昨日、WHS2011が届いたので早速、録画用PCに導入してみました。
作業前準備
とりあえず、作業前にコピー/ムーブできる録画データに関してはRECBOXへ移動させ、理由不明でコピー/ムーブできないものに関しては諦めて削除しました。これでHDD上には消えてこまるものはないのでWHS2011をクリーンインストールできる状態が整いました。
プレインストールキットを使ってインストールの自動化などできるのですが、それにはUSBメモリやDVD書き込み可能なドライブが必要になるので今回は見送りました。なのでcfg.iniを使った自動構成も行なっていません。
インストール
RC版ですでにインストールは経験済みですので、特にトラブルもなく完了しました。
インストールは以下3つのフェーズで構成されています。
(1)Windows PE
(2)Windows Server インストール
(3)Windows Home Server インストール
そのため、通常のWindows OSをインストールするときよりインストール時間がかかりますし再起動回数も多くなります。
インストール後のシステムドライブ(Cドライブ)の容量は60GBで、データ用のドライブ(Dドライブ)は残りすべてになります。
Cドライブが少ないなと感じるなら、Dドライブにデータを保存する前に変更は可能です。
インストール後の作業
(1)不足デバイスドライバーの導入
デバイスマネージャで不明になっているものに関してドライバを導入しました。
RC版のときと同じく以下の3デバイスが不明な状態でした。
①グラフィックコントローラ(G35)
②不明なデバイス(ATK0110 ACPI ユーティリティ)
③マルチメディアコントローラ(GV-MVP/XSW)
1番と2番はWindows 7 64bit 用を使用しました。3番は地デジ録画環境の構築で導入予定です。
追加で、ICH9RチップセットでRaid構成にしたので、Intelラピッドストレージテクノロジーソフトウェアも導入しました。
(2)Windows Updateの実施
Windows OSをインストールする際にもっとも時間と手間を要するのがこの作業に思えます。
とりあえず最新の状態にしておきましたが、IE9にはしませんでした。
(3)ユーザアカウント作成
デフォルトではGuestしか作成されていないので、WHSv1で作成したユーザを登録しました。
(4)共有フォルダ作成
デフォルトの共有フォルダの構成はWHSv1とは少しことなりますので、同じになるように調整しました。
(5)データの移動
WHSv1の共有フォルダのデータをすべて複製しました。
※移動でもよかったのですが、まだ何があるかわからないので・・・
地デジ録画環境の構築
やっと本題のところにたどり着いたのですが、ここでトラブル発生です。
IO-DATA製のPC用地デジチューナーカードでは、初期インストールはかならず付属のサポートCD-ROMから行なわなければなりません。
ところがこのCD-ROMの一部のセクターが破損しているようでインストールが正常に終了しませんでした。
CD Recoveryソフトでのエラー訂正読み込みやCDROMを冷やしたりして試しましたがどれもダメでした。
ラベルがプリントされている面にまでくっきりとキズが確認でき、毎回同じセクター範囲がダメなので完全に破損してしまっているようです。
CD-ROMから読み込める分だけUSBメモリにコピーしてダメなファイルだけ他のバージョンのものを使ってみました。
インストールは正常に終了しますが、サポートソフトのアップデート作業時に「初回インストールは付属のCD-ROMで行なってください」といったエラーが表示され、最新バージョンのサポートソフトのインストールが実行できません。
新しいサポートCD-ROMもしくは同等品を入手するため、現在、IO-DATAのサポートに問い合わせ中です。
GW中なので対応には日数がかかるでしょうから、その間、WHS2011の構成変更でもして細かい気になってる点をなおしておこうと思います。
恐らく再度クリーンインストールすると思うのでとりあえず、mAgicTVを無理やり導入した状態でDiXiM Media Server 3 for mAgicTVが導入できるかを試してみようかなぁ
無理やりな状態でテストしても意味なさそうですが、RC版のときと症状がことなれば可能性があるのかなぁとも思います。
その後の状況
DiXiM Media Server 3 for mAgicTVを試すも失敗
サポートはGW休暇なのかまだ回答がきていないので、無理やりmAGicTV Digitalをインストールした状態(一応、録画も視聴も問題なく動作)で、DiXiM Media Server 3 for mAgicTVを導入してみました。
結果は、WHS2011RC版のときと同じくインストール終盤のDiXiM Media Server サービスが起動した直後にブルースクリーンで再起動になります。
この状態だと本来正常にインストールされた場合に行なわれるファイアーウォールの設定が行なわれないので、セーフモードで起動してサービスを無効にしてから手動でファイアーウォールの設定が必要です。
といってもサービスが起動するとブルー画面でPCが落ちるので今の状態では意味のない作業なのですが・・・
アンインストールもできないので、サービスを無効にしたあとに再度インストールを実行すればアンインストールができます。
WHS2011では何度インストールをやり直しても状況は変化がないのでアレですが、サポートしているOSで同じような状態になった場合はお試しください。
やっぱり原因はTRAcsvB.sdドライバ
メモリダンプ解析ツールでみるとやっぱりTRAcsvB.sd(ドライバ)がFaultしてダメなようです。
■イベントログのメッセージ
