新型コロナウィルス【COVID-19】対策で行っていること

新型コロナウィルスが猛威を振るう中、運が良いだけなのかそれとも良かれと思ってやっている対策の効果なのか?はっきりとはわかりませんが、身内に感染者もなくなんとか生活ができています。私が行っていることをご紹介したいと思います。

目次

新型コロナウィルス【COVID-19】対策で行っていること

「うつらない!うつさない!」あなたは何をしていますか?

私は、新型コロナウィルスの脅威に対して、以前の習慣を見直し、大切な人を守るために以下の対策を行っています。

対策

  1. 3密の回避
  2. マスクの着用
  3. 手洗い
  4. 手の消毒
  5. スマートフォンの消毒
  6. 鼻うがい(鼻洗浄)
  7. 睡眠環境の改善
  8. 喉のケア
  9. 早期発見
  10. 持ち込まない

次に、それぞれについてもう少し詳しく解説していきたいと思います。

3密の回避

3密とは、「密閉」「密集」「密接」のことです。予防のためにできる限り「ゼロ密」を目指すように呼びかけられています。
換気をする、密になるような場所に行かない、人に近づきすぎない。ことで実行できます。

ソーシャルディスタンスは周囲の協力が必要

「ソーシャルディスタンス」とか「フィジカルディスタンス」など言われますが、自分だけが気を付けていても公共の場ではなかなか難しいです。このようなコロナ禍の状況下においても、無関係、無関心で、全く周囲に気配りができない人達がいるためです。電車の乗り降りや車内など嫌な思いをすることが多いです。コロナ禍以前の習慣のまま、なにかにとりつかれているのかと思える行動、駅員さんや車掌さんのアナウンスもそもそも聞いていないので意味がないようです。この場にいても、存在していないかのごとく無視し、外部からの情報を一切遮断し、スマートフォンなどの画面をみて自分を誤魔化している様は日本はここまで民度が低いのか?と驚かされます。

マスクの着用

飛沫の飛散からの感染を抑止することやエアゾル感染を防止するとしてマスク着用が呼び掛けられています。しかし、マスクを着用できない事情の人がいます。
マスク着用をしていない=悪といった、単純な発想はやめた方が良いでしょう。

マスクを着用していれば100%安全だと思い込んでいませんか?

これも大間違いです。人の方を向いたまま咳やくしゃみをするのもやめてほしいです。
このコロナ禍の世界でのマスクは、MMORPGの世界でいうところの初期装備でしかありません。
入手が簡単でしないよりは、いくらかの防御が期待できる。
その程度のものです。
その程度のものに頼るしかないのが現状です。
マスクを装着していても正しく装着できていない方が多いです。鼻を出すのは論外として、上下裏表があるのですが、上下に関しては鼻のところを抑えるためのワイヤーがあるのでわかりやすいですが、裏表を間違っている方が多いです。プリーツのひだが下向きになっている側が表側です。

マスクの種類で数値は異なりますが、不織布マスクの場合で飛沫の飛散の防止率は70~80%と言われています。それでも20%~30%の飛沫が飛散しているわけです。
ウレタン製マスクは40%~50%くらいといわれているようです。

フェイスシールドや透明マスクは意味がないといった報道などもありましたが、富岳が設計したフェイスシールドタイプの設計データが飲食用フェイスシールドとして公開されています。
参考資料飲食用フェイスシールド

飛沫の飛散などに関するデータなども理研の研究発表資料などにあるので興味ある方はごらんください。

参考資料 新型コロナウイルスに関する研究開発

手洗い

以前は手洗いを意識してはあまり行ってはいませんでした。コロナ禍では手洗いを心がけています。日本はセンサー式で非接触で水が出るところが多いのでありがたいです。とくに洗剤はつかっていませんが、十分な水で洗うようにしています。そして洗った後はハンカチできちんと拭くようになりました。

手の消毒

コロナ禍で一番変わったのが手の消毒かもしれません。前職では飲食物を扱っていたため作業前には必ずアルコール消毒をしていました。今は日常で、手洗いだけでなく手の消毒をするように心がけています。自宅には500mlくらいのポンプ式のアルコールを常備し、持ち運び用には100mlのボトルタイプを携帯しています。

