我が家の環境については以下を参照ください。
構成:「自宅の地デジ録画・視聴の環境」
設定:「地デジTV番組の録画および視聴について-設定-」
構築が終わればあとは運用になりますが、これについては日々改良していくことになります。
また、人によっても何がベストなのかは異なりますので自分好みに変えていくことができれば満足度もUPしていくと思います。
苦労の甲斐があり、一通りの環境も整い一部のケースを除き録画の失敗もほぼゼロになって安定した環境が構築できました。
今後の課題
(1)視聴時の操作性の向上
視聴時の操作には、SoundGraph社の赤外線リモコン、無線マウスと無線キーボードの3つを利用しています。
リモコンはWindows Media Center用にカスタマイズできるもので完全互換ではありません。また、いくつかのボタンが壊れているようで使えないボタンがあります。買い換えれば済みますが赤外線タイプは受光部にUSBケーブルが付いているため不細工になってしまうのが嫌で無線タイプのものを探しています。DLNAの3BOX構成が安定動作するのであれば、それに対応したAndroid端末をDMCにして使うことを視野にいれています。携帯電話のサービス契約は来年2月更新なのでそのときがチャンスでもあります。
無線マウスはマウスのサイドボタンによく使うプレイヤーの機能を設定して使っています。リモコンがなくてもマウスだけで操作はできますが、水平な場所が必要な点がデメリットになっています。ボタンが少ないためにプレイヤーの機能すべてを設定できません。
無線キーボードは場所をとるためほとんど使うことはありませんが、PCの起動時にはパスワード入力で使います。あと視聴時はマウスでなんとかなっています。環境設定変更(番組予約含む)などで使うことがある程度でしたが、キーボード操作をするにはTV画面も内蔵のLCDも見にくいため、リモートデスクトップで作業するようにしてからはほとんど使わなくなりました。番組予約登録もリモードデスクトップで行っています。
改善案1.Android端末による代替
改善案2. Windows Media Center対応のリモコン
(2)番組表の影響を無くす
録画の予約には電子番組表が利用されますが、この番組表のタイトルやカテゴリ表記に一貫性がないために録画漏れが発生したり、視聴時の一覧表示が煩雑になってしまっています。
録画予約はmAgicTV Digitalのおまかせ録画機能を使っています。
この機能は、録画したい番組の「タイトル」、「ジャンル」、「放送日時」を設定し、番組表に一致するものを自動的に録画予約してくれるものです。
しかし、ある日突然にタイトルが変わったりジャンルが変わるために毎週録画していた番組が録画できなくなります。
前番組の延長や放送内容変更により、不要な番組が録画されてしまいます。
Windows MediaCenterの場合はタイトル名でシリーズごとにフォルダーわけをしてくれますが、タイトル名が1文字違えば別フォルダーになってしまいます。
さらには、番組内容の箇所にはサブタイトルや放送回数を設定するはずが空欄だったり文字放送のマークだけだったりします。
タイトルは同じであるため録画日をみて判断するしかありません。
録画ソフトによってはタイトルや番組内容から新たにタイトル名を生成することができますが、そもそも番組内容が入力されていなければ意味がありません。
これに関しては、番組表作成時のルールの統一がされていないのが問題のように思いますし、放送変更時の番組データ更新ができていないのが原因だと思います。
地デジの本格的スタートが開始されればなくなるのかもしれませんが、あまり期待ができません。
自分で何らかの対策を考えないといけないかもという懸念点であります。
今のところ改善案はありません。
地デジ放送で思うこと。
現状、地デジになればこんなに便利になるといろいろ具体例をあげられていますが、実際にはまだまだサービスが実施されていない点が多くまた不完全なものが多いように感じます。受信側に機能が備わっていても放送局側が対応していないので使えていないのが状況です。
今のTV放送のCMの入れ方や構成・編集の雑さをみていると、TV放送は本当に必要なのか?という疑問がわいてきます。
震災のときの各局の放送内容などからもそう感じました。
節電が必要なこの時期に、27時間TVを実施するTV局があるようですし・・・放送業界に対する不信感が強くなる一方です。