このコンピューターはバグチェック後、再起動されました。バグチェック: 0x0000001e (0xffffffffc0000005, 0xfffff8000193044e, 0x0000000000000000, 0x0000000000000000)。ダンプの保存先: C:WindowsMEMORY.DMP。レポート ID: 050412-15490-01。
</pre>
<h6>■メモリダンプ解析結果(WinDbgのanalyze -v の出力)</h6>
<pre class="text">
Microsoft (R) Windows Debugger Version 6.2.8229.0 AMD64
Copyright (c) Microsoft Corporation. All rights reserved.
Loading Dump File [E:Kernel_0_0_cab_0a85031b50412-16582-01.dmp]
Mini Kernel Dump File: Only registers and stack trace are available
Symbol search path is: SRV*c:websymbols*http://msdl.microsoft.com/download/symbols
Executable search path is:
Windows 7 Kernel Version 7601 (Service Pack 1) MP (2 procs) Free x64
Product: Server, suite: TerminalServer SingleUserTS WHServer
Built by: 7601.17790.amd64fre.win7sp1_gdr.120305-1505
Machine Name:
Kernel base = 0xfffff800`0181a000 PsLoadedModuleList = 0xfffff800`01a5e650
Debug session time: Fri May 4 02:01:49.214 2012 (UTC + 9:00)
System Uptime: 0 days 0:01:20.932
Loading Kernel Symbols
...............................................................
................................................................
..................
Loading User Symbols
Loading unloaded module list
.....
TRIAGER: Could not open triage file : C:Program Files (x86)Windows Kits8.0Debuggersx64triageoca.ini, error 2
TRIAGER: Could not open triage file : C:Program Files (x86)Windows Kits8.0Debuggersx64winxptriage.ini, error 2
*******************************************************************************
* *
* Bugcheck Analysis *
* *
*******************************************************************************
Use !analyze -v to get detailed debugging information.
BugCheck 1E, {ffffffffc0000005, fffff800018e544e, 0, 0}
*** WARNING: Unable to verify timestamp for TRArcsyB.sd
*** ERROR: Module load completed but symbols could not be loaded for TRArcsyB.sd
TRIAGER: Could not open triage file : C:Program Files (x86)Windows Kits8.0Debuggersx64triagemodclass.ini, error 2
Probably caused by : TRArcsyB.sd ( TRArcsyB+28b6c )
Followup: MachineOwner
---------
0: kd> !analyze -v
*******************************************************************************
* *
* Bugcheck Analysis *
* *
*******************************************************************************
KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED (1e)
This is a very common bugcheck. Usually the exception address pinpoints
the driver/function that caused the problem. Always note this address
as well as the link date of the driver/image that contains this address.