ハンドナース アルコールジェル 81

アルコール濃度が81%あるので、すぐにスッと乾いてべたつきはありません。
4回ほどリピートしています。最近は4本セットを購入するようにしています。
100mlというサイズが携帯には便利です。

アルコールは度数にもよりますが引火する恐れがあるため危険物に分類されます。火気厳禁です。施設や電車などへの持ち込みには、密封できる容器にいれて持ち込む数量などに注意しましょう。自宅などで100リットルといった単位で保管する場合は消防署などへの届け出が必要です。

スマートフォンの消毒

私が一番不衛生だと思うアイテムがスマートフォンです。人前ではマスクをしていても、家の中ではマスクをせずスマートフォンの画面に向かってクシャミや咳をしているでしょうし、顔や体やその他いろいろな場所を触った手でスマートフォンをそのまま操作している人がほとんどです。公衆トイレ内でスマートフォンを操作している人も見かけます。電話やビデオチャットで通話をしながら用を足している姿は異常です。
1日1回くらいは、アルコール消毒するようにしています。
現在では、ショップの人なども操作する場合は手を消毒してから操作し、操作し終わったら消毒するようにしているところが多いと思います。
駅の改札では、エラー対応などでスマートフォンを受け取らないでよいようにお客さん自身でかざせるように窓口に読み取り機が置いてあると思います。
とにかく、スマートフォンは不衛生であると自覚した方がよいと思います。

鼻うがい(鼻洗浄)

ダストアレルギーとダニアレルギーのため花粉などと違って年中、アレルギーによるクシャミや鼻水で悩まされます。ドロドロの鼻水が切れずに息苦しくなり、気になりだすとストレスになってどんどん苦しくなっていきます。そうならないように鼻うがいがすごく効果的です。

参考動画 以下の動画が鼻の機能など非常にわかりやすくまとめられていると思います。

コロナ禍では、毎日1回、帰宅時に実施しています。
鼻がすっきりしないときは、寝起きに行っていますので多くて2回/日です。
鼻うがいには、当初は小林製薬のハナノアを使用していましたが、量が不十分だったので今では、東京鼻科学研究所のハナクリーンを使用しています。どのような器具をつかうかよりも、洗浄剤をどのようにして作るのか?これが手間とコストに関係して重要だと思います。「温度・濃度・水圧」の3つの条件がそろえば快適に鼻うがいができます。

かかりつけの耳鼻科でも鼻うがい(洗浄)はおススメだと言われました。先生からは「でも生理食塩水はどうやって作ってるの?それが重要よ!」と聞かれました。
私の場合はサーレMPという市販品の洗浄剤3gを40℃くらいのぬるま湯300mlを入れた容器で溶かして使用しています。
生理食塩水とは、塩分濃度が0.9%で体液の濃度に近い塩水のことです。

睡眠環境の改善

免疫力をアップするには、とにかく、体が健全な状態を維持し続けることです。
人間がもつ自然治癒力は強力ですが、これが完全に機能するには睡眠が一番重要だと思います。そのため、睡眠環境改善により免疫力のアップを期待しようといろいろと模索中です。
まず、始めたのは枕です。

その次は足の保温です。意外と男性は内臓や下半身が冷えています。とくに、ひざから下が冷えているようです。かかと、足首、ふくらはぎのあたりをあたためるためのレッグウォーマーを装着して寝るとトイレで目覚めることなく熟睡できスッキリします。

喉のケア

ウイルスが繁殖する部位は鼻の粘膜以外には喉の粘膜です。
喉に付着したウイルスの活動を弱めるなり数を減らせば感染もしにくくなります。
それには、ウイルスが活発に活動しない環境を作ることがもっとも大切です。

まず、温度です。37℃以上になるとウイルスの活動は弱まるといわれています。
マスクを装着しているので、鼻やのどは以前よりは冷えにくくなっているかもしれませんが、冬場は空気が冷たいので自然と鼻やのどが冷え、ウイルスにとって都合の良い温度になります。寒い冬はマフラーで首を温めるのもよいでしょう。

次に水分です。乾燥するとウイルスは付着しやすくなりますので、乾燥しないようにこまめに水分補給が必要です。ただ、水分を取りすぎるとトイレが近くなるので困りものです。そんなときにはアメをなめるようにしています。今のお気に入りのアメは、龍角散 のどすっきり飴です。
国産19種類のハーブエキス配合で、特にカミツレとカリンが配合されている点がおススメ理由です。

