ライトゲーム用に持って行くアイテムの量はできるだけ少なくまたかさばらないようにしたいものです。ショルダーベルトやウエストベルトにジャラジャラといろいろなアイテムをぶら下げるのも邪魔でしかありません。ライトゲーム用のフィッシュグリップとしてフォーセップを代わりに持って行くのはどうだろうかというのが今回の記事の内容です。
ライトゲームにフォーセップという選択はどうなの?
写真は現在、ライトゲームで持って行くことのあるフィッシュホルダーとフィッシングプライヤーです。フィッシュホルダーは魚を掴む用途でしか使用できませんが、フィッシングプライヤーは汎用性があり、スプリットリング外し以外にラインカッターやフック外しなどが可能です。
使用感は悪くはないのですが、どれもホルダーなどに入れてショルダーベルトなどに取り付けるので嵩張ります。この中でもダイワ フィールドプライヤー HB130 Sはコンパクトで小型のスプリットリングオープナーとして重宝しています。PEライン対応のラインカッター付きでフック外しがしやすいベント形状です。またワンタッチストッパーがついているので閉じた状態で簡単にロックができます。悪くはないのですが、魚つかみを兼ねるにはもう少し長さが欲しいかなと思います。
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まず、フォーセップとは?ですが、ウィキペディアでは以下のように説明があります。
鉗子(かんし、フォーセップ、英: Forcep)は、物をつかんだり牽引したりするのに使用する器具。主に手術器具として使う。シザープライヤ(scissor plier)とも呼ばれる。
フォーセップの製品の中には、ラインカッター、ガン玉外し、スプリットリングオープナー、フックのバーブ潰しなどの多くの機能がある製品もあります。
OWNER FT-06 マルチフォーセップ
特徴
- スプリットリングオープナー
- フック外し
- バーブ潰し
- ラインカッター(テンションをかければPEラインもカット可能)
- 2段階ロック
- 先端はストレートタイプ
- 長さは100mmと130mm
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RiverPeak シザースフォーセップ RP-TL1300
特徴
- フック外し
- ラインカッター
- フックアイニードル
- マイナスドライバー
- 先端はフラット加工とザラザラ加工
- ダブルロック
- 長さは約14cm
フライフィッシュ用のフォーセップです。
ダイワ フォーセップ
特徴
- フック外し
- ラインカッター(PEラインやワイヤーに未対応)
- シングルロック
- 先端はストレートタイプとベントタイプの2種類※
- 長さはSサイズ(125mm)とMサイズ(160mm)
※ストレートタイプはMサイズのみ
フック外しに便利
先端部はフック外し時に滑らないように全面がギザギザのセレーション加工が施されています。
フライを使用する場合に傷が気になる際やフックをバーブレス加工する場合は先端がフラット加工が施されている製品のほうが適しているかもしれません。
ラインカッターに便利
フロロカーボンやエステルラインやナイロンライン用のカッターです。
スパッと切れますがPEラインには対応していません。
しかし、PEライン(0.3号)でもテンションをかければ切断面はきれいではありませんがとりあえず切れました。
ピッカーズのラインカッターのように全く切れないわけではありません。
使用中に便利
フォーセップの特徴が、ロックして解放してが簡単であることです。
ダイワのフォーセップはシングルロックタイプです。操作は簡単でロック解除で指が痛くなるようなこともありませんでした。
フックを掴んでロックしておけば、フックがどこにいったのか?と探さなくても良いし危なくありません。
サイズ比較
写真は、フォーセップ M TypeBとフィールドプライヤー2 130HBです。
機能的な違いは、スプリットリング外しができるかどうかとラインカッターがPE対応かどうかくらいです。
あとは長さです。
指穴のサイズ
ハサミと同じ形状で2か所の指穴(リング)に2本の指を入れて使用します。
使う2本の指の組み合わせは、親指と人差し指、親指と中指、親指と薬指で小指以外の3パターンになると思います。
ダイワ フォーセップ M タイプBの2つの指穴は同じサイズ同じ形状だと思いますので、まず入る入らないは指穴と親指のサイズによります。
ダイワのフォーセップの指穴の形状は楕円に近いオーバル型です。
サイズは中心をとおる縦横の内径は2.4cmと2.1cmくらいありました。
親指が極端に太い方は適さない可能性があります。
ライトゲームポーチ(A)に装着
フォーセップならではの装着方法です。
ライトゲームポーチのようにベルトループがあると装着しやすいです。
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先端はストレートタイプの方が何かと細かな作業に使えて汎用性が良さそうですが、飲み込んだフック外しだとベントタイプの方がよいかなと思ったりしています。
口の小さな魚の奥の方にいれるならストレートタイプの方が良いのかも?シチュエーションでどっちらが適しているのかが分かれそうです。
ラインカッターやプライヤーやフィッシュグリップはいろいろ買てはいるんですけど、これスゲーという一品にはまだ出会えていないだけにフォーセップにちょっと期待があったりします。
※ラインカッターは見つけました。
とにかく、近場の海でのライトゲームで釣れる魚は20cm以下でだいたい10cm前後が多いので、今持っているフィッシュホルダーはちょっと大きすぎて魚にあっていません。丁度フォーセップくらいのサイズが良いかなと思っています。フォーセップならロックして布ならどこにでも挟んで取り付けれるので出し入れの手間がなく便利そうです。
ジグ単に限定すれば、PEラインは使用していないのでダイワ フォーセップのラインカッターでも十分使えます。フィッシュホルダーを兼ねるなら長さのあるダイワ フォーセップがベストかと考えています。
ただし、フックを飲み込んだ場合は、魚を掴んで固定する必要があるのでフィッシュホルダーやフィッシュグリップは持って行く必要があります。