WHS用のPC構成の最終形を考えてみました。
PC本体
項目 | 製品名 | 価格 |
---|---|---|
PCケース | SilverStone Sugo SST-SG05B-B (miniITX、5inchBAYx1、3.5inchBAYx1、3.5inch内蔵BAYx1) | 約10,000円 |
電源 | 300W(ケースに付属) | – |
マザーボード | ZOTAC IONITX-F-E(nVidia MCP7A-ION) | 約23,000円 |
CPU | Intel ATOM N330(オンボード) | – |
メモリ | DDR2 PC6400 1Gx2枚 ※既存 | – |
グラフィック | nVidia ION DirectX10(オンボード) | – |
サウンド | HD Audio 5.1+SPDIF(オンボード) | – |
ネットワーク | GigaBitLAN+WiFi 802.11b/g/n(オンボード) | – |
ハードディスク | HDT721010SLA360(1TB SATA300 7200rpm) ※既存 | – |
光学ドライブ | BUFFALO社製 DVDスーパーマルチドライブ(USB1.0/2.0接続)共用 | – |
その他 | RATOC REX-PE32S (PCI-E接続、eSATA拡張ボード、ポートマルチプライヤ対応)※1 | 5,300円 |
※1:マザーボードのeSATAがポートマルチプライヤ対応でない場合に必要。
外付けハードディスクケース
項目 | 製品名 | 価格 |
---|---|---|
ハードディスクケース | Century EX35ES5 (eSATA接続、ポートマルチプライヤ対応、SATAハードディスク5BAY) | 約21,000円 |
ハードディスク | HDS721010CLA332 (1TB SATA300 7200rpm) HDS721010CLA332 (1TB SATA300 7200rpm) HDS721010CLA332 (1TB SATA300 7200rpm) |
7,600円 7,600円 7,600円 |
こんな感じで、トータル約8万円の出費になります。
PCケースやマザーは至急必要なものではないので、優先順位はハードディスク、ハードディスクケース、PC本体といった感じです。
ハードディク構成について
現在は以下のとおりで、総容量1.6TBあります。
HDD1:HDP725050GLA360(500GB SATA300 7200rpm)
HDD2:HDT722525DLA380(250GB SATA300 7200rpm)
HDD3:HDT721010SLA360(1TB SATA300 7200rpm)
HDD1がシステムパーティション(20GB)+プライマリデータパーティション(残り)になります。
HDD2とHDD3がセカンダリデータパーティション(約1.25TB)になります。
システムパーティションがドライブレターC:、プライマリデータパーティションとセカンダリデータパーティションがドライブレターD:になります。
対障害のために、共有フォルダを複製ONにしているため、実データサイズの2倍の容量が必要になります。
複製をONにすると2つの物理ディスクにデータが保存されるため、現状のようにセカンダリデータパーティションを構成するハードディスク容量の差が大きいと、容量の大きいほうすべてを使用する前(総データサイズが800GBくらいになると)HDD2とHDD1の使用率が100%に達してしまい、空き容量不足となってしまいました。
そのため、現在は一時的に複製をOFFにして運用しています。
複製をOFFにした状態では、WHS自体のリカバリを行うとセカンダリパーティションのデータの保障はありません。
なので、以下の点を考慮して構成しました。
1.できるだけ複数台で構成する。
2.セカンダリデータパーティションを構成するハードディスク容量は同じ程度のものを使用する。
3.プライマリーHDDは、500GB以上。
3番については、ドライブエクステンダー使用時の推奨は300GB以上だったと思いますが、データ用HDDの容量、データファイル数によっては必要量は増大すると思われます。
500GB以上あればいいかなぁと感じていますが、HDD2やHDD3と同じ容量であれば問題もおきにくいだろうと思い余裕をみて1TBにしています。
外付けハードディスクケースについて
今回選択したハードディスクケースは、RAIDコントローラを搭載していません。
WHSのドライブエクステンダーでは、RAID構成をサポートしていませんので、そうしました。
通常、PC本体に内蔵した場合はマザーのSATAポートにそれぞれのHDDを接続するわけですが、外付けの場合はeSATAポートを使用します。
1本のケーブルで接続して複数台のHDDを認識させなければならないため、ポートマルチプライヤ対応が必須になります。
ケース側はポートマルチプライヤ対応を謳っていますので、マザーボード側のeSATAポートが対応していれば、その他のeSATAカードは不要です。
万が一対応していなかった場合のために、PCI-Eポートがあるマザーにして、ポートマルチプライヤ対応eSATAカードを拡張できるようにしています。
なお、マザー側はPCI-Expressx16、eSATAカードはPCI-Expressですが、使えるはずです。
さらに不安なのは、相性問題です。この組み合わせで、正常にポートマルチプライヤが機能するのかはわかりません。
マザーボードについて
HDMIとか無線とか必要ないものがありますが、PCI-Expressスロットがあるものがほしかったのでこのマザーを選択しました。
microATXマザーでも良いと思うのですが、Atomを使ってみたいとう興味があります。
以上、今現在、ベストだと思っている構成です。