スマホを持っていれば一番有効利用できるのが電車の乗り換え案内に使用する「乗り換え案内アプリ」です。
ここでピックアップしているアプリには、すべての移動手段での出発地から目的地のルート案内ができるアプリもありますし、出発駅から到着駅の乗り換え案内だけのアプリもあります。
今回検証するのは出発駅から到着駅までの電車を使ったルート案内にフォーカスしています。
乗り換え案内の種類
機能で大別すると以下の種類があります。
シンプルな乗換案内
出発駅から到着駅までの乗換駅の検索が可能なシンプルな乗り換え案内です。
時刻表や運賃表などの情報を持ちません。
一般的な乗換案内
出発駅から到着駅までの検索で条件に出発時間や到着時間などを指定できるほか、乗り換え回数や運賃、所要時間などでルートを選択可能です。
時刻表や運賃表などの情報を持つため乗り換え時間、定期代の算出、切符だけでなくIC運賃なども算出可能です。
その他、乗車位置、到着ホームなどの案内もできるアプリがあります。
オプションで迂回ルート検索、定期ルート優先検索、駅情報表示などの機能があります。
トータルナビの乗り換え案内
検索条件に駅やターミナル以外に住所や施設などスポットを指定したり、地図から直接選択することができます。
現在地はGPS機能で取得し地図と連携してルートや現在地の表示が可能です。ルートのナビゲーションができるのもこのタイプです。
移動手段も鉄道だけでなく車・バス・タクシー・飛行機・船などが選択できます。
その他
Japan Transit Planner WEB版
鉄道系の旅行者向けアプリの場合は、出発地または到着地のどちらかが成田空港や羽田空港になっているものばかりでその他の乗り換え検索が使いにくくなっています。このアプリは、2020年のオリンピック、パラリンピックに向けて開発されたWEBアプリです。
他のアプリと異なるのがまず他言語対応、旅行者用の情報案内も充実しています。
地図などトータルナビの機能を使うにはジョルダン製だけあって課金が必要です。ジョルダン乗換案内サービス
意外と種類は少ない
結局アプリをまとめると乗換案内の機能と地図の機能にわかれそれぞれ主となるメーカーは限られているのが現状です。
どれを使ってもそれの組み合わせでしかないと思います。
乗り換え案内
運賃、乗換駅、所要時間だけでなく時刻を考慮した検索に対応している乗り換え案内が使われています。
- 駅すぱあと(Yahoo!路線情報)
- ジョルダン(goo/Google検索/Googleマップ/らくらくおでかけネットの時刻を考慮した検索など)
- NAVITIME(東京メトロ/東武鉄道/東京急行電鉄/小田急電鉄/相模鉄道?など)
- 駅探(京浜急行電鉄/京成電鉄/北総鉄道/西武鉄道/京王電鉄など)
地図
- Google マップ(Google)
- Yahoo!地図(Yahoo!路線情報)
- オープンストリートマップ
- goo 地図
- Mapion
- Bing 地図
- MapFan(駅探)
- NAVITIME(NAVITIME)
どのアプリがどの地図を使用しているのかすべては把握できていませんが、トータルナビアプリでなければ地図は必要ありませんので路線図や駅構内図程度で足ります。
検証対象アプリの選定
今回はトータルナビ機能のあるアプリで無料を含め現在追加料金なしで利用できるアプリを対象とすることにしました。
- Google マップ
- Yahoo!路線情報
- NAVITIME for auスマート
駅探や駅すぱあとは乗り換え案内としてはかなり人気の高い製品ですが、出発駅/到着駅でしか検索できないので対象から外しています。
1番でジョルダン、2番で駅すぱあと、3番でNAVITIMEの乗り換え案内機能の検証ができるはずです。
ルート検索条件
以下の条件にて検証してみました。
- 出発駅は京急金沢文庫駅
- 目的地を東京ドーム
- 出発時間2019年4月20日 18時30分
この条件の場合、JR東日本の乗り換え案内と東京メトロの乗り換え案内が利用できます。
比較項目
早ルートの検索結果の以下の項目で比較しました。
- 所要時間
- 運賃
- 乗換回数
- ルートの正確性
- 付加情報(運行情報、到着ホーム、降車ドア方向、乗車位置案内など)
解説
出発地は京急の金沢文庫駅にしています。目的地は東京ドームにしています。
東京ドームの最寄り駅がどこなのかわからないことを前提にしています。
東京ドームの最寄り駅は以下の4駅くらいが候補になると思います。
- 都営三田線水道橋駅