Arguments:
Arg1: ffffffffc0000005, The exception code that was not handled
Arg2: fffff800018e544e, The address that the exception occurred at
Arg3: 0000000000000000, Parameter 0 of the exception
Arg4: 0000000000000000, Parameter 1 of the exception
Debugging Details:
------------------
TRIAGER: Could not open triage file : C:Program Files (x86)Windows Kits8.0Debuggersx64triagemodclass.ini, error 2
EXCEPTION_CODE: (NTSTATUS) 0xc0000005 - 0x%08lx
FAULTING_IP:
nt!wcsrchr+6
fffff800`018e544e 0fb701 movzx eax,word ptr [rcx]
EXCEPTION_PARAMETER1: 0000000000000000
EXCEPTION_PARAMETER2: 0000000000000000
READ_ADDRESS: GetPointerFromAddress: unable to read from fffff80001ac8100
GetUlongFromAddress: unable to read from fffff80001ac81c0
0000000000000000 Nonpaged pool
ERROR_CODE: (NTSTATUS) 0xc0000005 - 0x%08lx
BUGCHECK_STR: 0x1e_c0000005
CUSTOMER_CRASH_COUNT: 1
DEFAULT_BUCKET_ID: WIN7_DRIVER_FAULT_SERVER
PROCESS_NAME: arcsys.exe
CURRENT_IRQL: 0
TRAP_FRAME: fffff880181e7110 -- (.trap 0xfffff880181e7110)
NOTE: The trap frame does not contain all registers.
Some register values may be zeroed or incorrect.
rax=0000000000000000 rbx=0000000000000000 rcx=0000000000000000
rdx=fffff7800000005c rsi=0000000000000000 rdi=0000000000000000
rip=fffff800018e544e rsp=fffff880181e72a8 rbp=fffff880181e7ca0
r8=0000000000000000 r9=0000000000000000 r10=fffffa80051db570
r11=fffffa8011801b60 r12=0000000000000000 r13=0000000000000000
r14=0000000000000000 r15=0000000000000000
iopl=0 nv up ei pl zr na po nc
nt!wcsrchr+0x6:
fffff800`018e544e 0fb701 movzx eax,word ptr [rcx] ds:00000000`00000000=????
Resetting default scope
LAST_CONTROL_TRANSFER: from fffff800018e18e8 to fffff80001896c80
CONTEXT: e98348f375c03b41 -- (.cxr 0xe98348f375c03b41)
Unable to read context, Win32 error 0n30
STACK_TEXT:
fffff880`181e6888 fffff800`018e18e8 : 00000000`0000001e ffffffff`c0000005 fffff800`018e544e 00000000`00000000 : nt!KeBugCheckEx
fffff880`181e6890 fffff800`01896302 : fffff880`181e7068 fffffa80`1181ad30 fffff880`181e7110 fffffa80`1181ad30 : nt! ?? ::FNODOBFM::`string'+0x48d2d
fffff880`181e6f30 fffff800`01894e7a : 00000000`00000000 00000000`00000000 fffffa80`1181ad00 fffffa80`1181ad30 : nt!KiExceptionDispatch+0xc2
fffff880`181e7110 fffff800`018e544e : fffff880`0286fb6c fffff8a0`01e5e660 fffff880`018eb1c4 fffff8a0`01e5e600 : nt!KiPageFault+0x23a
fffff880`181e72a8 fffff880`0286fb6c : fffff8a0`01e5e660 fffff880`018eb1c4 fffff8a0`01e5e600 00000000`00000801 : nt!wcsrchr+0x6
fffff880`181e72b0 fffff8a0`01e5e660 : fffff880`018eb1c4 fffff8a0`01e5e600 00000000`00000801 fffffa80`00000000 : TRArcsyB+0x28b6c
fffff880`181e72b8 fffff880`018eb1c4 : fffff8a0`01e5e600 00000000`00000801 fffffa80`00000000 4946744e`01e5e600 : 0xfffff8a0`01e5e660
fffff880`181e72c0 fffff880`018d6322 : fffff8a0`00000001 fffff980`02400330 fffffa80`111c9c90 00000000`00000000 : Ntfs!FindNextIndexEntry+0x1b4
fffff880`181e7370 00000000`00000000 : 00000000`00000000 00000000`00000000 00000000`00000000 00000000`00000000 : Ntfs!NtfsRestartIndexEnumeration+0x2a2
FOLLOWUP_IP:
TRArcsyB+28b6c
fffff880`0286fb6c ?? ???
