WHSv1でServiio Addinを試す

WHSv1用にServiio Addinが利用できるようになっていたので試してみました。

このアドインは、WHSコンソールからServiioを操作できるようにするもので、アドインを導入後にServiio本体をダウンロード&インストールします。
Serviioはjavaアプリですので、インストール時にjavaもインストールされます。
※アドインはまだベータリリースです。Serviio本体は、最新版の0.5.2が導入されます。

1.アドインの導入
①こちらからAddinをダウンロード。

②ダウンロードした「Serviio.WHS.msi」ファイルをWHSの「Software」フォルダに保存。

③WHSコンソールを起動し、「アドイン」の使用可能タブを表示。
使用可能なアドイン
②アドインのインストール完了
インストール成功

2.Serviio本体の導入
※WHSにセキュリティソフトを導入している場合は途中にポップアップメッセージが出る可能性がありますので、リモートデスクトップで接続しておいたほうが良いと思います。
①「Install Serviio」をクリック
Serviioのインストール

②ダウンロードの開始
ダウンロードの開始

③セットアップウィザードの開始、「Next」をクリック。
セットアップウィザードの開始

④ライセンス使用許諾、内容を確認してよければ「I Agree」をクリック。
ライセンス使用許諾

⑤インストール先フォルダの設定、特に理由がなければそのまま「Next」をクリック。
インストールフォルダの設定

⑥インストールモジュールの選択、特に理由がなければそのまま「Install」をクリック
※WHS Addinを使うのでServiio Consoleは不要かもしれませんがあっても別に害にはならないのでそのまま。
インストールモジュールの選択

⑦インストールの開始、java ver6が導入されていない場合は導入するようメッセージが表示されます。
今、導入するのであれば、「はい」をクリック。
※ここで導入されるのは最新版ではありませんので後でUpdateが行われます。
java6のインストール

⑧セットアップウィザードの終了、「Finish」をクリック
セットアップウィザードの終了

⑨導入後のServiio Addin画面
※profile.xmlでデバイスと一致したDeviceProfileが使用されます。
※「Generate DLNA profile」はServiio標準(個別プロファイルではない)です。
導入後のServiio Addin画面

3.セキュリティソフトの設定
先日、WHSにCOMODOを導入したので、Serviio導入後に以下のポップアップメッセージが表示されました。
選択がされるまではDefense+の仮想実行で動作するようです。
①ServiioService.exeがファイルを作成するのを許可、「許可」をクリック
※今後も同じ処理をするにチェックがあることを確認
ServiioService.exeがファイルを作成するのを許可

②ServiioService.exeがi4jdel0.exeを実行することを許可、「許可」をクリック
ServiioService.exeがi4jdel0.exeを実行することを許可

③ServiioService.exeがjava.exeを実行することを許可、「許可」をクリック
ServiioService.exeがjava.exeを実行することを許可

④ServiioService.exeがffmpeg.exeを実行することを許可
ServiioService.exeがffmpeg.exeを実行することを許可

4.設定
Serviio標準のデバイスプロファイルのままでは、「DiXiM TV」ではすべてのビデオコンテンツが再生できません。
トランスコードができるように「DiXiM TV」用のプロファイルを追加しました。
※このあたりのことは、「Serviio」に記載。

①Device & Status
※Device Profileは個別に手動で選択できます。
※画面右上の「Started」「Stop Service」でServiio Service.exe自体をコントロールできます。
Device & Status

②Library & Presentation
※画面右下の「Presentation Options」でDLNAクライアント側へのフォルダ表示を変更できます。
Library & Presentation

③Advanced Options -> Metadata Options
Advanced Options -> Metadata Options

④Advanced Options -> Transcoding Options
※テンポラリフォルダをCドライブからDドライブへ変更
※「View Serviio LogFile」で稼動ログを参照できます。
※「Edit Serviio ProfileFile」でprofile.xmlを編集できます。
Advanced Options -> Metadata Options

5.感想
①ServiioService.exeのコントロールが右上のボタンでできるので便利です。
②わざわざファイルブラウザを操作しなくてもserviio.logやprofile.xmlを開くボタンがあるので便利です。
すべてをWHSコンソールで操作できるわけではありませんが、通常の運用では十分な機能があるので重宝しそうです。

 

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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