- JR中央・総武線水道橋駅
- 東京メトロ丸の内線後楽園駅
- 都営大江戸線春日駅
Google検索
Google検索であれば「〇〇からXXまでの経路」と入力すればルート検索ができます。
この場合、現在時刻(すぐに出発)での経路検索結果です。
日付時間指定する場合は「すぐに出発」のボタンから条件を指定しなおして再検索する必要があります。
Googleは音声入力対応でかつ音声認識の精度は恐らく無料の中で最高レベルだと思います。
とにかく早く検索したい場合にはGoogle検索が便利です。
地図はGoogleで乗換情報はジョルダンが提供しているようです。
最も早いルートで1時間7分、都営三田駅乗換で都営三田線水道橋駅下車という結果です。
路線のカラー表示が独特でGoogleマップのものとも異なります。
Googleマップ
通常は出発地は現在値をGPSで検出し到着地のみを指定する使い方が一般的です。
結果はGoogle検索と同じなので違う点にフォーカスして紹介します。
PCがあれば地点編集やルート編集が可能です。
ルートの共有方法は登録したルート地図を公開し相手にそのURLを送信します。
スマホで使用するにはマップデータをダウンロードするためか少し重く遅いです。
地点は緯度経度でも管理しているため他の地図アプリとの互換性はあるはずですが、住所の指定方法で〇丁目〇番地〇号とするか〇ー〇ー〇や〇〇ビル△階などを指定するかどうかで場所の位置が変わることがあります。〇丁目〇番地〇号があいまいであったり存在しないと判断されれば確実な個所だけで位置を決定してしまいます。Googleマップの地点の指定方法の癖を理解してうまく使ってください。
エクスポートした位置情報データとインポート先の地図アプリが位置決定に使用するデータがあっていないととんでもない場所をマークしてしまいます。
最初のうちはインポート先の地図アプリで実際にインポートしてみて正しい場所をマークしていることを確認してから相手に送ってください。
GPSが検出した緯度経度の数値が使われていると、転送先のアプリで表示する際にインポート時のGPSの誤差で地図上のポイントがズレるようです。
電話番号や施設名の方がインポート先のアプリで同じ場所にマークしてくれます。
住所はアプリによって認識できる番地などの書き方が異なるためこれもズレの原因になります。
住所は半角か全角かでも結果はことなりますので非常に繊細です。
Googleマップはカーナビとしても十分に利用できます。
最速ルート
Yahoo!乗換案内
地図はYahoo! Japan地図です。
Yahooのサイトから検索するWEB版(Yahoo!路線情報)とダウンロードしてインストールするアプリ版(Yahoo!乗換案内)があります。
NAVITIME for auスマート
NAVITIMEはできることで有料と無料にわかれます。
キャリアがauであればauスマートパス会員は追加料金なしでNAVITIME for auスマートを利用できます。
NAVITIME for auスマートの機能で物足りないのであれば、別途月額料金が必要なauナビウォークがあります。
au ナビウォークはNAVITIME for auスマートの高機能版の位置づけです。
NAVITIMEはアカウントを作成すれば管理機能が利用可能です。
結果まとめ
各サイトまたはアプリの乗換ルート検索結果です。
項目 | 所要時間 | 運賃 | 最寄り駅 |
---|---|---|---|
1時間7分 | IC781円 | 都営三田線 水道橋 |
|
Googleマップ | 1時間7分 | 790円 | 都営三田線 水道橋 |
Yahoo!乗換案内 | 1時間10分 | IC828円 | JR中央・総武線 水道橋駅 |
NAVITIME for auスマート |
1時間2分 | 790円 | 都営三田線 水道橋 |
GoogleやNAVITIMEでは京急線⇒都営浅草線三田駅⇒都営三田線水道橋というルートになりました。
確かにこのルートが楽ですが早さと安さでは横浜でJR乗換に軍配が上がります。
Yahoo!乗換案内ではJR乗換となりました。
このYahoo!乗換案内でもGoogleやNAVITIMEのルートと同じ結果がでているのが回数順のルート1です。
各アプリの所要時間の違い
乗り換え時間
Yahoo!乗換案内の回数順のルート1での所要時間が1時間14分です。
そうするとGoogleともNAVITIMEともことなります。
なぜ同じルートで所要時間の計算に差がでるのでしょうか?