早期発見

早期発見は、日常で体温管理など普段と違う事象に気がつけるようにすることだと思います。
具体的な方法としては、スマートウォッチの体温監視機能の利用、接触確認アプリを活用しています。
現在使用しているスマートウォッチには以下の測定が可能です。

  • 体温
  • 心拍数
  • 血圧
  • 酸素飽和度
  • 歩数

持ち込まない

同じ家に住んでいる人はもっとも身近で最も大切な人だと思っています。
外出した帰宅後には、なるべく早く服を着替え、お風呂に入って全身を清潔にするように心がけています。

接触確認アプリとは

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA
COVID-19 Contact Confirming Application

  1. アプリをインストールするとユニークな識別子が生成されます。
  2. Bluetooth通信をONにしている間は接触の検知が可能です。
  3. 接触を検知すると接触相手の識別子(交換用キー)を取得し接触者データとして自端末内に記録する
  4. アプリに通知する処理番号を使い陽性反応を登録
  5. アプリから通知サーバーを経て感染者システムに処理番号が送信され、感染者システムが正当な処理番号であるか照合したうえで、確認結果が通知サーバーを経て本アプリに戻される。
  6. 陽性者本人の端末から、感染が疑われる期間の識別子(診断キー)が抽出され、通知サーバーに送信される。
  7. 陽性者の識別子の情報を通知サーバーから取得し、自端末内にある接触に関する情報と照合して、過去 14 日間において陽性者と接触したかどうかを確認する。
  8. 自端末内の接触データは14日以上経過すると自動削除される

接触とは

  • 概ね 1m 以内の距離で継続して 15 分以上の近接状態が続いたもの

検知の方法は、スマートフォンに搭載されているBluetooth通信を使用します。
アプリをインストールしただけでは意味がありません。Bluetooth通信をONにしておく必要があります。
もちろん電波状況により誤差が発生しますので、1m以内という範囲は状況により変化してしまいます。

接触の通知が届いたら

接触という通知が届いた場合、今の状況で何ができるのか?


まず、現在の症状を整理して相談することです。相談先はアプリに表示されます。
とにかく接触の通知が届くと不安になるでしょうし、今の生活が180度変わる可能性があります。
そうならないためにすべきことは?

何をすべきか?

アプリで言う接触という状態にならないことが、最優先すべきことだと思います。
むやみにやたらと接触の状態にならなければ、陽性者との接触通知が届くことはありません。

例)いつも降りる駅の降車口側に人がいても気にせずそのままその扉の前に立つ、すでにいる人の目の前で気まずいのでスマートフォンの画面をみてごまかす。
1駅2駅なら15分という時間にはならないでしょうが、通過駅がある電車の場合は1駅が長くなります。
たとえば京急線の快特の場合、時間的には品川から京急川崎駅間でギリギリ15分以内です。時間帯によっては15分超えることもあると思います。横浜までは軽く15分以上です。
車内がすいているにもかかわらず、習慣で無意識にその場所に行ってしまう行動は控えた方がよいと思います。状況を見て行動すべし。

あと、こういう不具合は勘弁してください。

仕様書をみると、全接触者数表示?カウント機能が実装予定のようです。
自分自身の行動を見直すうえでもぜひ実装してほしいです。

うつらない!うつさない!」一人一人が気を付けて実行していれば、いずれは、減少していくはずだと信じています。

一般社団法人 日本感染症対策協会

社内学習会の講義の中で、新型コロナ対策として感染症の予防についてお話を聞ける機会がありました。
新型コロナウイルスに関しては空気感染は認められておらず感染は接触によって起こるため、ウイルスに感染したものに接触しなければ感染しないということでした。
感染の要因を排除すれば感染はなくなります。
それは、ウイルスがいなくなる。ウイルスに接触しない。ウイルスに免疫力がある。などです。
どれか1つ要因を排除できれば感染はしません。
マスクは飛沫飛散防止以外に、マスク装着によって口や鼻などを直接手で触れることがなくなるため感染経路を断つ効果があります。手洗いや手の消毒は手のひらや甲よりも指先を入念にやるべきでであるとも強く言われていました。あとは、感染症に強い免疫力のある体を作ることそのためには体調管理が重要であり寝不足は避けるべきです。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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