SYMBOL_STACK_INDEX: 5
SYMBOL_NAME: TRArcsyB+28b6c
FOLLOWUP_NAME: MachineOwner
MODULE_NAME: TRArcsyB
IMAGE_NAME: TRArcsyB.sd
DEBUG_FLR_IMAGE_TIMESTAMP: 4c96962a
STACK_COMMAND: .cxr 0xe98348f375c03b41 ; kb
FAILURE_BUCKET_ID: X64_0x1e_c0000005_TRArcsyB+28b6c
BUCKET_ID: X64_0x1e_c0000005_TRArcsyB+28b6c
Followup: MachineOwner
---------
補足)
プログラム開発は素人なのでメモリダンプを解析しようとしても何をどうやればよいのかさっぱりなのですが、「arcsys.exe」の内部でTRArcsysB.sdが実行されその際にメモリ関連でFaultしているように思います。
TRAP_FRAMEの出力結果はx64のケースではすべてを信頼できないような記事がありました。
このTRAcsvBはDTCP-IPの組み込みモジュールだと思いますが、DTCPはライセンス組織が発行した機器証明書を各機器が所持しており、コンテンツの伝送の際に、この機器証明書を相互に検証し、認証・鍵交換を行い暗号鍵を共有する仕組みがあるようで、不正デバイスの除外などを行なっています。DigiONの場合は、DRM製品の生産コストを抑える仕組みとしてDiNASを採用しており、デバイスキーはインターネット接続時にインストールされるようですので、こういった仕組みがサーバーOSとクライアントOSとの違いによってうまく動作しないのかもしれません。
たとえばインターネット接続が切れた状態でDiXiM Digital TVを起動するとうまく動作しないのは、機器認証や鍵の更新などの確認ができないためかと思います。これについては製品説明に「インターネット接続環境が必要」といった文面の通りです。
またWHS2011ではインストール後にはワークグループ名やホスト名(サーバ名)を容易に変更来ません。
これはActive Directory 証明書サービスが構成され、ホスト名によって自己著名証明書を発行しているためのようです。
こういったことも影響しているのかもしれませんが、結局は、WHS2011がサポート対象外だからの一言で片付きます。
これと同じような事象はIO-DATAのMVPシリーズであるGV-MVP/HS?を搭載したWindows 7でもあったようで、サポートソフトウェアのバージョンによって発生したりしなかったり、まさにドライバーのでき次第ということのようです。
だからといってサポート対象外のWHS2011でどうにかしろというのは間違っています。
自己責任でどうにかできないならやらなければいい
原因がドライバー自体の問題なのかドライバーが想定している環境でないためなのかはわかりませんが、Windows 7では動作するのだから恐らく後者だと思います。
だからといって何をどうすればよいのかを探る術も私には全く検討がつきませんので、ここでWHS2011のDTCP-IP対応は断念することにしました。
わりきってスタンドアロンな録画&視聴用PCで運用するのか
地デジの視聴、録画やTV番組録画の視聴はこのPCのみであれば可能です。
DiXiM Media Server 3 for mAgicTVの役割は何だったかというと、mAgicTVシリーズでしか扱えないTV番組録画データを一般的な機器(デバイス)で扱えるようにするための互換性の向上です。ただし、一般的な機器といっても地デジTV番組録画データは著作権保護があるのでDTCP-IP対応でなければムーブ/コピーやネットワーク配信ができません。
今の状態のままだと、mAgicTV Digitalの初期インストールをCD-ROMから行なっていないことになるのでブルーレイなどの外部記憶メディアへのムーブ/コピーもできないはずです。
