送信のみ、送受信などいろいろなタイプがあります。動作テストでは、いろいろなタイプの録画機を用意できないため、他のDTCP-IPムーブ対応機器を代用しました。
今回使用した番組タイトルは、録画機からダビング10のカウントを消費してテスト用機器に事前に準備した消えても問題のない番組タイトルです。
録画した番組を見るためだけにPCへダウンロードがしたいだけ、1回見た以降は見れなくなっても問題ないのであればこのダウンロード機能で十分だと思いますが、どうしてもWindows 10 PC上で番組タイトルを長期間安定して管理したいのであれば、SeeQVault製品の導入がおススメです。
リモート視聴設定
2017年10月31日にサービス終了したようです。
Playerとしては設定できる項目がほぼなく再生するだけの機能しかないように感じました。
著作権保護されたDTCP-IP機器から配信されている番組の再生専用という印象が強く少し価格が割高に感じました。
主観ですが、処理中の左から右に流れるアニメーションがとにかく私には合いませんでした。