今回のルートは乗換回数1回で、乗換駅が都営三田駅です。
各アプリの三田駅の乗り換え時間を三田駅の発着時間の差で比較してみました。
アプリ名 | 着 | 発 | 差 |
---|---|---|---|
19:17 | 19:22 | 5分 | |
Googleマップ | 19:17 | 19:22 | 5分 |
Yahoo!乗換案内 | 19:17 | 19:29 | 12分 |
NAVITIME for auスマート | 19:17 | 19:22 | 5分 |
GoogleやNAVITIMEは三田駅の乗り換え時間が5分に対してYahoo!乗換案内は12分です。
この12分は22分発の電車には乗り換えが間に合わないと判断されその次の29分発の電車に乗り換える案内になっているようです。
三田駅の浅草線ホームから三田線ホームまでの移動時間を考慮した場合、5分の乗り換え時間が妥当なのか?
19:22分は発車時刻
時刻表の時間は発車時刻です。
発車できる状態とはドアが閉まって安全確認が終了した状態ですのでこれらの時間を引いた時間には乗車していないといけません。
なので少なく見積もっても2分前には三田線4番ホームにいないと乗車できません。
乗り換え時間は3分くらいしかないことになります。
情報を制する者は3分で間に合う
三田駅構内図
なぜか構内図ののりかえ・出口案内はホームにあるものと異なります。
そしてホームにあるものより使いにくいのでなんでわざわざ載せているのか疑問です。
そもそも改札階の通路を使うことを前提として案内されているのですが、改札階B1Fはバリアフリーではありません。
浅草線ホームで無理して階段を上ってA8~A10へ行く必要はありません。
三田線ホームへ行ってからエスカレータやエレベータで上った方が断然楽です。
乗車位置情報
三田駅で浅草線から三田線への乗換えは車両前方が便利であることがわかっていれば乗車時に前よりの車両に乗ることができます。
そうすれば乗り換え時間が少し短縮できます。
知らずに後方車両に乗車していた場合、ホーム内の移動に時間を要します。
そうすると3分は恐らく無理です。
事前に前方車両が乗換に近いことがわかっていればその分余裕がとれます。
乗車位置情報があるのはNAVITIMEとYahoo!乗換案内だけでした。
出口からの距離と徒歩速度
到着ホームから目的地までどの出口からどれくらいのスピードで歩くかで所要時間に差が発生します。
またそもそも目的地がアプリで微妙に異なるため徒歩距離が変わります。
都営三田線水道橋駅の到着ホームから目的地までの時間を比較してみました。
それぞれのアプリの徒歩ルートです。
Google/Googleマップ
A3出口-徒歩8分
Yahoo!乗換案内
三田線東京ドームシティアトラクション方面改札-駅出口A5-徒歩10分
NAVITIME for auスマート
A5口直進-徒歩5分
都営三田線水道橋構内図
都営三田線水道橋駅の場合はA5
駅の案内の東京ドームへの出口はA5です。
前方車両から降車してエスカレータを上って、改札を出て、A5出口へ向かうと上り階段です。
これを上れば地上にでれます。
階段だけなので誰でも上れるわけではありません。
エレベータがあるのがA2出口側でJR水道橋方面です。
そうすると、たとえばベビーカーで移動しているなら、JR水道橋駅の案内のYahoo!乗換案内乗換回数3回の方がいいように思います。
JR水道橋駅の場合は西口
しかし、JR構内図を見ると水道橋駅ホーム階は地上2階、改札階は地上1階のようです。
JR水道橋駅の出口は西口と東口です。
地上のJR東口から三田線の地下A5出口へどうつながるのかが行ったことがないのでわかりません。
色々調べるとJR水道橋駅からなら西口から出て東京ドームシティのゲートをくぐれば約5分くらいで到着するようです。
バリアフリールートは三田線がある方面の東口改札のほうだけです。
Yahoo!乗換案内は誤案内!?