仮にサポートCD-ROMが手に入ってもメディアに書き出せるだけですが、書き込み用ドライブがない我が家では全く状況に変化はありません。
そのため録画した番組はこのPCでのみ利用するしかありません。
そう割り切って使うのもアリだと思いますが、それにはローカルのHDDの容量と障害対応ができていないので撮りだめしていくといつか不幸になりそうです。
さらに視聴時のmAgicTV Digital Playerの操作性の問題が浮上します。
REC-BOXのTV番組録画データをどうやって視聴するのか
スタンドアロンな録画&視聴用PCと割り切ったとしてもREC-BOXに移動した著作権保護のあるTV番組録画データはどうやって視聴すればよいのやら・・・
メインPCのグラボはHDCP対応ではありませんし、モニタはCRT(アナログ)なのでREC-BOXに付属していた視聴用のDiXiM Digital TV for IO-DATAが動作しません。
動作するのは妻のノートPCくらいでしょうか・・・
現在のTVで視聴を考えるとPS3のようなDTCP-IP対応のDLNA DMRデバイスの購入か、TV本体を買い替えするならDTCP-IP対応のDLNA DMR機能搭載製品を購入することになります。
この解決に仮想マシンは使えるのか
メインPCでは、WMware Playerを使っているので仮想マシン自体には抵抗はありません.
しかし、この場合はあるアプリを使いたいだけなので性能もそれほど気にしていませんしトラブルが発生してもまた再構築すればいいや程度の気軽さがあります。実際に1台のPCでサーバOSとクライアントOSを構成する場合を考えると、ホストOSやゲストOSはどっちをどうすればよいのか性能面や運用面など様々な点で迷います。
WHS2011はNAS+クライアントPCのバックアップ+DLNA Media Server用途、Vistaは地デジ録画+著作権のあるTV番組録画データの配信サーバ用途として構成したいわけですが、どちらも多くのストレージ容量を必要とするためメインPCで利用しているWMware Playerのように簡単ではありません。
しかし、仮想マシンからは仮想ソフトのサポート対象デバイスしか参照できないので、地デジチューナを使うにはホストOSのみに限定されます。
今現在はこのGWを利用して、以前に試したHyper-V Server 2008 R2 SP1でトライ中です。
WMware PlayerやVirtual BoxにしなかったのはどちらをホストOSにするのがベストかの答えがだせなかったのと、今あるHDD台数から考えられる構成でしっくりくるのがHyper-Vを使った構成だったためです。
Hyper-V Server 2008 R2 SP1を使うメリット・デメリットがあります。
前回は仮想マシンのVistaはHome Premiumだったので統合サービスを導入できませんでしたが、今回はUltimateにしていますので操作性というか性能は改善されると思います。
しかし、マザーのHDMIが使えるのか?といった不安があります。
HDMIはPCをデジタルTVに接続して視聴するために必要なだけなので、DiXiM Media Server 3 for mAgicTVが使えればネットワーク配信して再生デバイスで視聴するパスが残っているのでそれほど重要ではありません。
・・・・
というか仮想マシンからチューナデバイスがみえなくなるんだった。
Windows 8ではHyper-V 3.0が使えるようになるとか・・・
Windows 8 Consumer PreviewではHype-Vマネージャ(管理ツール)しか選択できないようでしたが、恐らく、BIOSの設定を変えれば利用できたのかなぁと思います。
ライセンス上の話とかまだ不明ですけどもWindows 8でHyper-V(Ver3.0)が使えるならVistaからWindows 8に移行するメリットがありそうです。
一応、Windows 7で動作するアプリはWindows 8でも動作するようですけどもグラフィックドライバ周りが変更になってるようですし、地デジ関連は製品の正式サポートが謳われてないと今回の件を含めて何があるかわからないのでリスクは高いです。
