WHSにHDDを追加

以前、プライマリHDDの容量不足に対応するため、一時的に共用フォルダであるRecorded TVフォルダの複製のみOFFにして運用していました。

1TBのHDDを購入したので、さっそくWHSに追加しました。
また、これまで使っていた250GBのHDDは、ケース内のスペースの都合で取り外すことにしました。

これで、データ用の総容量は約2TB(1TBx2台)になったわけです。

次に、Recorded TVフォルダの複製をONにしました。
それぞれのHDDの使用率が均等でないため、片方のHDDの使用率が94%になり、警告メッセージがでるようになってしまいます。

同じ容量のHDDを使用しているので均等に使用してほしいわけですが、これならRaid1(ミラーリング)のほうが良いように思います。

ドライブエクステンダーは、メンバーへの追加が同容量でないと無駄が生じるなどといったこともなく、デバイスの種類も緩和されていて便利そうですが、実際にさまざまな容量のデバイスを追加し、複製を使用するととんでもないことになりそうに思います。
また、今後オンボードのRaidコントローラとそのマネージャソフトウェアの機能アップによって、ドライブエクステンダーのメリットは薄れていくように思います。
今でさえ、拡張の容易性でのメリットはあるかもしれませんが、アクセススピードではRaid0、Raid5、Raid0+1やRaid1+0に劣っています。
S-ATAのHDDのみで、最初から十分な容量を準備して構成できるのであれば、可用性、スピードでRaid1+0のほうが優れているように思えます。

拡張の容易性については、ICH10とかP55とかX58などのRaid機能の詳細を把握していないので、一度調べてみる価値はありそうです。
ただ、できたとしても本当に安全にできるのか・・・
私の場合、これを試行するだけの環境が整備できないので、かなりのリスクがあります。

これからWHSを構成する人は、検討してみてもいいのではないでしょうか
※アクセス速度を気にする方は、LANは1GBaseTで構築しないと、ネットワーク帯域がボトルネックになります。

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この記事を書いた人

大阪府門真市に生まれ、高校卒業まで京都府福知山市で育ち、大学は工学部電子工学科を卒業。半導体設計会社に勤務ののちインフラエンジニアとして監視基盤の運用設計業務に就く。現在は都内の施設に勤務。横浜在住。人の役に立てることができればいいなと日々思っています。

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