Yahoo!乗換案内は都営三田線の水道橋駅とJRの水道橋駅を同じ施設内として処理されてしまっているようです。
NAVITIMEの安いルートではJR水道橋駅からのルート案内になっています。
それによるとやっぱり東京ドームへは西口徒歩約6分です。
なのでYahoo!乗換案内にあるA5出口は誤案内と解釈しました。
なぜならJR水道橋駅でA5出口を探しても存在しないので見つかりません。
「A5出口はどこですか?」
と聞いてしまうと三田線のA5出口を教えてもらえても結局、東京ドームへ遠回りの三田線経由のルートになってしまいます。
徒歩時間は10分とありうその時間ではないので最寄り駅から徒歩ルートの所要時間でこういう間違いがわかるかもしれません。
ルート情報の保存と共有
よく利用する検索条件をMyルートに登録したり、ルート検索結果をメモとして保存したり、知人と共有したりなどいろいろ使い方はあると思います。
今回紹介した中ではGoogle/Googleマップはスマホだけでは多分無理です。
PCでルート編集や公開などをすれば可能です。
地点登録(自宅、会社・学校)、Myルート、ルートメモ、検索履歴などをうまく利用すれば検索が楽にできます。
それらのルート情報を使って再検索する場合は「現在時間で再検索」「終電」「始発」など時間の条件を変えるだけで簡単に再利用できます。
検索結果の保存や共有では、メール送信する場合、ほとんどのアプリが本文に文字列として入力し送信します。メールに画像を添付するスタイルではありません。
テキストの方がわかりやすい人にはそれでいいでしょうし、画像の方がわかりやすい人には別の方法で送信が必要です。
このブログに埋め込んだように画像を共有したい場合は、共有機能から登録されているSNSやクラウドに送信すれば可能です。
Yahoo!乗換案内はメール以外でもテキストファイルを作成してしまいますので「スクショ」でまず画像を取り込みLINEやその他SNSやクラウドに送信することで可能になります。
※スマホの機能のスクリーンショットでは画面に表示されている部分しか保存できません。
最寄り駅の設定
最寄り駅を登録しておくと、その駅の時刻表や運行情報などを表示可能になります。
中には、スマホのホーム画面にショートカットを作成したり、ウィジットととして表示できるものもあります。
NAVITIME for auスマートだとデイリー機能で行き帰りの表示を自動で切り替えることも可能です。
Yahoo!乗換案内だと通勤タイマー機能などを使うとよいでしょう。
考察
無料アプリでも十分な機能で、知らない場所にでも迷わず行けそうです。
使い方はいろいろで、自分だけで使う場合もあれば検索したルートを友人知人と共有して一緒に移動する場合もあると思います。
ルート検索の精度だけでなくそういったオプション機能の細部にまでこだわるとこれだ!といえる1本に絞るのは困難です。
文字入力が苦手だったり面倒と思う人にはGoogleの音声入力は非常に便利でこれだけでも選択の理由になります。
万人向けにするために機能が増えると、逆に、画面表示が煩雑になり重要な情報がぼやけてしまいます。
画面に表示できる情報量は限られているためその量が増えると操作性にも影響します。
一番良いのは使う機能だけ見たい表示だけをカスタマイズして設定できるアプリだと思います。
外部アプリなど必要な情報へのリンクボタンまで配置ができればいうことなしです。
現在地のわな
出発地をGPS機能で自動取得するのは便利ですが、駅構内(特に地下)にいる場合にこの機能を利用し出発地を現在地にしてしまうと、GPSによって住所に変換されその場所からのルート検索となるため、駅構内にいるという認識はしてくれず、実際には不要な移動時間が含まれるため出発時間が遅れ乗車電車は何本もあとになってしまいます。
この場合、NAVITIME for auスマートなどでは駅構内にいるかも?といった場合には○○駅?と表示が出ますのでそれを選択すれば不要な移動時間を含まずにルート検索をしてくれます。
どのアプリも駅構内や地下施設のルート案内(ナビゲーション)が苦手