すでにGv-MVP/XSWは何世代か前の製品になってしまうわけでWindows 8対応なサポートソフトをリリースしてくれるとは思えませんので、そのときには運任せでやるのか・・・新しいPC用地デジチューナーカードを購入するのか・・・それとも家電機器から代替品を購入するのか・・・
いろいろ考慮すると家電機器にしたほうが安定性、操作性でメリットがありそうですし、この先OSを買い換えたりそれによってハードウェアも補強することを含めるとトータルの金額はかわらないように感じます。
家電製品はPCと比較すると「拡張性が悪い」とか「バックアップ環境を構築すると割高になる」という認識がありましたが、地デジのようなデジタルコンテンツの著作権保護の影響を受ける範囲ではどちらも同じであると感じました。
なぜなら、PCの構成が変わると別のデバイスとして識別され既存データやバックアップデータが再利用できないからです。
PC用チューナは1万前後で手に入るので家電のデジタルレコーダ製品と比べると安いと感じますが、そもそもPC用チューナとデジタルレコーダの価格を比較すること自体がフェアではないと思います。
録画専用PCとするのであれば、PC本体を含めた価格(ブルーレイ書き込みドライブ含む)と家電のデジタルレコーダ製品(ブルーレイレコーダなど)を比較するべきでしょう。
とりあえず、WHSv1からリストアしたVista X64にVMware Playerを導入して、ゲストOSをWHS2011で使うことにします。
WHS2011のデータ用ディスクにはRaid5またはRaid10アレイを使いたいところですけども、今は不可能なのでHDDが壊れないことを祈るしかありません。
追記
仮想マシン上のデバイスマネージャからは内蔵の地デジチューナは認識されません。vmware player でもHyper-Vでも同じで仮想ソフトがそのデバイスをサポートしていないためです。
なので、録画用にするOSはホストOSでないと無理なようです。
Hyper-V Server 2008 R2という選択肢はなくなりました。
Windows 8のHyper-Vで本番環境を構築することはまだできないので、wmware playerでホストOSをWindows Vista、ゲストOSをWHS2011となります。
これにはWindows Vista(録画用PC) のバックアップをどうするのか?という課題が残ります。
WHS2011でVistaのクライアントバックアップをとってもリストア中はWHS2011が停止した状態なのでリストアができません。
わざわざこれだけのためにバックアップソフトを購入するのは勿体ないので、OS標準機能のバックアップ(復元ポイント)で対応するしかなさそうです。
結論
いまのぐだぐだな状態はとりあえずおいといてベストな環境を考えると、
WHS2011は著作権保護のないコンテンツのメディアサーバ&ファイルサーバ&クライアントのバックアップサーバとして使用し低消費電力&静音な小型PCで外付けのRaidハードディスクケースを接続して構成
DTCP-IP対応DLNA機能搭載のブルーレイレコーダを新規購入して、著作権保護のあるデジタル番組の録画&ストリーミング配信
PS3を新規購入して、メディアサーバ(WHS2011、ブルーレイレコーダおよびRECBOX)からストリーミング配信によってTVで視聴。
RECBOX(HVL-AVR)はHVL-AVSにアップグレードし、保存したい録画番組はカセットHDDにムーブ。
これを構築するには追加投資はWHS2011本体が約3万円、外付けRaidケースがHDD5台込みで約10万円、ブルーレイレコーダ(内蔵HDD500MB)が約5万円、PS3が約2.5万円となります。
WHS2011本体と外付けの優先順位は低いので、とりあえずブルーレイレコーダとPS3を購入するだけでもかなりいいかんじになりそうです。
※ブルーレイレコーダの機種によってはPS3は不要になる