ドライブエクステンダーについて
ドライブのパーティションは、以下のようになる。
①システムパーティション
- プライマリHDDの20GBを使用。
- OS導入(システムデータ)の場所。
②プライマリデータパーティション
- プライマリHDDの①を除く残り。
- ③のファイルテーブルを保存。
- ③のファイル数が増加するとテーブルサイズも増加。
- ③が不足した場合の最終手段としての領域。
③セカンダリデータパーティション
- プライマリHDD以外のHDDで構成
- 共有フォルダのファイル(シャドウファイル)を保存。
- 大きな1つのHDD箱として取扱。
- 複製ON時は、別ドライブにセカンダリシャドウファイルを保存。
- 同じ容量のHDDでなくてもOK。
- USB2.0、IEEE1394、SATA、PATA などのI/Fのストレージが使用可。
※ローカル上では、①がC:ドライブ、②がD:ドライブ。③が②からのシンボリックリンク。
※ドライブエクステンダー機能を有効にするには最低2台のHDDが必要。
※プライマリHDD(①と②)は、300GB以上を推奨。
新しくファイルが追加される際のフロー概略(※複製ON時)
※私の認識での話です。間違っていたらごめんなさい。
(1)②のファイルテーブルにエントリ作成(Tombstoneファイル作成)
(2)保存先ドライブを決定(シンボリックリンク作成)
(3)保存先にマスタシャドウファイル(データ自身)を保存
(4)2つ目の保存先に別ドライブを決定
(5)セカンダリシャドウファイル(複製ファイル)を保存
(6)②のエントリにセカンダリシャドウファイルの場所を追加
上記(1)~(6)は、ファイルシステムフィルターが行う。
通常は、ファイル単位で保存先Diskドライブが選択される。
(複数のファイルを1度に作成する場合は利便性を考慮し同じDiskドライブを選択。※たとえばフォルダごとコピーする場合)
疑問点
- ②がすごく重要に思えるがバックアップはどうすれば?
- 複製ONにするとやっぱり容量は2倍必要?
- 優位性は、移行の容易さとドライブの制限緩和?
あとは、誤って削除したファイルの復元方法の調査だなぁ