今回比較したアプリ以外でも駅構内の徒歩ルートや地下の徒歩ルートを案内しているアプリはなかなか見かけません。
有料アプリであってもその正確性には問題があります。
ARによって実際の風景をカメラに取り込みその画像の中にルートを表示しても地下のルート案内は精度と応答性で衛星を利用したGPSの限界だと思います。
東京メトロ東陽町「LinkRay」
地下だと必ずあるのが天上で照明です。
これらを利用して衛星のGPS信号ではなく照明から情報を送ろうとするのがこのLinkRayです。
パナソニックの技術を利用しています。
将来的に利用者各々に必要な情報が利用できるようになれば最高です。
おすすめはYahoo!乗換案内
基本機能は十分、なにより「より見やすく」「より使いやすく」をコンセプトに進化し続けているのが特徴で無料とは思えないほどの完成度です。
ただ、一部まだまだ改善が必要なところもあるかもしれませんが、乗車位置や乗換出口などの案内がある点で初めての場所でも迷わず目的地に到着できそうです。
おすすめの理由
ルート検索数が豊富
時間順
回数順
料金順
それぞれ複数ルートを検索できるので自分にあったルートがきっと見つかるでしょう
乗車位置、発着ホーム、降車ドア案内
他のアプリと比べて完全に優れているのはこの乗車位置、発着ホーム、降車ドア案内です。
乗車位置案内では詳細情報でその降り口にどのような設備があるかがアイコンで記されています。
駅すぱあとの機能だと思いますが、初めて行く場所では役立つ機能です。
ただし、情報が正しいことが大前提です。
金沢文庫駅乗車位置(三田駅降車場所)
三田駅乗車位置(水道橋駅降車場所)
発着ホーム、降車ドア案内
最寄出口案内
東京ドームの例ではYahoo!乗換案内は誤案内といえる結果でしたが、逆に正しい案内の場合もあります。
アパホテル 三田駅前の三田駅の最寄出口はA9が正解!!
到着地を「アパホテル 三田駅前」で検索した場合、三田駅の出口案内がA9となり、アパホテル三田駅前公式ホームページのアクセス案内の内容と一致するのはYahoo!乗換案内だけでした。ジョルダン系やNAVITIME系はすべて浅草線側のA7出口を案内します。
A7出口は過酷
なぜ出口をA7ではなくA9にこだわるのかというと、その理由は三田駅の構内図を見ればわかります。
A7出口はホーム階⇒改札階⇒地上階まですべて階段、さらに地上に出てからもそこそこ距離があります。
浅草線のホームから移動した場合でも結構な階段の数ですが最悪のルートが三田線ホームに降車して三田線改札から出て改札階を使って浅草線方面へ移動した場合、さらにルート内に階段が増えます。
一方、三田線側にあるA9出口は、ホーム階⇒改札階⇒地上階まで上りはエスカレータありです。仮に浅草線側から来たとしても連絡路は下りエスカレータがありますので問題ありません。ホテル利用者=旅行客でしょうから近いだけでなく、荷物の多いお客様のためエスカレータがある出口の案内をホテル側もしているものだと思います。
それがルート検索に反映できている点でYahoo!乗換案内をお勧めします。
たまたまかもしれませんが、重要なポイントです。
※三田駅の駅ホームにある構内図は浅草線と三田線で分離されているため理解しにくく参考になりません。公式サイトにある構内図が非常にわかりやすいです。
また、駅周辺図はホームにあるものではなく改札外にある周辺図にアパホテルの場所が記載されています。
他のアプリがダメというものでもなく音声入力がおすすめでとにかく早くルートが知りたい場合など簡易検索ならGoogleがよさそうですし、auスマートパスユーザならNAVITIME for auスマートでいいと思います。
最後に
乗り換え案内の例で記載しましたが、結局、使いこなすというのは、ルートの情報通りに行動しないとダメだと思い込みをしてしまうのではなく、その情報からどう利口に行動できるかを考えるスキルがあるかどうかです。
書いてある通りしかできないからそれしかないと思い込みその通りできないと損したように勘違いしてみっともない言動をしてしまうのだと思います。
駆け込み乗車もその1つの行為です。